あしたをつかめ! Venus Blood!

楓「なぜ?」
ル「なに?」

楓「というわけで、わしがナインテイルの10球同時に打ち返すマスコット、楓じゃ」
ル「紹介。私はルナ。天衣無縫を極めたデュアルテイルのマスコット」
楓「ルナよ、最近は社内もなかなかの修羅場になってきておるのう」
ル「製作。いよいよ。作業も大詰めが。近づいてきているのだろう」
楓「なんかこう、社員たちがVBGのテストプレイをしているのを見ると、わしらもウズウズしてくるのじゃ」
ル「試作。まだデバッグ段階なので。スタッフたちは阿鼻叫喚のようだけれど。傍からみる分には。楽しそう」
楓「そんなわけで、今日はユーザー諸君にも、VBGの新情報を見せ付けてウズウズしてもらおうと思うのじゃ」
ル「了解。しかし。新情報といっても。私たちは。ゲームについて。ほとんど知らないのだけれど」
楓「そう言うと思って、ちゃんと教えてくれる講師を呼んでおいたんじゃぜ!!! どーん!!」


楓「つーわけで、今回の講師、キャリアウーワンじゃ」
キ「本日は派遣講師としてやってきました、キャリアウーワンですワ。よろしくお願いしますワ」
ル「語尾。ワ。ということは。キャリアウーワンは。コボルド族?」
キ「その通りですワ。とはいっても。そんじょそこらのコボルドとは違いますワ。OLとしてのキャリアを積んだ、スーパークールなキャリアウーワンですワ」
楓「そ、そうか。コボルド族というのも色々なんじゃなあ……」
ル「質問。本日は。いったい何を教えてくれるのか?」
キ「いい質問ですワ! 本日の議題はこちら、皆さんが楽しみにしているであろう、新ユニットをいくつか紹介させてもらいますワ」
楓「ほほう! 確かに、ちらほら見かけはするものの、どんな奴か分からなくてウズウズしてたんじゃ!」
ル「了解。では。最初のユニットを紹介してもらおう」
キ「とりあえずは、自己紹介もかねて私のデータを見てもらいますワ」

楓「ほほう、これがキャリアウーワンのデータか」
ル「情報。先日の。コボルドエンジニアのときと同様。基本パラメータや。属性。スキルに。オレンジ色はリーダー時だけの。リーダースキルだろう」
キ「その通りですワ。既に説明を受けているということですので、基本的な部分は説明は省略させてもらいますワ」
楓「やはり気になるのはスキルじゃな! ええと、遠隔攻撃、全体治療、魔族活性、撃破金運に…おや?」
ル「技能。前作VBFまでになかった。初めてみる技能がいくつか存在する。これはいったい?」
キ「そう、『標的後逸』『資源工面』の二つは、VBGから登場の新スキルなのですワ!」
楓「ふむ、『被害を後ろの仲間に押し付けるワ』ということは、敵に殴られても自分はダメージは受けずに、後ろの仲間が代わりにダメージを食らうということか?」
ル「驚愕。なんというえげつない技能」
キ「えげつないスキルに見えるかもしれませんが、戦略的になかなか使えるスキルなのですワ。自分が囮になって攻撃を集めながらも、敵の攻撃がきたら反撃に特化した仲間にパスするとか、色々な使い方ができますワ!」
楓「なるほどー。確かに、固い仲間や反撃が強い仲間に代わって貰えば、戦略の幅も大きく広がりそうじゃなあ」
ル「質問。次の。『資源工面』というスキルは?」
キ「これは文字通り、資源を工面する技能ですワ。脳みそが筋肉で出来ているようなユニットたちは、食料や魔力をあるだけ消費してしまいがちですが、私のようなやりくり上手はそんな無駄なことはしませんワ!」
楓「なるほど、節約術じゃな!」
ル「節約。確かに。軍隊には。事務処理や。資源の管理などが出来るユニットは。少ないので。キャリアウーワンらしい。スキルかもしれない」
キ「お褒めに預かり光栄ですワ」

楓「次のユニットは、ふむふむ、サテュロスとな。どっかの国の妖精じゃったか?」
ル「神話。主にギリシアや。ローマの神話に出てくる。半獣半人の妖精。もっとも。神話に出てくるサテュロスと違い。このサテュロスは女の子のようだけれど」
キ「このサテュロスは、見てのとおり所持スキルこそ多くはないのですが、『術式増幅』というスキルが、それを補って余りあるほどのすごいスキルなのですワ」
楓「ほほう、術式増幅のう。ええと、ターンエンド効果を強化するワ? どういう意味なんじゃワ?」
ル「術式。ターンエンド効果というのは。確か。魔術放射や。大火炎陣のように。毎ターンエンド時に。相手に追加ダメージを与えるスキル効果だったはず」
キ「それに加えて、仲間の治癒などの、ターンエンド時の回復効果もありますワ」
楓「なんと! じゃあ、術式増幅20ということは…」
キ「在籍する師団のターンエンド時の追加ダメージや回復効果が、20%増しなのですワ! 更に、彼女がリーダーになれば術式増幅が合計40になりますから、40%増しなのですワー!」
ル「驚愕。それでは。ターンエンド攻撃に。特化した師団を作ったら。大変なことになってしまうのでは。ないか」
楓「大変なことになりそうじゃのう!」
キ「まあ、バランスが崩壊するほど大変なことになってしまった場合は、スタッフがバランス調整をするのでご心配なく、ですワ」
楓「お、おう、それは安心……じゃなあ?」

