楓「ハッピーハロウィン! ルナよ、今年もハロウィンがやってきたのじゃ」
ル「回想。去年はパラストラ島で。巫女や太公からたくさんお菓子をもらった」
楓「うむ。わしらは元からお化けじゃから、仮装の必要もなくてとても良いイベントごとじゃった」
ル「目標。今年は。去年に負けないぐらい。たくさんのお菓子を。回収する」
楓「そのとおり! そして今年はヘルヴェティア大陸群という場所に行くのじゃ。それぞれの大陸を魔王達が治めているそうじゃぞ」
ル「魔王。なにやら恐ろしい響き。だけど。食べきれないほどのお菓子を。溜め込んでいるはず」
楓「では行くとしよう。VB世界への門を開くぞ! わしも尻尾を立てて神力を送り込むのじゃ!」
ル「転移。魔術回路展開準備。領域確保。神力・魔力の供給安定。魔術回路展開を確認。術式完成。座標固定。最初は。危なくなさそうな。あの場所に行くとしよう」
楓「では出発しようかの! とりっくおあとりーとなのじゃ!」
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新年明けたのじゃ!
楓「新年あけましておめでとうなのじゃ~!」
ル「謹賀。新年」
は「今年もよろしくお願いします。鎌鼬を代表して挨拶します」
楓「さて、ルナにはやてよ。年が明けた今! わしらにはやらねばならぬことがある!!」
ル「無論。承知している。準備も万端」
は「ええと、新年の挨拶周りとか…?」
楓「うむ、はやてはわかっておらんようだが、早速旅立つぞ! いざ!! お年玉ゲットの旅じゃ~!!」
ル「出発」
は「え、えぇええ~?!」
とりっく おあ とりーとじゃ!
楓「ルナよ、唐突じゃがハロウィンというものを知っておるか?」
ル「既知。西洋のお祭り。日本でも。最近では。仮装イベントとして。楽しまれている」
楓「そういえば、ルナの胸元にあるカボチャの飾りなんかは、いかにもハロウィンというデザインじゃな」
ル「南瓜。やはり。ハロウィンといえば。オレンジのカボチャをくりぬいた。ジャックランタンが有名」
楓「うむ。とはいえ、もとから仮装しているような姿のわしらがいまさら仮装をしたところで仕方ないので、仮装とかカボチャとかはどうでも良いのじゃ」
ル「疑問。では。何故。ハロウィンの話を?」
楓「それはほら、ハロウィンといえばあれじゃろアレ! とりっくおあとりーとめんと!!」
ル「訂正。正しくは。Trick or Treat。お菓子をくれなければ。悪戯するぞ。という脅迫文句」
楓「それじゃそれ。つまり、わしが何を言いたいのかというとじゃな」
ル「予想。ハロウィンにかこつけて。お菓子を貰い歩こうという魂胆」
楓「さすがルナ、話が早いのう。では善は急げ、VB世界への門を開くのじゃ!」
ル「術式。魔術陣は組むので。楓も力を注ぐように」
楓「任せておけい! 力をばーんと注ぐだけなら、大得意じゃ!」
ル「出発。ではやはり。今の時期に。行くとしたらあの場所」
バレンタインなんじゃ!
「ふっふっふ、ルナよ、今年もこの日がやってきたのう!」
「疑問。二月十四日。一体何の日だったか」
「なんと!? ルナともあろうものが、今日のこの日を忘れてしまったとは!! 今日は、チョコレートの日じゃ!!!」
「訂正。チョコレートの日ではなく。正しくは。バレンタインデー」
「はて、そうとも言うんじゃったか。
そんなわけで、今年もチョコレートをもらう旅に出ようと思うのじゃが、ルナはどうする?」
「甘味。仕方ない……私もついていこう」
お年玉をゲットするんじゃ!
「新年あけましておめでとうなのじゃ~!」
「謹賀。新年」
「さて、ルナよ。年が明けた今! わしらにはやらねばならぬことがある!!」
「無論。承知している。準備も万端」
「うむ、では早速旅立つぞ! いざ!! お年玉ゲットの旅じゃ~!!」
「出発」
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チョコレートを食べたいのじゃ!
「ルナよ、たまにはわしらも会社にこもってばかりでなく、色々と遊びにいかぬか」
「億劫。寒い。楓一人で出かければいい」
「ルナは全然わかっておらんのう。
良いか、今日は聖ばれんたいんでーなのじゃぞ」
「大方。楓は遊びに行った先で。チョコレートをもらいたいだけ」
「なんじゃ、分かっているではないか。ならば説明はいらんな、さっさと出かけるのじゃ」
「甘味。仕方ない……出かけることにする」
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