くらうどふぁんでぃんぐ? じゃ!


楓「秋が深まる日々、一足先に栗をむさぼり食ったninetailのマスコット、楓じゃ!」
ルナ「食欲。秋の他の要素にはあまり興味が無い。dualtailのマスコット、ルナ」
ニュクス「アンタら、本能直結で生きるのヤメなさいよ……。あ、わたしはコウモリの変化のニュクスよ。『お前誰だ?』って人はここを見るといいわ」
楓「今日は何やら、わしらでは良く分からん言葉が多いので、色々なことに詳しいニュクスを呼んだのじゃ。コウモリなのに賢いからの!」
ルナ「議題。そういえば。確か。今日の内容は……」

『VenusBlood:FRONTIER
ディレクターズカット(仮) 日本語版/英語版』

楓「……に、ついてのお話とのことじゃ。ええと、新しくVBFを作るんだったかなんだか、とにかくニュクスが色々知っておるのじゃな?」
ルナ「博識。一体どこで知識を仕入れてくるのやら」
ニュクス「アンタらがマスコットのクセにいい加減すぎるのよ!? あーもういいわ、よーじに頼まれちゃったし、仕方ないから解説やってあげるわ」

楓「相変わらず、おにーには甘いのじゃ」
ルナ「類型。いわゆるツンデレのテンプレ的なキャラ造型」
ニュクス「メタな発言ヤメなさい。……吸うわよ?」
楓「ひぃっ! アブラコウモリのくせに血を吸うとかありえんのじゃ!」
ルナ「解説。今日は『VenusBlood:FRONTIER』の。クラウドファンディングについて解説してくれるとか?」
ニュクス「まあそうね。ところで、クラウドファンディングについて、どれくらい知ってるのかしら?」
楓「…………」
ルナ「…………」
ニュクス「二人して首を傾げるんじゃないわよ!!! アンタらホントにマスコット!?」
楓「いやあ、何となくは察しておるのじゃが、なあ?」
ルナ「殊更。きちんと聞かれると。自信がなくなってくる」
ニュクス「確かに、改めて問われると面食らうかもね。そうね、簡単に言うと……普通、ゲームを作る時は、会社のお金で作るじゃない? それで、ユーザーさんはお店で売り出されるゲームを買うワケね」
楓「うむ、たまに会社のお金だけでは足りずに、お金を借りたりもするのじゃ」
ルナ「金融。そういったお金の巡りは。何となく知っている」
ニュクス「そうそう、今まではお金を借りる場合は、大きな資本を持っている……例えば銀行とかから借りてたんだけど、それをたくさんの個人から集める仕組みを作ったのね」
楓「ふぅむ……あれじゃな、仏像作る時の喜捨みたいじゃな」
ルナ「過去。寺社仏閣を建てる際は。信徒から少しずつお金を集めて建立したこともあった」
ニュクス「あはは、言い得て妙だけど、ある意味近いわね」
楓「つまりあれか、『VenusBlood:FRONTIER』の翻訳にはお金がかかるので、事前にユーザー個々人からお金を集めようってことじゃな!」
ルナ「納得。ある意味では。VBシリーズも。一部の者たちが信奉する宗教のようなものということ」
楓「中でもコアな信者は己を触手と認識してしまっていると聞くのう。これが宗教の力か」
ニュクス「怒られそうだからその認識は改めなさい。まあ、喜捨と違うのは、集まったお金が足りなくて制作できないってことになった場合、出資したお金はちゃんと帰ってくるってことね」
楓「ほうほう、それでは、参加を表明する分には、別に損はしないのじゃな」
ルナ「安心。それなら気軽に参加も出来る」
ニュクス「プロジェクトを立ち上げる方からしたら、失敗したくないけどね。さて、それじゃこのサイトを見てもらおうかしら」

※クリックでサイトへ飛ぶ※


楓「ぬお、英語じゃ! 全く分からん! ……ルナは魔術を使うのじゃから、分かるじゃろ?」
ルナ「否定。魔術と英語は。何の関係もない。むしろ長く生きている楓の方こそ。語学に堪能では?」
ニュクス「醜い押し付け合いはヤメなさい。今回のプロジェクト、元々は英語版の制作を目指していたモノなのよね。だから、海外に強い『KICKSTARTER』を利用したワケ」
楓「む、そうなのか? でも、今は日本向けにも紹介しておるではないか」
ルナ「確認。以下のサイトなどは。日本語で色々解説している」

