凍雲の守護神リグレット

【リグレット】
「ひゃあっ!?」

自室に戻ってきたリグレットの第一声は、驚きの悲鳴だった。

ベッドの上に思わぬ来訪者の姿を見出して、
彼女はパチパチと目を瞬いている。

【リグレット】
「ど、どうしてロキさんがわたしの部屋にいるんですかぁ!?」

【ロキ】
「あらかじめ言っておいた筈だ。今日は躾をしてやるとな」

【リグレット】
「し、躾って……。それでわざわざ迎えに来たんですか?」

事も無げに答えるロキに、リグレットは戸惑いがちに聞き返す。

躾などと、前回のような辱めを納得したわけでは全くなかった
が、さりとて逆らってはさらなるお仕置きが待っているに決まっている。

自分に対してのことなら、リグレットは従順で、
悪く言えば諦めの早いところのある性格だった。

【ロキ】
「いや、せっかくだ。今日はここでしてやろう」

【リグレット】
「えぇっ? でもここはわたしのお部屋で……」

【ロキ】
「何か不都合があるのか? 調教部屋しか使わないなどとは、
一度も言った覚えはないのだが……」

【リグレット】
「うぅっ、うぅ〜っ」

唸り声を抗議に代える。

だがリグレットは、結局相手の思い通りになることを、
心のどこかで理解していた。

凍雲の守護神リグレット

【リグレット】
「こ、こんな格好、恥ずかしいです〜……っ」

【ロキ】
「我慢しろ。これくらいのことでガタガタ言うな」

リグレットは、羞恥の余り幼○のようにむずがっていた。

ベッドの縁に腰掛けたロキの上に座れと命じられた時には、
体をすっぽりと男性に包まれているようで、
くすぐったさを覚えたものだが……。

その後の、このポーズはいささか度が過ぎている。

両膝を抱えられ、股間を剥き出しにされた状態は、
女神として普段求められる慎み深さとは対極に位置するものだった。

【リグレット】
「ふぁあっ、お尻に当たってるの、これ、ロキさんの……っ?
あ、熱いですっ。それにどんどんおっきくなってる……!?」

股間に、勃起したペ○スが触れているのは、見なくても感覚で分かっていた。

というより、恥ずかしさのあまり直視することができない。

相手に抱えられた不自由な体勢のまま、
リグレットにできるのは羞恥に震えることだけだ。

【ロキ】
「肌が火照っているな。そんなに恥ずかしいか?
それに汗ばんできている。いや、これは本当に汗か……?」

【リグレット】
「あ、汗ですよぅ……っ。
はぁんっ、あうっ、お股、擦っちゃイヤですぅ……っ」

剥き卵のような肌触りに、温もりと潤いが加わった。
太ももで緩く擦っているだけの刺激でも、
充分心地よく興奮と欲望が充填されていく。

耳まで赤くして、イヤイヤと首を振るリグレットは、
知ってか知らずかロキの嗜虐心を十二分に煽ってくれていた。

【ロキ】
「さぁ、尻の力を抜け。
体を楽にして、俺に背中を預けていいぞ」

【リグレット】
「あうぅ……っ、やっぱりお尻でするんですね……」

【ロキ】
「なんだ、前の処女を奪ってほしいのか?」

【リグレット】
「そ、それはぁ……。そんなこと、ありませんけどぉ……っ」

リグレットは早くも涙声になっている。
後ろを調教されるか、前の純潔を奪われるか――、
どちらでも彼女にとっては最悪の選択に違いない。

懊悩するリグレットには構わず、ロキは自分の意志を通す。

亀頭を肛門に宛がうと、リグレットは諦めたように息を吐いた。

それは挿入を助ける脱力にも繋がり、
ロキの勃起がぐぐっと腸内に沈んでいく。

凍雲の守護神リグレット

【リグレット】
「ふぁあ……、入って……きたぁっ。
あぅっ、あぁんっ、おちんちん、大きいですぅ……っ」

【ロキ】
「苦しいか? だが前回、しっかりと拡張したからな。