楓「次のユニットは、なかなかにコミカル……いや、雄々しいポーズのユニットじゃな」
ル「蟻喰。これは確か。アリクイが敵を威嚇するときのポーズ。さてはこのユニットは。アリクイではないか?」
キ「その通り、このユニットは闇アリクイ。魔獣系のニューウェーブですワ」
楓「にゅ、にゅーうぇーぶのう……。とはいっても、見たところ、そんなに目新しいスキルなどは見当たらんが」
ル「蟲族。特効やスキルを見る限り。蟲族という種族に対して。特化しているように見える」
キ「蟲族というのは、今作VBGから追加された属性ですワ。触手とかのウネウネしたものから、蟻や蜂のような昆虫っぽいものまで様々ですワ」
楓「触手かー。ということは、闇アリクイは触手キラー。すなわちVBキラーではないか!!」
キ「考えすぎですワ」
楓「そうかー」
ル「属性。そういえば。確か。属性の中の。『夜』というのは。少し特別な意味が。あるのではなかったか」
キ「いいところに気づきましたワ。属性に夜がついているユニットは、昼より夜に強くなるという特性があるのですワ」
楓「夜行性の動物とかみたいなもんか? 確かVBFからは、ターンごとに昼と夜が入れ替わるんじゃったっけか」
ル「昼夜。ターンごとに入れ替わり。昼に強いユニットと。夜に強いユニットの。有利不利が変わっていき。戦略面でも。大きなポイントとなっていたはず」
キ「そうなのですワ。2つ名によるスキルの中には、夜にさらに強くなるもの、昼夜ともに得意になるもの、などなど色々とありますから、そこら辺を組み合わせるのも戦略面では重要かもしれませんワ」
楓「なるほどのう。では、闇アリクイは夜の蟲に対しては絶大な強さを発揮するわけじゃな!」
キ「そんな感じですワ。そして、今回は側面攻撃にイベイドを阻害する効果がついたのですワ。このように、既存のスキルも調整が加えられたものもあるのですワ。とはいえ、まだゲームは開発段階ですから、今回紹介された3ユニットも、あとあと変更が入るかもしれないからそこだけ注意ですワ」
ル「了解。ならばあとは。完成版を。楽しみにまつとしよう」

**********

楓「そんなわけで、今回の授業はここまでじゃ」
ル「感想。3体だけだけれど。色々と。新たな発見があった」
楓「うむ。アリクイの威嚇のポーズが意外とコミカルで可愛い、ということを覚えたのじゃ」
ル「情報。今日は。他に何か。お知らせは?」
楓「うーん、お知らせらしいお知らせはないのう。VBGのSLG体験版に関する情報は、来週中には出せるハズらしいが、残念ながら今のところは情報解禁されておらんのじゃ」
ル「解禁。では。SLG体験版については。来週まで。首を長くして。待とう」
楓「んーと、そうそう、あと1つ、面白い話があるのじゃぜ。予約特典にキャルミラのおっぱいマウスパッドをつけてくれているDMMさんを知っておるか?」
ル「既知。当然。知っている。最近は。艦隊な娘のゲームの話を。よく耳にする」
楓「実は、DMMさんのオンラインゲームで、新しく触手ものの美少女タワーディフェンスゲームが開始されるらしいのじゃがな? それに、トシぞーとゲンタの2人も絵を描いておるらしいのじゃ!」
ル「相槌。では。そのゲームを遊んでいれば。VBとはまた違う。トシぞーとゲンタの描く。美少女キャラが。見れるということ?」
楓「うむ、そういうことじゃな。触手でアンアン言うのかのう……? まあ、うちの会社のゲームではないので、あまりわしらが話せる情報もないのじゃがな」
ル「興味。せっかくなので。見に行ってみるのも。良いかもしれない」
楓「まあそんなわけで、今日はそんな感じじゃな。なんでも今日はスタッフたちがガストに行くらしいので、わしもついていってみようかのう」
ル「夜食。レストランで。美味しいものを食べるのも。また秋の楽しみのひとつ」
楓「うむ、では夜食の時間まで、開発中スタッフに溜まった疲労や淀みを祓うとするかのう。ルナも手伝うのじゃ!」
ル「承諾。術の準備を始める。この時期は。私たちもなかなか忙しい」
楓「まあ、わしらが面倒みてやらんとな! じゃが、ユーザーの疲労や淀みは祓えんからのう、発売日までの体調管理は各々で行うんじゃぞ! ではの!」

“あしたをつかめ! Venus Blood!” への3件の返信

  1. 新魔族も続々と登場し組合せだけでも一時間以上はかかりそうですね。
    しかし、これを構成させるにはアルカナの使い方がみそになりますね。

  2. 標的後逸は貫通とか扇攻撃やら側面攻撃で攻撃受けてしまうんだろうか
    予想外の攻撃でサックリ逝きそうな予感

    蟲族とか思いっきりエロ方面で活躍しそうですな

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