発売後のVBGI講座じゃ!

楓「なぜ?」
ルナ「なに?」
「「おしえて☆びーなすぶらっど~!!」」
「というわけで、わしが猛暑で尻尾のもふもふに熱がこもって参ってしまったナインテイルのマスコット、九尾の狐の楓じゃ」
「紹介。私は猫又のルナ。黒い衣装で日光の下に出て後悔したデュアルテイルのマスコット」
「ルナは変化を解いても黒猫じゃからなあ……。どうにもならんのじゃ」
「疑問。会社猫のへり子が。昼間に外へ出て行くのが理解出来ない」
「さてさて、ついこの間『VenusBlood GAIA international』が発売したわけじゃが、ぼちぼち反響なども届いているようじゃな」
「反響。応援メッセージから。不具合報告。改善要望など。色々」
「うむ、そんな中で、今回はちょっとした問い合わせがあった部分について解説していこうと思うのじゃ!」
「解説。ということは。今回も誰か講師が?」
「そのと~り! では早速、今回の講師はこやつじゃ! ど~ん!」

「じゃじゃーん。ですにぃでお馴染みの、エネルゲイアのマッドサイエンティスト、ノクターンスカラーじゃ!」
「ただいまご紹介に賜ったノクターンスカラーですにぃ。気軽に、スカラーと呼んでくれて構わないですにぃ」
「成程。スカラーなら。賢そうなので。大抵の問い合わせには答えられそう」
「エネルゲイアで長年研究をしているのは伊達ではないのだにぃ。問い合わせというのは、住宅地における緊急時用エーテル疑似生命回路のことですかにぃ? それともエネルゲイアの動力機関におけるフィールド発生時の例の特殊波形についての見解を聞きたいとかですにぃ?」
「いやいや、そんな小難しそうな問い合わせは来ておらんのじゃ! ええとじゃな、確かこっちに問い合わせメッセージが」
「内容。どうやら。『異界の来訪者』『次元の歪』について。説明が欲しいという問い合わせの模様」
「あ~あ、なるほどなるほど……。確かに、あの異界の存在はもとより、その際に確認された揺らぎの波形と、時空間から自発的に干渉が発生するあの現象は……」
「ぬお、スカラーが自分の世界に入ってしまった!」
「っとお、これは失敬したにぃ。では、一般住民にもわかるように噛み砕いた解説をしてみるかにぃ」

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「とまあ、読んで字のまま。『異界の来訪者』は観測できた来訪者の数。『次元の歪』は、それに伴い広がり続ける歪みの大きさを数値化したものですにぃ」
「なるほどのう。わかるような、わからんような」
「質問。そもそもだけれど。異界というのは。何のことなのか」
「そうじゃそうじゃ! 異界について詳しく!」
「えぇ!? 日ごろから異界を好きに行き来しているマスコットがそれを聞くんですにぃ?! まあ、では説明しますが」

「お二人は、この方々に心当たりは?」
「知っておるぞ。左のでかいのはバーラじゃ。『VBFI』の世界で、ディーシルの配下だった波の乙女の一人じゃな!」
「中央。この子は『紗』。ナインテイル二作目『天ツ風』の世界の刀が人の姿を得て。なぜか『VBHI』の世界に迷い込んでいた」
「右のはなんかそこはかとなく『VBA』の魔王ルキナに見えるが……でも微妙に違うのう。誰じゃろうな、血縁者を疑うくらい似ておるのじゃが」
「まあ三人目の方の出自はともかくとして、彼らのような別な世界から訪れた存在が我らが大公の触手と邂逅を果たすことにより、研究が進んでいき数字となって現れるのですにぃ」
「触手と邂逅とはまた……」
「触手は何より優れた観測機ですからして」
「質問。結局のところ。その数値がたまってどうなると?」
「お、いい質問ですにぃ! 簡潔に言うと、研究が進むと更なる来訪者との出会いが待っていたり、未知の展開が待っていたりするのですにぃ!」
「つまりは、『異界の来訪者』は何らかのイベント発生に必要なフラグ、ということじゃな!!」

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「驚愕。VBHヒロインの一人である狂シルヴィアが。まさかのパラストラ降臨」
「どうやら『次元の歪』を通ってこちらの世界へとやってきたようですにぃ。研究によれば、パラストラへとやってきた異界の強者たちは、『運命のカギ』という因果律を操作する魔道具によって、エネルゲイアへと人材誘致できるんですにぃ」
「わしらはルナの魔術によって異世界へと行き来しておるが、次元の歪から迷い込む者たちがいるということか」
「強者。次元の歪から迷い込んでくる強者というのは。他にはどんなメンバーが?」
「私は異界の事情には詳しくないのですが、ヘルヴェティアやらレヴァンシアやらロディニアやら、かなり色々な世界から来ているようですにぃ」
「つまり、他のVBシリーズの様々な世界から、メインキャラクターたちがやってきているようじゃのう」