ケツ穴が貪欲に呑み込んでいくぞ」

【リグレット】
「い、やぁあ……っ、うっあぁっ、んくぅう……っ!
ひどいです、わたしのお尻、メリメリって開いて……っ、
あっあぁあっ、熱いの、奥まで来るぅーっ」

最初の抵抗を過ぎると、むしろ挿入はスムーズだった。

窄まりが目一杯広がり、ペ○スが根元まで埋まる。

異物を排除しようと、括約筋が反応した。
きゅうきゅうと強い締め付けは、まるでペ○スを扱いているよう
で、むず痒いような快感を生み出してくれる。

【ロキ】
「そんなにイキんでも、糞ではないからな。
上手く切れないだろう、リグレット」

【リグレット】
「いやぁあっ、変なこと言わないでくださいぃ……っ!」

下世話な囁きは、相手の羞恥を際立たせるためだ。

直腸の抵抗に逆らい腰を律動させると、
リグレットは圧迫感から顔をしかめさせる。

だが耐えられないほどの苦しさではないらしく、
その息遣いは確かな興奮から上擦っているようだ。

【リグレット】
「はぁはぁっ、お尻の中、燃えてるみたいです……っ。
出たり入ったり、へ、変な感じ……っ、ふぁあーっ!」

【ロキ】
「リグレット、教えたはずだぞ。
お前のここは何と言うんだ? 何が拡がっている?」

【リグレット】
「あ……っ、お、お尻じゃなくって……、その……おケツです。
ケツ穴、ロキさんのおちんぽの形に拡がってますぅ……!」

恥ずかしがりながらも、訂正に素直に従うリグレット。

それで自分の肛門が性器だという意識ができたのか、
彼女の口からは分かりやすい嬌声が漏れ始める。

【リグレット】
「あぅうっ、はぁんっ、あっ、あぁあっ、おケツ、犯されてる。
おケツ開発されて感じちゃう……っ。
ひどいです、こんなのぉっ、はぁっ、あんっ、あぁあーっ」

「こ、こんなこと、誰にも言えません……っ。
恥ずかしすぎて、ティルカお姉ちゃんにだって
相談できないじゃないですかぁ……っ」

【ロキ】
「ケツ穴で感じる変態女神だとバレてしまうからな」

【リグレット】
「わ、わたし、違うのにぃ……っ。
あんっ、あぁんっ、はぁうっ、ふぁっ、ああンンーっ」

ほじればほじるほど、肛門は柔軟性を見せて、
ペ○スに馴染んでいくようだ。

特に抜く瞬間の爽快感は格別らしく、
リグレットは排泄に似た快感に全身を震わせ、背中をロキに預けていた。

【リグレット】
「んほぉおうっ、おうっ、おほぉお……っ、
おケチュ、ぐちゅぐちゅ鳴ってますぅ。
んはぁあっ、いやらしい音だよぉ」

「はぁっはぁっ、あっ、ああア――っ、あううっ!
あぁんっ、あっ、んはぁ、おケツ、ゾクゾクするぅ……ッ」

通常のセックスかと疑うくらい、艶かしい声、音が響く。

内臓を保護する腸液が、この場合潤滑油の役割を果たして、
その量といい粘つきといいまるで蜜液そのものだ。

きゅっきゅっとリズムに沿った締め付けは、リグレットが半ば
意識してやっているらしく、感じる瞬間にペ○スとより強く密着
する動きを見せていた。

小柄な身体が、ロキの上で踊るように揺れて、
二人は肛門性交の快楽に没頭していく。

【リグレット】
「あはぁあ……っ、はぁっ、はぁっ、ケツ穴拡がっちゃう!
拡がっちゃうの、怖いのにっ、怖いはずなのにぃ……!
あぁんっ! あっ、んはぁあーっ!?」

【ロキ】
「大した淫乱ぶりだな。やはりこちらの素質があったか」

ペ○ス型に拡張された肛門と、まだ筋と言っていい女性器のギャップは、
倒錯的な興奮を誘った。

その秘唇からも、透明な雫が滴り落ちて、太ももを濡らしている。

羞恥心さえも糧にして、
今のリグレットは肛門の味にすっかり病み付きになりつつあるようだ。

【ロキ】
(ふむ……、いい兆候だが、これでは躾にならないな)