※クリックでサイトへ飛ぶ※


ニュクス「元々は、って言ったでしょ? VenusBloodシリーズは日本で始まった作品だし、日本のユーザーさんが参加できないのは面白くないかなってコトになったのよ。それで、『日本語版も制作しよう!』ということで、日本語での案内ページも作ったの」
楓「確かに、祭りに参加できないのは、ちょびっと寂しいものじゃ」
ルナ「変更。とはいえ。今更日本語版と言っても。過去に発売したVBFと。何か変わっている部分はあるのか」
ニュクス「一番おっきな変化は、全年齢版になってるってコトね。ストーリーは変わらないけど、セクシャルな部分は修正されるみたい」
楓「ぬ? ということは、ユニットのヴァンパイアなどは……」
ルナ「痴女。歩く18禁とは。彼女のこと」
ニュクス「……ええ、着るらしいわ。……服をね」
楓「驚天動地なのじゃ。……ということは、家族に見つかっても安心のゲームになるということか!?」
ルナ「所謂。コンシューマゲームのように。なるということ」
ニュクス「あとは、リワードで追加された要素があるなら、それらが追加された状態になるわ。この辺は後でまた触れるわね」
楓「ともあれ、VBFを英語に翻訳・海外で発売するための資金を、ユーザーの皆から喜捨をもらって作ろうと、そういうことか!」
ルナ「概要。細かい部分は違うけれど。認識としてはそういうこと」
ニュクス「それで、リワードっていうのは、出資に対して得られるお返しのことなんだけど、こんなカンジで色々用意してるわ」

リワード一覧01


楓「ぬわ、めちゃくちゃいっぱいあるのじゃ!?」
ルナ「大量。目が回るとは。このこと」
ニュクス「あはは、これで1/3なんだけどね。一番基本のセットは¥3960円のヤツね。これだけ出せば、DL版を遊べるわ。¥3300円のは早期割引だけど、もう売り切れちゃったから」
楓「つまり、この基本のものに、色々と追加のお返しがあるのを、各々が選べるってことなんじゃな?」
ルナ「選択。それぞれが財布と相談して。欲しいものをチョイスする」
ニュクス「そう、色々要求に応えられるように、幅広く用意してるってコトね」

リワード一覧02


楓「この辺はグッズとのセットのヤツじゃな」
ルナ「新作。過去に製作したグッズ以外にも。色々新作グッズも目白押し」
ニュクス「マグカップや懐中時計にアクリル時計、スマートフォンカバーやタペストリーなんかは新作。あと、ティルカの抱き枕カバーも完全描き下ろしの新作ね」
楓「ぬおお、これだけあると自分で組み合わせを選びたいのじゃあ……!」
ルナ「無理。そんな都合のいいことが。あるわけが」
ニュクス「あら、出来るわよ。出資するとね、出資者専用のサイトに入れるの。そこではグッズの単品購入もできるの」
ルナ「朗報。それは大変。ありがたい」
ニュクス「その出資者専用サイトには、一番安い¥110円のプランでも入れるようになるから、ホントにグッズだけ欲しい人は110円のプランを利用してもいいかもね。あと、出資者用サイトには、プロジェクトの進捗報告なんかも掲載されるわ。スタッフのここだけ情報なんかもアップされたりして?」
楓「ぐぬぬ、この商売上手め……!」

