とりっく おあ とりーとじゃ!

楓「ルナよ、唐突じゃがハロウィンというものを知っておるか?」
ル「既知。西洋のお祭り。日本でも。最近では。仮装イベントとして。楽しまれている」
楓「そういえば、ルナの胸元にあるカボチャの飾りなんかは、いかにもハロウィンというデザインじゃな」
ル「南瓜。やはり。ハロウィンといえば。オレンジのカボチャをくりぬいた。ジャックランタンが有名」
楓「うむ。とはいえ、もとから仮装しているような姿のわしらがいまさら仮装をしたところで仕方ないので、仮装とかカボチャとかはどうでも良いのじゃ」
ル「疑問。では。何故。ハロウィンの話を?」
楓「それはほら、ハロウィンといえばあれじゃろアレ! とりっくおあとりーとめんと!!」
ル「訂正。正しくは。Trick or Treat。お菓子をくれなければ。悪戯するぞ。という脅迫文句」
楓「それじゃそれ。つまり、わしが何を言いたいのかというとじゃな」
ル「予想。ハロウィンにかこつけて。お菓子を貰い歩こうという魂胆」
楓「さすがルナ、話が早いのう。では善は急げ、VB世界への門を開くのじゃ!」
ル「術式。魔術陣は組むので。楓も力を注ぐように」
楓「任せておけい! 力をばーんと注ぐだけなら、大得意じゃ!」
ル「出発。ではやはり。今の時期に。行くとしたらあの場所」

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なぜなに教えてVenus Blood!

楓「なぜ?」
ル「なに?」

楓「というわけで、わしが9秒まで時を止められるナインテイルのマスコット、楓じゃ」
ル「紹介。私はルナ。触れたものを爆弾にするデュアルテイルのマスコット」
楓「気付けば10月も半ばじゃなあ。季節が変わるのは早いもんじゃ」
ル「十月。神無月。そういえば。楓は。出雲には出向かなくても良いの?」
楓「わしはまだまだ見習い稲荷じゃからな。修行をして、もっと立派な神になれたらそのときは出雲に出向してみようかのう」
ル「修行。おやつを食べたり。居眠りしたり。遊んだりしているように見えるけれど。それも修行?」
楓「も、もちろんじゃ!! いや、ルナが知らんだけできちんと修行はしておるのじゃぞ! 今日の日記も修行の一環なのじゃ!!」
ル「初耳。今日はいったい。何をするというのか」
楓「神の端くれとして、神秘的な知識を蓄えるのも修行のうちなのじゃ。てなわけで今日の講師の登場じゃー!!」

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