腰を振ってリグレットを悦ばせる一方で、冷静な自分が思案する。

思い出したのは、前回リグレットがケツ穴からひり出した淫虫の存在だった。

凍雲の守護神リグレット

【リグレット】
「はぁはぁっ、あふぅ……っ! ふぇっ? な、なに……?」

アナルに夢中になっていたリグレットは、自身の胸に忽然と
取り付いた虫に、気付くのが遅れたようだ。

体節をもぞもぞと蠢かして、起伏のない胸を芋虫が這うのに、
リグレットは一拍遅れて、ひぃっと呼気を漏らした。

【リグレット】
「な、何ですか!? いやっ、どうして急に……!
き、気持ち悪いです……!」

【ロキ】
「ふっ、ひどい言い草だな。
腹を……いや、ケツを痛めて産んだ我が子じゃないか」

【リグレット】
「我が子って……、あっ、あぁ……っ!」

その事実に、ようやく思い当たったらしい。
リグレットは口を押さえ、芋虫へと改めて視線を注ぐ。

【ロキ】
「そうだ。そいつらは前回、お前のケツ穴で卵から孵った虫どもだ」

「母であるお前が面倒を見ようとしないので、
仕方なく俺が淫界の中で飼ってやっていたのだがな……」

【リグレット】
「わ、わたし、お母さんなんかじゃありません!」

怖気を振るい、拒絶するリグレット。

しかしその表情は複雑で、
胸に取り付いた芋虫を振り払っていいものか考えあぐねているように見える。

芋虫は、淫虫とは思えないほど弱々しい動きで、
それがどうしてもリグレットの同情を誘ってしまうのだろう。

乳首をついばむような虫の動きに、リグレットは初めて声をかすれさせた。

【リグレット】
「あふぅ……、や、やめなさぁい。
わたし、お母さんじゃないのに……っ。
やっ、おっぱい齧っちゃだめぇ、んっ、ふぁあン……っ」

【ロキ】
「そう邪険にするな。まだ乳飲み子だというのに……」

【リグレット】
「そんなこと言われても、わたし、おっぱいなんて出ませんっ。
あっ、だから出ないって……、やぁん……!」

凍雲の守護神リグレット

二匹の芋虫の動きがせわしなくなる。

しきりに節足を動かし、乳首へと小さな牙を突き立てる。

牙といっても、毛のように小さな針に過ぎず、
リグレットは疼痛を感じる程度だったが、
その些細な痛みが母乳を催促されているようで、何やら落ち着かない。

なかなか乳にありつけず、癇癪を起こした子供のような動きに、
リグレットはつい芋虫を我が子に対するように接してしまうのだった。

【リグレット】
「ふぁあっ、あんっ、はぁはぁっ、ダメ、でしょお……っ。
だからおっぱい出ないって……、んぅ、いたぁ……ッ」

「ご、ごめんなさいっ。おっぱい出ないの……!
出してあげられないのっ、だからぁ、やめてぇ……っ。
あうっ、あっ、あぁんっ」

「乳首チクチクするよぉ……っ!
ふぁあっ、何だかムズムズして……、
やぁあっ、あんまり動かないでぇっ、あふぅン……!」

小さくても、さすがは淫虫だった。

繰り返される疼痛に、リグレットの肌は粟立ち、乳首も乳頭も勃起してくる。

すると芋虫は、その勃起を足がかりにして、
ますます積極的に乳首を刺激するのだった。

その愚直さには、虫の習性以上の、リグレットへの執念さえ感じられる。

【リグレット】
「あぅうっ、はぁはぁっ、おっぱいジンジンします……っ。
この子達、上手ぅ……、あんっ、はぁあ……っ!」

堪えきらない快感の吐息が漏れた。

アナルとの同時責めに、リグレットの体中の性感が目覚めている。

チクチクとした刺激に、乳房全体が熱を持ち、
まるで本当に乳を与えているような心地になってしまう。

リグレットはいつしか恍惚として、送り込まれる官能に身を委ねていた。

【リグレット】
「あふぅうーっ、あっ、あぁあっ、身体がポカポカしてますぅ。
ロキさんに抱っこされて、虫に授乳して……、わ、わたしぃ」

「フワフワしてるの……っ。んっ、ふぁっ、あぁあんっ、な、
何なのぉっ、ボーっとしてきちゃうよぉ……っ!」

【ロキ】
「早くも夢見心地か。だが……ッ」

ズンと、強く直腸を突く。

身体を下から突き上げられて、リグレットは一気に目が覚めた
ような顔をした。

【リグレット】
「んぎぃいいっ!? はぁううっ、お腹、響きますっ!
ケツ穴また膨らんで、んほぉおっ、あぐっ、はぁああっ!?」

【ロキ】
「主人に奉仕する気持ちを養わなければ、躾にならないからな」

