VBE最後のボツ供養……と思うたか!!

 はい、『恋祭☆綺想カメリアノート』の情報や店舗特典などもポツポツ公開されてきて、皆様の期待も上がっているかと思います。
 今回は、今までとは違った展開を提案されており、対応なども色々勝手が違っていてわたわたしております。
 その辺の詳細は、おいおい若い衆から発表されることでしょう。(わしが情報出すのもナンかアレなので)

 ともあれ、ゲーム部分の構築も進んできていますので、お楽しみに。
 もうちょっとお待ち下さいね!

 そして、以下はVBEのボツやらラフやらのご供養です。
 今回はフェネ関連ー。

お:「では、延び延びになっていたフェネ関連のケリをつけますかねー」
ツ:「そうですね。えーと、前々回の最後の画像から続くカンジです。」
お:「前回のは、イルダーナに飛んじゃったからな。あれはちょっとミスだった」
ツ:「書いてから時間が経つと、その辺の繋がり忘れちゃいますよね」
お:「全部書いてから分割すれば良かったのかもしれんが、そんなん長々と書いてる暇はないしなあ。
   難しいところだ」
ツ:「ともあれ、それでは画像を。こちらですー」


お:「これまた酷いラフが貼られたものですだよ。
   お客喜びませんよ?」
ツ:「酷い罵倒……!?
   ええと、私もちょっと晒すのに抵抗あったんですけど、これがホントにブレイクスルーになった1枚なので、避けて通れませんでした」

お:「確かに、線はともかく、デザイン的にはフィニッシュバージョンとほとんど変わらんな」
ツ:「はい、たまに、こういう風に、完成型のデザインが一気に脳裏に浮かぶことがあるんです。
   この絵は確か、テレビを見ていた時に唐突に思いついて、メモ帳に描き留めたものですね」

お:「キミの家、至るとこにメモ帳あるよね……」
ツ:「ドコで思いついても描けるようにそうしてます。
   でも、メモ帳は部屋ごとにあっても困らないですよ?」

お:「確かに、わしもメモ帳は大抵持ち歩いてるからなあ」
ツ:「ともあれ、この1枚で、商人じゃなくて、従軍の……軍属のカラーを出してみようと思い立ちました。
   なので、服のベースは女性士官服です」


お:「フリード軍の色を聞いてきたのはそのせいか」
ツ:「はい、そうですね。
   ただまあ、奴隷……じゃなかった堕落な将校のクラリスさんの方向性は、ファンタジーにはそぐわないので、その辺りは可愛くえっちくアレンジです。
   どちらかというと、士官候補生的なデザインでしょうか?」

お:「ああ-、そんなカンジする。ちょっと学生っぽいというか。スカートのせいかねえ?」
ツ:「そうかもしれません。
   あとは、腰回りに筆記用具や、色々な道具や書類を放り込んでおくためのおっきいバッグを配置しましたー」

お:「2つ並んでるのは? 左側はえらい頭身高いですが」
ツ:「私、元々は頭身高い画風なんですよ。
   少女キャラでも6頭身とかにしちゃうので。
   なので、手癖で描いた頭身が左です。でも、これだと、トシぞーさんやゲンタさんのキャラと並べた時に、いくらなんでも変だったので……」

お:「丈を詰めてバランス調整したと。右の方がエロゲっぽいバランスではあるね」
ツ:「そうかもです。フェネちゃんはロリキャラじゃないので、頭身上げ過ぎちゃったんですね。
   右のものは、そのまま線画の下描きとして使ってます。細部は大分変えちゃってますけど」


お:「これは?」
ツ:「頭身の調整と同じ頃に描いていた、キャラのイメージをつかむための練習です。
   今までと違って、デザインだけ描いて終わり、ではなかったので、自分でちゃんとフェネというキャラクターを描けるように、慣らしていたんですよ」

