ninetail/dualtailの年内営業は、本日で終了となります。
2020/01/05までの間は、サポートなどの対応は基本的に致しかねますので、予めご了承下さい。
『創神のアルスマグナ』の再度の延期など、ユーザー様や販売店の皆様に気持ちよく年の瀬を迎えさせることが出来なかったのは、大変申し訳なく思います。
さて、2019年は平成という時代の終わりでもあり、平成の始めに成長が始まった美少女ゲーム界隈が、時代の終わりに今のような苦境を迎えていることについて、思いを巡らせてしまいます。
弊社においてもそれは違わず、ここ数年は様々な生き残りの方法について模索していました。
そのうちの幾つかは、本年度にある程度の形として結実させることが出来ました。
『VenusBlood FRONTIER international』や、『VenusBlood ORBIT』がそうです。
特に前者はクラウドファンディングを利用した上での海外展開と、2つの試作が重なったものであり、売り上げとしてもかなりの成果を残してくれました。
海外販売サイトの審査関連でまだ完全なプロジェクトにはなっていませんが、現段階でも過去の新作と遜色ない売り上げを見せてくれたことは、大きな驚きと共に、1つの光明となってくれた、という思いです。
ソーシャルゲーム『VenusBlood ORBIT』に関しても、過去何度か打診があったパターンとは異なり、基本的に社内での制作を軸としたことで、ようやく勝算が見える形となりました。
これまでのシリーズの原画家様や、今までに声をかけられなかった新しい原画家様にも協力を頂くことで、過去作のユーザー、並びに新しいユーザー様へ、新たな楽しみをご提供できればと考えています。
数年前まではPCソフトのみに頼る収支モデルでしたが、その限界を感じて様々な動きを模索・実行出来たことは、スタッフの頑張りや関連会社様のご協力あってのことです。
これからもPC18禁ソフトの制作・販売を軸とするのは変わりませんが、それ以外にも過去作の海外展開、人気のIPを生かした展開などで、様々な国内外ユーザー様へ『楽しさ』の提供を続けていこうと思います。
試行錯誤も多く、なかなか厳しい状況ではありますが、動き続けてきたお陰で見えてきた光明でもあります。
多くのユーザー様の温かいご支援、販売店様のご尽力、流通会社様のご協力など、相も変わらずの支えられるばかりの1年でしたが、それらに報いるような商品の提供を以て、返礼としていく所存です。
本年も多数のご声援とご支援、ありがとうございました。
そして来年もどうか宜しくお願い致します。
スタジオ九尾 代表 おにかげようじ 拝