【リグレット】
「ロ、ロキさッ、はぐっ、ほぉおおン!?
あうっ、あはぁーっ!?」

律動を段々と強く、深くする。

ロキの上でリグレットの身体が激しく揺れて、
抱えられた両足があさっての方向に跳ねる。

勃起した乳首にぶら下がったまま、芋虫がブラブラと震えた。

敏感な乳頭に食い込む節足と針の痛みは、
今のリグレットには快感となって刻まれる。

【リグレット】
「んほぉおおおン、はぁうっ、はぁあぐっ、あひぃン!?
やっ、あっ、おケツ、おケツでイっちゃうぅーっ!」

【ロキ】
「はっはっはっ、それはいいな。イってみせろ、リグレット!」

【リグレット】
「あぁんっ、あうっ、ふぁあーっ、やぁあっ、いひぃん!?
あうあうぅっ、おケチュ爆発しちゃうーっ!」

腸襞がペ○スを食むように収縮する。

肛門が捲れるほど執拗にペ○スを食い締めて、精液を搾り出そうとする。

ロキにも余裕はなかった。
リグレットの肛門に猛烈なピストンを繰り出しながら、
欲望を吐き出す瞬間を見計らう。

【リグレット】
「あぐぅうっ、んほぉおおうっ、すごいですーっ!
おケツガバガバにされちゃうーっ! あふぁあっ、あんあぁん
あっはぁあーっ!」

ズボッ、ズボッ、ズッチュ、ズッチュ、ズッチュウウ――!

アナルを犯される官能に、リグレットは溺れる。

禁断のアクメを予感して、
その口から恐れとも期待ともつかない嬌声が漏れる。

淫虫に乳首を責められ、ロキにケツ穴を抉られ、
リグレットは○に一切触れないまま達しようとしていた。

【リグレット】
「ふぁあっ、本当にイキます! おケツ、イクぅーっ!
あはぁあああ――っ!!?」

「あっ、あっ、あぁああっ、イックぅううう――っ!!」

根元まで突き入れた瞬間、
肛門括約筋がペ○スを食い千切らんばかりに収縮する。

その瞬間、ロキは熱いマグマを解き放っていた。

凍雲の守護神リグレット

【リグレット】
「んほぉおおお――っ、あっちゅいいいいのぉおおっ!?
イクイクイク! おケツ、イってますぅううう〜〜っ!!」

ドクンッ、ドクンッ、ドビュルルルル――ッ!

白濁液が、腸内に噴き出す。

まるで吸引するように、腸襞が貪欲にその迸りを受け入れていく。

括約筋は意志とは関係なく痙攣しっぱなしで、
アナルによるオーガズムで完全に箍が外れてしまっている状態だ。

リグレットは仰け反って白い喉を見せた状態で、
何度も狂ったように喘いでいた。

【リグレット】
「あふぁああーっ、おケツでドクドク精子飲んでイクの!
ロキさん、まだ出てますっ、あうぁあっ、んはぁあっ!」

「やぁあーっ、おケツアクメ、身体が覚えちゃうよぉーっ!
んひぃいーっ、イイっ、いひぃいーンっ!!」

ペ○スが脈動する度、括約筋も誘われるようにヒクついた。

精液を咀嚼して、腹の虫が卑猥な音を立てる。

最初の羞恥など吹き飛んで、リグレットは全身を投げ出したまま
後を引く絶頂感に浸っていた。

そして――

凍雲の守護神リグレット

チョロ、チョロロロロロロロ――。

【リグレット】
「あふぅ、ふぁ、はぁあ……?」

リグレットの恥は、ここに極まった。

脱力した股間から、黄金色の液体が漏れ出し、放物線を描く。

アクメのあまり失禁までして、リグレットは陶然とした表情を 晒していた。

【リグレット】
「ふぇえ……、おしっこ、出ちゃってるよぅー……」

【ロキ】
「ふっ、つくづく恥ずかしい女神だな」

【リグレット】
「い、言わないで。見ないでください……っ。
あっ、あんっ、あぁ……っ!」

肛門にペ○スは刺さったままで、下手に身じろぎすると、
アクメしたばかりの腸襞が快感を覚えてしまう。

リグレットは幼○が放尿を手助けしてもらうような恥ずかしい
ポーズのまま、じっとおしっこが終わるのを待つしかなかった。

【リグレット】
「おしっこ、止まらない……。
わたし、こんなことで感じてしまってる……っ。
あぅっ、あっ、あぁ〜っ」

放尿の解放感と、ケツ穴に感じる圧迫感――。

相反する感覚に、どちらも悦楽を覚えながら、
リグレットは至福の数十秒を過ごすことになる。

【リグレット】
「んっ、はぁあ……っ、あんっ」

放尿が終わり、ぶるりと身体が震える。

その時の表情は、今まで彼女が見せた中でも一際、艶かしいもの
だった。

…………。





制作 dualtail
販売 ninetail