キャラクターインタヴュー第1回「ロスター&パーシィ&白艶」

【ロスター】 「というわけで、俺達『フラグメンツ』にインタビューすることが決まった」

【パーシィ】 「何が、というわけなの?」

【ロスター】 「ギルドに依頼が来たんだよ。なんでも狐と猫の獣人が、わしらの質問に答えるのじゃっつってな」

【パーシィ】 「変わった依頼だね」

【白艶】 「しかし我らを名指しとは、少しは名が知れてきたということかもしれぬな」

【ロスター】 「ああ、名が売れるのは悪い気分じゃない。というわけで、今日は俺達3人で質問に答えていくぞ」

【パーシィ】 「『フラグメンツ』には他にももっと仲間がいるけど、今日はわたし達だけでってことだね」

【ロスター】 「そういうことだ。ここに質問を預かってきているからな。順番に読み上げていくぞ。最初は……おっと、俺への質問か」

【パーシィ】 「じゃあわたしが読むね」

【ロスター】 「よろしく頼む」

【パーシィ】 「えーっと、なになにー。  ロスターはどんなパンツを穿いているのですか?(トランクス派ブリーフ派褌派等  ――だって」

【ロスター】 「は? それ、俺への質問なのか!?」

【パーシィ】 「うん、あっ、他にも柄とか色とか、似たような質問が来てるみたいだよ」

【白艶】 「ほう、色男よな、ロスター殿。婦女子の方々はそなたの下着に興味津々らしい」

【ロスター】 「いや……婦女子ならまだいいが。なんか陰謀を感じるぞ。この質問をしたヤツら、本当に俺の下着を知りたいのか?」

【パーシィ】 「ロスターはボクサーブリーフをよく穿いてるよね。あ、でも探索のない日はゆったりしたトランクスなんかを穿いてる感じ」

【ロスター】 「ばっ!? なんでお前が答えるんだよ!?」

【ロスター】 「ぐぬぬ……」

【白艶】 「くふっ、色男は形無し。反対にパーシィ殿が女を上げなさったようで」

【ロスター】 「つ、次の質問に行くぞ!」

【パーシィ】 「うん。えっと――  お初に御目にかかります。  早速質問なのですが、その首飾りの勾玉は何方から頂いた物なのでしょうか?  回答次第では、貴方は男触手祭りにさせて頂きます」

【白艶】 「男触手祭り? なにやら胸が騒ぐ興味深い響き……」

【ロスター】 「そっちに食いつくな!」

【パーシィ】 「勾玉については、他にも気になる人がいたみたいで、同じ質問があるよ」

【ロスター】 「へぇ、興味を持ってもらえて嬉しいな。これはまだ駆け出しの頃、迷宮で手に入れたもんでな。加工して首飾りにしてあるんだ」

【パーシィ】 「思い出の品ってこと?」

【白艶】 「なにかいわくつきの一品であろうか?」

【ロスター】 「いや、この勾玉自体は大量に出土してる、珍しくもない遺物だよ。不思議なパワーとか、迷宮の謎を解く鍵みたいなアイテムじゃない。ちょっとしたオシャレといったところだ」

【パーシィ】 「なーんだ。一瞬期待したのに」

【白艶】 「ロスター殿の部屋に大量に飾られているガラクタと同じということよな」

【ロスター】 「そのまとめ方は不本意だぞ。いいか、あのコレクションだって分かる人が見れば――」

【パーシィ】 「次の質問だよ。乳首の色は?」

【ロスター】 「はぁっ!?」

【パーシィ】 「―ーというのは冗談です(笑) 見た目が若々しいロスター君ですが、何才くらいなのでしょう? 例えば、前作ギアドラの主人公と比べて、同じ歳くらいなのか、若いのか、 もしくは、こう見えて経験豊富でアラフォーとか。 あ、経験豊富で思いつきましたが、童貞ですか?(笑)」

【ロスター】 「……乳首の色を抜きにしても、セクハラな質問だな。 まあ順番に答えていくと、年齢は想像にお任せする。っつっても見た目通りだと思うが。探索者になって3年経つ。経験豊富ってほどじゃないが、一端にはなったんじゃないか?」

【白艶】 「ロスター殿、その質問は閨(ねや)での経験を聞いているのではないか?」

【ロスター】 「くっ、いらん補足を……。言っとくが童貞じゃないからな!」

【白艶】 「ちなみに乳首の色は本編をお楽しみにということで」

【パーシィ】 「じゃあ次の質問ね。 本当に普通の人間なのでしょうか。名前の後ろに「ホーエンハイム」とかくっついてきてたりしませんか?魔法と機械両方を操る事も、金髪なのも、少し肌が濃いめなのも、何かしら危険な雰囲気が漂います。あと、パンツの色と柄を教えてください。」

