『最近流行りの『ぶろぐ』とやらになったのじゃ!
これで、色々便利になったはずだと、JUNが言っておったのじゃ!
のう、ルナ!』
『重畳。色々便利になるのは。とても良いこと』
『ねえねえルナっち、そろそろVBEの打ち上げに出かける頃じゃないのー?
ねえ、はやてー?』
『ああもう、いぶきねえさん、そんな催促するような真似を……。
はしたないと思わないの!?』
『む、かまいたち姉弟ではないか。
妹のめぐみはどうしたのじゃ?
打ち上げにこないのか?』
『あの子、お酒の席とかあんまり得意じゃないからねー。
ン百年も生きてるのに、いつまでもコドモなんだから』
あー、看板娘の皆様方や。
いい加減、予約してある店へ向かう頃合いなんで、ダベりもそのくらいにしてもらえませんかね?
『無粋。女性の身だしなみを急かすなんて。鬼影はだから駄目』
サラッと人格否定入ったァー!?
つか、身だしなみも何も、変化1発で……はい、すみません。
睨まないで下さい。爪もしまって下さい。尻尾を不機嫌そうにぱたぱたさせないで下さい。
『と、ともかく、早く準備しないと……!(わたわた)』
『うむ、そうじゃな!
では、変化を解いてJUNのかばんの中へ潜り込むのじゃ!』
お店の人に見つからんことを祈りつつ、そんじゃいきますかねー。
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