リワード一覧03


ルナ「高額。何やら。桁の違うものが散見される」
ニュクス「そ、ここからは限定数のある、プレミアムなプランね。自分の考えたユニットがゲーム中に登場させられたり、なんなら好きなキャラの新エピソードを作ってもらえたりとか」
楓「ぬおお、それはすごいのじゃ……!!」
ルナ「極限。まさにプレミアムなプラン」
ニュクス「もっとも、原画家の直筆イラスト色紙付きのプランは売り切れちゃってるケド。追加してくれーって声もあるみたいだから、その辺は検討中みたい」
楓「ぼくのかんがえたユニットを出せる、というやつは、随分高価じゃが、もう4人も買っておるのか」
ルナ「爆誕。きっと面白可愛いユニットが。指定されるに違いない」
ニュクス「その辺は相談しながらになるみたいだから、あらかじめご了承を、ってトコね。他人様のキャラとか使いたいーって言ってもダメだし」
楓「そりゃまあそうじゃな。ところでニュクスよ、これで増えたユニットは、支援した者以外も使えるのか?」
ニュクス「ええ、増えたユニットやエピソードは、ソフトに組み込まれるから、誰でも楽しめるわよ。だから、これらのコースに支援した人は、他の人に『アレはわしが追加した』って自慢していいわ!」
ルナ「優越。それはなかなか。得難い体験のような気もする」
楓「いやあ、楽しみじゃなあ! これはいつ頃発売になるんじゃ?」
ニュクス「んー、それなんだけど、発売するかどうかは、まだ分からないのよねー」
ルナ「万端。ここまで色々用意をしているのに。どういうことなのか」
ニュクス「それはね……今回のプロジェクトは、『All or Nothing』って形式だからよ」
楓「おーるおあ……な、っし??」
ルナ「難解。英語は良く分からないと。さっきから言っている」
ニュクス「あはは、ごめんね。つまりは、アリかナシの二択しかないの。資金が目標額まで集まれば制作。集まらなければ……全てご破算ってコト」
楓「なぬ!? ここまで色々準備しておるのに、無駄になってしまうのか!?」
ルナ「狼狽。そんなリスクのある。ものだったなんて」
ニュクス「ダメになった場合は、出資者の元にお金は戻ってくるから安心していいわ。でも……そうね。ここ半年くらい、ずっと水面下で準備してきた分の時間やコストはぜぇーんぶパァね」
楓「ぬう、これは何としても成功させねばならんのじゃ……」
ルナ「目標。ちなみに。幾ら資金を集めなければならないのか」
ニュクス「えーと、1600万円ちょっとかしら。30%ちょっとはもう集まってるけど」
楓「めっちゃ大金なのじゃ!?」
ルナ「膨大。途方もない数字に思える」
ニュクス「正直、楽観はできない数字だとは思うわ。だからこそ、色々準備してきたし、必ず成功させてやるーって思いでやってるのよ」
楓「これは、わしらも褌を締め直さねばならんのう!」
ルナ「責務。マスコットとして。食欲の秋にうつつを抜かしている。場合ではない」
ニュクス「……いや、それはいつでも自覚持っていいわよ? でも、あんまり悲壮感をもってやるのは楽しくないでしょ? 気持ち的には、おっきなお祭りだと思えば良いのよ」
楓「ほうほう、祭りか。確かにその方が楽しそうじゃ」
ルナ「大祭。ユーザーも私たちも。目標に向かってワイワイ楽しむ」
ニュクス「そんなカンジよ。それに、もし目標額を越えてもっと資金が集まれば、追加要素が増える場合だってあるんだから」
楓「なぬ、そうなのか!?」
ルナ「朗報。それは盛り上がってくる」
ニュクス「ストレッチゴール、つまりはゴール後の超過分ボーナスね! 何が追加されるかは、おいおい発表されると思うから、ブログやらTwitterやらを確認すると面白いんじゃないかしら」
楓「しかし、色々追加されるとなると、元の大人向けのから削られた部分が惜しくなるのう……」
ルナ「衣服。ヴァンパイアも本当の自分をさらけ出して欲しい」
ニュクス「あ、大丈夫よ。望むなら、パッチ当てればセクシャル要素復活するから」
楓「なぬ!? そうなのか!?」
ニュクス「勿論、ユーザーが成年だったら、って話だけどね。ちなみに18禁要素復活パッチは、無料で提供されるわ」
ルナ「豪気。大盤振る舞いとは。このこと」
ニュクス「まあ、DLsite.comさんでDLしないといけないから、会員登録しなくちゃいけないけど、その辺は許してね?」
楓「……むむ? あとからあっち要素を追加できるとなると、全年齢版と言ってもよいものなのか??」
ルナ「混乱。英語版もあるし。もっと分かりやすい表記はないのか」
ニュクス「まあ、よくあるのは『ディレクターズカット版』とかよね。社内でもどうやって呼ぼうか、色々派閥があるみたいだけど」
楓「そういえば、この記事の頭のほうにも『ディレクターズカット(仮)』などとあやふやな表記がされておったな。こういう時、おにー辺りは恥ずかしい名称をひっそりと考えておるに違いない」
ルナ「流石。心の中に荒ぶる中学生を住まわせる四十路男」
ニュクス「アンタら、酷い物言いしてるわね……」
楓「その割には何故視線を逸らすのじゃ」
ニュクス「…………」
ルナ「脂汗。何か心当たりがある模様」
ニュクス「……まあ、『VBF:reincarnate』とか、『VBF:Linkage』とか、『VBF:Bifrost』とかブッこいてたわね……」
楓「ニュクスがめっちゃ遠い目をし始めたのじゃ」
ルナ「地雷。とんでもないものを掘り出してしまった感」
ニュクス「ハイもうやめ!! この話はここまで!」
楓「そうじゃな、聞かなかったことにしてやるかのう、ルナよ」
ルナ「承諾。このことは。墓の下にまで持っていく」
ニュクス「くっ、口を滑らせたわ……!!」
楓「ともあれ、くらうどなんとやらについては大体分かったのじゃ!」
ルナ「疑問。何か分からないことがあれば。コメント欄にでも書き込んでおくと。ニュクス先生が教えてくれるかも」
ニュクス「誰が先生よ!!」
楓「うわははは、存外似合っておると思うがのう! それでは皆の衆、今日はこの辺でさらばじゃ!」
ルナ「寒暖。変な天気の日も多いから。体調には気をつけるように」
ニュクス「クラウドファンディングの情報、新作情報、色々告知していくから、ちょいちょい覗きに来てね! ……きっと楓とルナが頑張ると思うわ……」
楓「何故そこで疑問系なのじゃ! 任せておけい! ではの!!」

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