【パーシィ】 「それとこっちも同じ系統の質問かな。 どっかの錬金術師が使っていた銃とかどっかの大公が使っていた銃を使う予定はありますか?」

【パーシィ】 「このふたつは、ヴィーナスブラッドっていうお話の主人公と、ロスターが似ているところからきた質問みたい」

【ロスター】 「……そう言われてもな。他人の空似としか」

【白艶】 「まったく関係ないと? 女人を触手責めして、卵を産ませるなどという所業に手を染めたりは? あいや、妾はロスター殿を信じておるが」

【ロスター】 「断じてしないっ! はっきり言っておくぞ! 俺はそのヴィーナスブラッドって話と何も関係ないからな!」

【パーシィ】 「ということで次の質問ねー。 下着の色を教えてください! というのは冗談で、魔法と機械、両方を操れるバランスアタッカーとの事ですが体力と頭脳、強いて言うならどちらに自信がありますか?(見た目は体力よりっぽい?) それと、お決まりの質問かもしれませんが異性の好みのタイプなども教えて頂ければと思います。」

【ロスター】 「……枕詞のように下着のことを聞いてくるのは何なんだ。身の危険を感じてきたんだが」

【パーシィ】 「まあまあ。それで質問の内容だけど」

【ロスター】 「能力のことなら、これからどう伸ばしていくかによるんじゃないか? 隊列で言うなら、俺はほぼ前衛向きだな」

【白艶】 「ほうほう、で、好みの異性は?」

【ロスター】 「家庭的で慎み深い女性が好きだな」

【パーシィ】 「それって……」

【パーシィ】【白艶】 (わたし(妾)のこと……?)

【ロスター】 「……で、俺への質問はこんなところか? なら次はパーシィへの質問に移ろうか」

【白艶】 「ふむ、何かはぐらかされた気もするがまあよい」

【パーシィ】 「どんとこい、だよ!」

【ロスター】 「お、いい気合いだな。パーシィへの質問は召喚獣に関するものが多かったぞ。とりあえず質問の内容を紹介していくぞ」

【ロスター】 「パーシィさんに質問です。 もしかして召喚するとき卵からだすわけじゃないですね」

【ロスター】 「触手は召喚獣に入りますか?」

【ロスター】 「どういった種類の召喚獣が好みのタイプ?動物系?植物系?虫系?触手様?」

【ロスター】 「――と、他にも召喚獣について知りたい質問が来ていたようだ」

【パーシィ】 「……嬉しいけど、なんか質問の傾向が偏ってない? うぅ〜、やっぱり魔物を召喚するって、おっかないイメージなのかなぁ。触手は苦手だよ! それに卵なんて産まないから!」

【ロスター】 「実際、パーシィの召喚獣――正確には霊獣っていうんだが、可愛い魔物が多いよな」

【パーシィ】 「そうそう、そうなの! 強敵との戦いで大きな助けになることはもちろん、見た目的にも華やかで、探索が賑やかになるよ!」

【白艶】 「ほう、そこまで言われては、この目で拝みたくなるな」

【パーシィ】 「じゃあ特別に、今契約してる霊獣を呼び出してみるね!」

【白艶】 「これは可憐な。召喚獣のイメージが変わった」

【パーシィ】 「ふふっ、でしょ? 他にもいっぱい登場するから、是非楽しみにしてほしいな」

【ロスター】 「それじゃ召喚獣についてはこれくらいにして、次は服装に関する質問だ」

【ロスター】 「ダンジョンにもぐったりモンスターと戦ったりするのに胸元が出てる服を着たりミニスカートをはいたりするということは『痴女』ですか?」

【ロスター】 「服が着にくそうな感じですが、どのように着てるんでしょう? そしてそれは私服? それとも冒険用の服?」

【ロスター】 「――と、こんな感じでパーシィの服が気になる人がいるみたいだな」

【パーシィ】 「まず言っておくと、わたしは痴女じゃないよ。この服は日常でも戦闘でも着られる、高度に考えられた衣装なんだから!」

【ロスター】 「というと?」

【パーシィ】 「わたしはロスターや白艶さんと違って、探索者としては駆け出しだからね。その差を埋めるためには、ただ努力するだけじゃなくて、特別な修行が必要でしょ?」

