こちらのブログではお久しぶりです。あくまっこです。ライターです。
実はかなり前から水面下で色々動いていたんですが、お漏らしする機会に恵まれず、かなりの間が空いてしまいました。というわけで、ninetail新作『創神のアルスマグナ』公開しております。
今回ご縁があり、メイン原画としてまさはる先生に担当していただき、九尾ブランドの新しい世界をお送りできることを、僕も楽しみにしています。『創神のアルスマグナ』については、今後も公式HPやツイッターなどを通じて、新情報の告知をしていきますので、よろしくお願いしますね!
それからこちら、公式通販サイト『楓通販』にて、『VenusBlood:Lagoon』のヒロイン、レヴィア抱き枕の予約が始まっていますよ。
しなやかな体のラインに、ちょうどいいボリュームのおっぱい、表情も大人っぽい雰囲気がイイですね。ロリじゃないゲンタさん絵の抱き枕って、実は珍しかったりするのかな? 受注生産だし、再販は厳しいアイテムなので、迷ってる人は思い切ってポチってみては?
そして、ナインテイル14周年記念『ナインテイル インテグラルパック』の発売も来週末7月26日に迫っています。気になるけど、もう買ったタイトルがダブってるしなぁ、という人も特典のバスタオルや、小冊子という名の鈍器を目当てに手を伸ばしてみるのもいいですよ。
収録作の中には僕が関わったタイトルもいくつか入っていまして、せっかくなので少々語ってみます。
・『ヴィーナスブラッド エンパイア』
僕がシリーズに参加したのは、この後のVBFからなので、Empireは資料として貰ったのをプレイしただけです。仕様的な制約の中、悪堕ちを任意で発生できる自由度が素晴らしく、よく落とし込んだものだと思いました。
神話的な世界観で戦記風でもあり、女神のキャラ性にも花があり――、これはハマる人はハマるでしょう。エロゲのジャンルとして他に見られないものでしたね。今の目で見ると、絵やシステムに古さは否めませんが、現在のヴィーナスブラッドシリーズの方向性を決定づけた1作なので、やってみて損はないですよ。インテグラルパックには、溺れる風の女神ジルニトラとのいちゃラブ(?)を描いた『アフターデイズ 風の双竜神』も同梱されています。
・『ヴィーナスブラッド ガイア』
母胎産卵と拠点防衛を融合させた狂気のSLGです。ヒロインに卵を産ませて、生まれたユニットを戦わせます。コンセプト自体はアビスを継承しているんですが、ゲーム性と設定を馴染ませるために、主人公自身、産卵に執着させました。そのせいか未だにネタにされますね。
ちなみに僕は孕ませゲーならボテ腹で戦うシーンを入れるべきだと思うんですが、残念ながらなかなか理解が得られません。
またインテグラルパックには、ガイアの良心、太陽の少女ティティの『アフターデイズ 太陽の少女』が同梱されています。
・『ヴィーナスブラッド ラグナロク』
僕が入社した時、社内にはディレクターのけ~まる氏と当時のライターの内山君がいて、『VBシリーズの成功は俺のおかげ』と、それぞれ似たようなことを言っていました。こういう自己主張の強さは作り手にありがちなので、僕は話半分に聞いていました。
その後しばらくして内山君が辞めてしまった後、僕が久巳友和という名義でメインで関わったVBFと、あくまっことしてメインで関わったVBGがなかなかの高評価を得ることが出来たため、僕も『VBシリーズの成功は俺のおかげ』と言って、VBFの直接の続編の企画を通しました。そうしてできあがったのがVBRです。
VBFは現在、様々な追加要素を盛り込んだ『VenusBlood:FRONTIER インターナショナル』を開発中なので、子孫達のお話であるVBRを先にやっておくのも逆に面白いかもしれません。
・『ヴィーナスブラッド ヒュプノ』
VBHに関してはテキスト監修くらいで、僕は本筋には関わっていません。ヒュプノで特筆すべきは、催眠洗脳のえげつなさです。強キャラに描かれた魔王ヒロイン達が、容赦なく屈服し、惨めすぎる醜態を晒します。土下座で極まったかと思ったら、さらにその下があります。イルカ先生の筆もノってるし、CGも解像度が上がって美麗になり、旧作から順にやるとその進歩が分かるんじゃないでしょうか。
インテグラルパックにはヒュプノの人気ヒロイン、ジュリアとリーゼのその後を描いた『アフターデイズ 業炎の花嫁』や『アフターデイズ 竜の歌姫』、そして『ダーククロニクル 堕ちた竜姉妹』も同梱されているので、ぜひやってみてください。後日談と言いながら、かなりのハードエロシーン集になっています。
・『ギアーズオブドラグーン』
・『ギアーズオブドラグーン2』
ナインテイルから出したハクスラ系ダンジョンRPGです。ナンバリングタイトルになってますが、1と2に直接的な繋がりはないし、メインライターも違います。僕は2の方に関わりました。
RPGはキャラの印象が、スキル性能や使い勝手によって左右されるところが大きく、ライターの意図しない形でのキャラ人気や反響が出たりするのが新鮮でしたね。
2のデバッグは大変で、発売日の都合もあり、事務所詰めのまま年越したことは今ではいい思い出です。ウソです。もうあんなデバッグあまり何度もは経験したくないです。ですがその分、やり応えのあるタイトルになったという自負はあります。
・『恋祭☆綺想カメリアノート』
・『まじょ☆プリ』
ごめんなさい、実は関わる機会がなかったため語れることが何もないです。カメリアノートは忍者カードバトルということで、昔ライターとして執筆した『天ツ風 ~傀儡陣風帖~』を彷彿とさせます。まじょ☆プリは不滅の魔法少女ジャンルですね。
忍者と魔法少女、またいつかやりたい題材ではあります。
最後に、ちょっと真面目なことを書きます。まだ公にはできないけど、僕には他にも関わってる企画があります。それは自惚れかもしれないけど、自分がいないと完成しない……少なくとも出来あがったのが別物になってしまうような作品。
人が喪われるというのは、そういうことですよね。今後、その人が作り出したかもしれない何かを見ることができなくなる、という。
今回の事件はとても衝撃だし、残念です。被害に遭われた方の回復をお祈りしています。
次のもその次のも買います。がんばってください。
>ちなみに僕は孕ませゲーならボテ腹で戦うシーンを入れるべきだと
>思うんですが、残念ながらなかなか理解が得られません。
ユニットとして追加、戦闘シーンでCGなら有りだと思いますがユニットで追加されても能力弱体化されてそう
FEみたいなSRPGでマップ上でトークンユニット(FEifの写し身みたいな感じ)を生み出せるとかあればありかとw