「強大。どこかで覚えのあるような。非常に強大な力を感じる」
「ううむ、なんだかもう、ラスボス的な威圧感を持つ連中が降り立ったようじゃな」
「どうやら、歪が大きくなれば、彼らのように強大な力を持つゲストもやってくるようですにぃ。まあ、因果律を集束させる『運命のカギ』もそれだけ一気に消費する必要がありますが。20個とか」
「勧誘。これはもう歪を大きくし。カギをためて彼らを仲間にするしか。ないのではないか」
「とはいえ、次元に発生した歪なんぞ、大きくしようとして大きくなるものでもなかろうて」
「研究によると、『歪が小さくとも、高難易度をクリアすれば歪が拡大される』という研究結果がありますにぃ。ゲームで例えるなら、ハードレベルをクリアすれば最低でも10、ベリーハードレベルをクリアしたなら最低でも20のポイントが保証される、とかいうイメージですにぃ」
「理解。ゲームで例えると。とても分かりやすい」
「低難易度を周回してもよし、自信があるなら一気に高難易度で歪みを拡大してもよし、じゃな!」
「歪みやら来訪者に関してはそんなところじゃな」
「このくらいの解説ならお茶の子さいさいですにぃ。なんなら他の質問もお答えいたしますよ?」
「質問。問い合わせといえば。微妙に目立つのが。新規の追加ストーリーに辿りつけないという。質問が来ているらしい」
「なるほどのう。何かしら、条件が厳しいとかそういう話なんじゃろうか」
「それに関しては、調査結果がありますにぃ。『愚者への実験を可能性を信じて続けるか、無駄と判断してさっさと切り上げるか』が大きなポイントとなっている、とかなんとか」
「愚者への実験? よくわからんが、ロウにしろカオスにしろ、追加シナリオを見るためにはそこの選択肢が重要ということじゃな?」
「難解。愚者が誰のことなのか。よくわからない。ゲームを遊んだ人なら。わかるのだろうか」
「あとは治世や覇道の数値だったり、ヒロインの好感度だったり、先ほど話した『異界の来訪者』の研究がどれだけ進んでいるかだったりによって、起こりうる未来も変わる、という調査結果ですにぃ」
「調査結果がそう言うならばそうなんじゃろうな!」
「万能。調査結果と言っておけば。すべてが説明つく」
「エーテル科学は万能なんですにぃ」

* * * * * * * * * * * *

「さて、今日はなかなか学問的な講座じゃったのう」
「難解。次元がどうとか因果律がどうとか。ちょっと小難しかった」
「わしはちょっとばかし賢くなったのじゃ! それはさておき、最後に何かお知らせ事はあるかのう?」
「連絡。ブログを見ている人は。大丈夫かもしれないけれど。とりあえずはこれ」

クリックで修正パッチリンクページへ

『VenusBlood GAIA internatioinal』の修正パッチ1.03が出ているのじゃ」
「重要。いくつかのバグが修正されているので。遊ぶときは。まずパッチをあててから」
「なお、パッチが影響するのはシステム部分だけなんで、R18でも全年齢でも実は同じパッチじゃ」
「日程。それとスタジオ九尾の。夏季休業のお知らせ」
「こんな感じじゃ」

 

スタジオ九尾 夏季休業のお知らせ
2023/08/11(金) ~ 2023/08/15(火)

 上記の期間、スタジオ九尾は夏季休業となります。
 2023/08/16(水)より通常の業務再開となっております。
 休業中の間、通常のお問い合わせなどには基本対応できかねますので、予めご了承下さいませ。
 ご不便をおかけして誠に申し訳ありませんが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

 

「以上。今週の金曜日から。九尾スタッフもお盆休みとのこと」
「スタッフ連中も、お盆くらいはご先祖様とともに身体を休めてきてほしいところじゃな」
「休暇。では。スタッフも休みに入るならば。今週は何もお知らせはなさそう?」
「んー、近々何かの発表とかがない限りは、今週は特に何もないのではないかな。わしらもゆっくり休めるじゃろ」
「把握。近々何かの発表とかがない限りは。ゆっくり休もうと思う。お休みなさい」
「いや、休暇は金曜日からじゃぞ?! なんでもう寝ておるんじゃ?! ……まあよいか、ではユーザー諸君も、お盆くらいはご先祖様とともにゆっくり骨を休めるのじゃぞ! 決してご先祖様に恥ずかしい姿を見せるでないぞ! ではの!!」