【白艶】 「それがその衣装とどう関係すると?」

【パーシィ】 「この超ミニのスカートで動き回っても、相手にパンツを見せない。これを日頃から徹底することで、身のこなしと警戒心が磨かれるの。どう、すごいでしょ」

【白艶】 「なるほど、いわゆる絶対領域の修法よな」

【ロスター】 「そういえばパーシィのパンチラってほとんど見たことないな。あんなに丈が短いのに、恐るべし……!」

【パーシィ】 「えへへ、これも修行の賜物だね。スケベな目で見ても、無駄なんだから!」

【ロスター】 「なんだか目的がずれてる気がしないでもないが……」

【パーシィ】 「いいからいいから! ロスター、次の質問は?」

【ロスター】 「ああ、それじゃ――。  好きな食べものはなんですか? もしかして蛇の丸焼きとかですか?」

【パーシィ】 「ウロくんとボロちゃんは食べないからッ! ……好きな食べ物はやっぱりロールキャベツかな」

【ロスター】 「ああ、パーシィのロールキャベツは美味しいよな」

【パーシィ】 「田舎でお母さんが作ってくれたのが最高でね。なんとか再現しようと頑張ってるんだけど」

【白艶】 「くふっ、手料理でロスター殿の胃袋を鷲づかみというわけか。パーシィ殿もなかなか侮れぬ」

【パーシィ】 「えっ? いや、わたし、そんなつもりじゃ……ッ。もう、からかわないでよ。次、白艶さんに質問行くからね」

【白艶】 「怖い怖い。できればお手柔らかに」

【パーシィ】 「それは質問者次第だから。えーと――。 綺麗なお髪ですが、頭のお団子?をほどいたらどのくらいの長さなんです?」

【白艶】 「ほどけば腰の下にまで来ような。剣を振るうには邪魔と言えど、自慢の黒髪よ」

【ロスター】 「俺のクセっ毛とはえらい違いだよな。白艶って名前に合って、艶があって綺麗な髪だ」

【白艶】 「お褒めに預かり恐悦……。なんならこの後、妾の白い肌と黒い艶髪を愛でてみぬか? 無論、閨(ねや)の中で……」

【ロスター】 「い、いいのか……? ごくっ」

【パーシィ】 「ストーップ! むぅぅ〜、次の質問行くよ!」

【パーシィ】 「下着も和装ですか? ……やっぱり来たね、下着ネタ」

【白艶】 「ふむ、妾は褌を愛用しておる。色気とは無縁かもしれぬが、身を引き締めてくれる感覚が他にないゆえな」

【パーシィ】 「褌……、白艶の国のTバックだよね」

【白艶】 「興味がおありか、パーシィ殿。なんなら妾が用立ててあげても……」

【パーシィ】 「か、考えておくね。じゃあ次っ。  初めての相手はどんな人で、どんな雰囲気でしたのですか?(セクハラ)」

【白艶】 「妾が操を捧げた時のことか。秘すれば花、という言葉もある。それについては答えを差し控えさせていただいてもよろしいか?」

【ロスター】 「まあ、あまりデリカシーのない質問だし、構わないと思うが……。なんか如才ない受け答えだな。もうちょっとうろたえてくれた方が面白いんだが……」

【白艶】 「……実は初めての殿方はロスター殿であった。まだ乙女だった妾を、ロスター殿は乱暴に押し倒し……」

【ロスター】 「だぁーっ、捏造するな! パーシィ、次の質問だ、次!」

【パーシィ】 「う、うん。えっと……。  ロスターとの出会いと関係を教えてください! だって」

【白艶】 「うむ、ロスター殿に女にされた妾はそれから――」

【ロスター】 「その話はもういい!」

【パーシィ】 「でも2人はわたし達の中で一番付き合いが古いんだよね?」

【ロスター】 「まあ、そうなるかな。俺と白艶が探索者になったのが同じ時くらいのことで、それから何度か一緒に探索をこなす内、つるむことが増えていった感じだな」

【白艶】 「互いに戦い方のクセも知っている仲ゆえな。安心して背中を預けられる味方というのは得がたいものよ」

【ロスター】 「まあ戦い方のクセはともかく、酒グセは何とかしてもらいたいところだけどな……」

【白艶】 「釣れないことよ。何度か酔いつぶれさせたのを、まだ根に持っておるのか?」

【ロスター】 「……パーシィ、次の質問は?」

【パーシィ】 「う、うん、これで最後かな。じゃあ行くよ。すぅ〜――」

【ロスター】 「……? どうした、息なんか吸い込んで」

【パーシィ】 「あ、あぁ・・・あ、あ、あ、あ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!! 姐御ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!! わ、我が身が滅び様とも、特上の酒を献上致します!!!!!」

【ロスター】 「うおっ、びっくりした! 質問なのか、それ?」

【白艶】 「しかし嬉しいことを言ってくれる。これで今宵も命の水にありつけるというもの」

【パーシィ】 「我が身滅びようとも、って言ってるけど大丈夫かな?」

【ロスター】 「なんにせよ、オチはついたか」

【白艶】 「おや、今日はもうお開きと? んくっんくっ」

【ロスター】 「白艶、お前もう飲んでるじゃないか」

【白艶】 「くふっ、酒が入れば、より興が乗ってこようというもの」

【ロスター】 「……これ以上収拾がつかなくなる前に締めておこう」

【パーシィ】 「その方が良さそうだね」

【ロスター】 「次回からは他の連中にも声かけて、インタビューする予定だからな。皆、楽しみにしていてくれ」

【パーシィ】 「質問もどしどし募集してるよ。公式ブログの該当記事から、遠慮せずどんどん書き込んでね!」

【ロスター】 「それじゃまた会おう!」