2025年2月アップデート02
アースガルズ評議会キャラクター紹介2

 皆さん、こんにちは!
 『VenusBlood RAGNAROK international』アップデート情報です!

 ハッピーバレンタインデー! 皆さんはウハウハ楽しんでますか?

 ふむふむ、それはよかったです。なにせ、今日も特別なバレンタインデースペシャルアップデート、アスガールズ評議会シーン紹介その2です!

 さぁ、今回紹介される2人組はだれでしょうか?

(※こちらの記事は、公開済みのKickstarterアップデート情報と同じ内容になります)


紅蓮華の花嫁リンデ

 戦いが終わった後、覇王となったヴァーリは側近のリンデと一緒に過ごす時間が多くなった。リンデは変わらず献身的にヴァーリの政務を助け、公私共に主君を支える働きぶりを見せた。それは、忠臣の域を超えて、まるで伴侶のようだったという。

 二人が本当にその関係になった時、宮中にそのことを意外に思う者は誰一人いなかった。

 結婚式の日に、鮮やかな紅のウェディングドレスを着ているリンデがヴァージンロードをゆっくりと歩いていた時、かすかに兄のジークの姿を見かけた。

 妹の晴れ姿を温かい目で見守っている兄。その思いを受け、夫の傍にたどり着いたリンデは、とても幸せでした。

「このドレス、ちゃんと着こなせているでしょうか? ヴァーリさまの后として、ふさわしい装いでしょうか?」

 ふ~む、やはり、バレンタインデーのアップデートだと、ラブラブな結婚式シーンに限りますね!

 真っ白のが定番なウェディングドレスだが、燃えるような深紅の方がリンデに似合います!

 さて、ヴァーリと結婚するのは、リンデの願望ではありましたが、ついにそれが叶う日が来ました。評議会の皆さまがこの晴れ舞台を用意してくださるなんて、本当に愛されていますね、リンデは!

 よく考えたら、夫は兄と親友に当たる関係なのだから、親友から義理の兄弟になっても、割と自然な移行なのではないかな?

 さてさて、幸せウェディングはやはりバレンタインにぴったり。

 ということで、次に紹介するシーンは…!


喪失の魔皇女ヴィザール

**注意:ここからはカオスルートのネタバレが含まれております。**

 ヴァーリが極夜の鍵を酷使した結果、ついには己の霊格がその負担に耐え切れなくなった。覇王ロキとの決戦のさなか、ヴァーリの身体はついに崩れ果ててしまったのだ。

 最愛の者を失ったヴィザールは、ロキに怨嗟の恨み言を叩きつけ、せめて自分も最愛の人の元へと送ってくれと願った。しかしながらロキは己の娘に手にかけず、彼女を異次元の空間へと放り込んだ。生きて、新たな時代を見届けることこそが彼女への罰となるのだ。

 孤独の空間に1人で彷徨い、最愛の者を失ったショックで、ヴィザールはとうとう正気ではいられなくなった。彼女の願望か、あるいは狂気が幻影のヴァーリを幾人も創造し、孤独を癒そうともしていた。

 一方、現実の世界では、魔女ヴィザールの存在がおとぎ話となっていた。悪い子にしてるとお月様から魔女が攫いにやってくるよ、と。

「ウソよッ、どうして!? ヴァーリ、私と一緒に創世をするって約束したのに!」

 おぉ~、バレンタインにぴったりなお披露目と思いませんか? むしろ、こちらの方が、我々ナインテイル、もといデュアルテイルとしては合ってはいると思いませんか?

 しかしこれは、バッドエンドというより、アナザーエンドと言った方がいいかもしれませんね。あり得た可能性の歴史の1つ。
 彼女を手にかけなかったのは果たして、情なのか憐れみなのか、それとも本当にただの罰のためだったのか…。真実の知るのはロキただ一人。

 新たな世の基盤を築いた彼はきっと満足気に逝っただろうが、己の娘の執念深さを侮っていたかもしれません。
 頑固さというか、諦めの悪さは親譲りでありましょう。

 異次元に長く閉じ込められて尚、正気を失おうが、復讐心を燃やし、新たな姿をも得ることに……。
 時が流れ、神族も魔族も力が衰え、次元の壁が薄くなりつつある。次元の狭間の鳥かごに閉じ込められた復讐の姫に、果たしてどのような結末が待ち受けているのでしょうか……?

**注意:カオスルートのネタバレはここまでとなります。**

 と、いうわけで、今回のアップデートはここまでですね。

 ハッピーバレンタインデー!