お:「この頃には、書類抱えてくるくる走り回るイメージが既に出来上がっていたんだな」
ツ:「今回は、私が先にキャラを作って、おにかげさんが後からシナリオを乗せるという変則的な形でしたから、キャラ作りの一助に、という面もあります」
お:「その辺は助かりました。……大分歪めた気がしなくもないですが!!」
ツ:「基本的には踏襲して頂いたと思いますけどねー。
   後半部分はアレでしたが!」

お:「あの辺は、わしも知らん段階で前半部分書いてたからなあ。とんだ二面性を孕んだ内容になっちまっただよ。
   後半との兼ね合いで、ボツになったシナリオもあるし」
ツ:「夢見がちな乙女のようなエンディングですよね(笑」
お:「そうそう(笑
   書き上がった後に、2人して『これはないわー』と失笑したとゆー」
ツ:「あれはもう、後半部分がどう、というレベルではなく、ありえない内容でしたよ!」
お:「えー、いいじゃん、小さくても素敵なお店を、フリードと一緒に切り盛りするエンド」
ツ:「そんなの、フリード様じゃない……!!」
お:「わしも心底そう思うわ(笑」
ツ:「なら何で書いたんですか(笑」
お:「……勢い?」
ツ:「とんだ無計画文屋ですよ!!」
お:「いやあ、そんなに褒められると照れるなあ(てれりてれり」
ツ:「褒めてない……!!」
お:「でも極力、フリードのキャラは壊さずに書いたんだけどねアレ。まあボツったモンなんでどーでもいいや。
   さて、それではお次ー」


ツ:「これもキャラをつかむためのラクガキの1つですね。
   頭の鳥は気にしないで下さいぴよ? 確か、JUN氏のリクエストだったような……」

お:「何故、鳥なのかは良く分からんが……」
ツ:「何も考えないで描いたので、意味はないぴよ?」
お:「その口調キモいからヤメて」
ツ:「……チッ!」
お:「不条理な扱いを受けた!?」


ツ:「これも試し描きですねー。
   最初は、神への生贄だったのを、フリードに救われた……という設定だったんですよね」

お:「早々に無くなってしまったがな」
ツ:「でも、その設定があるから、お腹を見せない服装デザインにした面もあります。
   その設定が変な方向に活かされてしまいましたが!!」

お:「そら隠すわ! その割には自分から見せたがな!!
   ちなみにこの頭悪い4コマは何かね?」
ツ:「公式通販本で、これより遙かに頭悪い4コマネタを出してきた人に言われたくありませんよ!?」
お:「失敬な。大体、こんな暗黒面ほとばしるネタを提示するから、本編でもあーゆーことになるんですよハハン?」
ツ:「うわ、責任転嫁した! 最悪ですよこの男! 猫のう●こ踏め!!」
お:「踏みはしないが、ケツに付着したのをウェットティッシュで拭き取ったことならあるぞ。
   夜中、布団の中に潜り込まれたら、猛烈に臭かったからな」
ツ:「うっわ、斜め上に最低の切り返ししましたね」
お:「仔猫のウチだけだったから、アレだな、猫もやっぱ成長に合わせて自分のケアがちゃんと出来るようになるんだな」
ツ:「知りたくもない豆知識を……!」
お:「それはともかく、これでボツキャラやらラフやらは出尽くしたかな?」
ツ:「ラスボス周りは流石に自重しましょうね」
お:「そして、これで終わり……かと思ったら、ゲンタが手持ちのラフを公開しようか、とか言ってたぞ」
ツ:「今回は、攻略小冊子の方で掲載しませんでしたからね。それも良いかもしれません」
お:「ということで、後はヤツに振るぜ! 相談してないけどきっと大丈夫だろう!」
ツ:「せめて相談くらいはしましょうよ!?」
お:「いいのいいの。それでは、またいつかお会いしましょうー!」
ツ:「いいのかなあ……。
   それではまたいつか~」