お中元で歓喜じゃ！！

楓「ルナよ、いよいよ夏じゃぞ夏！！」
ル「七月。学生たちは。試験が終われば。いよいよ夏休み。楽しそう」
楓「残念ながら、九尾スタッフどもは学生じゃあないので、夏休みとかそんな楽しいもんはないんじゃがな」
ル「スタッフの分まで。私と楓で。海やプールと。夏を満喫しておこう」
は「ちょ、ちょっと二人とも！　ボクたちもいるんだけど。あ、ボク、カマイタチの長男はやてです」
い「グスン……確かに出番は少ないけど、忘れられちゃうのは哀しいわー。あ、あたしがカマイタチのおねーちゃんこといぶきよ！」
め「というわけで、お久しぶりのカマイタチーズの次女、めぐみなのー」
楓「おや、マスコット全員集合とは珍しいのう」
ル「疑問。いったい。なにごと？」

は「実はね、ユーザーさんから凄いものが届いたんだよ」
楓「凄いもの　……くんくん、何やら美味いものの気配がするぞ」
め「楓ちゃ、食べ物には敏感なのー？」
ル「確認。もしかして。あそこにたくさんある箱は。美味しいもの？」
い「じゃじゃーん！！　その通り！！　ユーザーさんから、たくさんのお中元が届いたのよー！！」

楓「おお、これは素晴らしいのう！！　こっちはゼリーで、こっちは羊羹、なにやら美味そうな酒まで入っておるではないか！！」
い「ほほう、これはもう……さっそくいっちゃうしかないんじゃない？」
楓「よし、さっそく枡でも持ってくるかのう」
は「楓ちゃん、いぶきねえさん、まだ日記中だよっ」
め「めー！　なの。宴会を開くのは、日記をおえてからね？」
ル「菓子。お酒もいいけれど。美味しそうなものが。沢山入っている。食べ甲斐がある」
は「うーん、でも本当はこれスタッフの人たちにあてたものだから、あんまりボクたちが食べちゃいけないと思うんだけど……」

ル「会議。ならば。どれを誰にあげるか。私たちで振り分けてしまおう」
楓「ほほう、ルナにしては行動力があるのう」
い「じゃあ、スタッフの好みとか趣味に合わせて考えてみようかしらねー」
め「コーヒーは、すきなスタッフがいるからその人たちのぶんかな？」
は「同じく、紅茶も普段紅茶を飲んでる人に分配して……と」
楓「酒は、万が一スタッフが一気飲みなんかしたら健康に悪いので、仕方ないからわしがもらっておこう」
は「えっ」
ル「健康。お菓子は。スタッフの虫歯に繋がってしまう。ここは私たちが責任をもって。食べておこう」
は「えっ」
い「じゃあ、あっちにある黒烏龍茶はスタッフみんなにプレゼントしましょうか」
め「スタッフみんな、ためこんだ体脂肪をへらすのー」
は「そ、それでいいのかな……」
楓「うむ、お中元を送ってくれたものには感謝じゃ！　しっかり味あわせて貰うぞ」

（※お中元はこの後、マスコットを折檻した上でスタッフが美味しく頂きますのでご心配なく　スタッフ談）

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楓「ところで、何か他にお知らせなんかはあったかの？」
ル「抱枕。楓通販にて。『Venusblood -GAIA-』より。キャルミラ抱き枕の。予約受付中」
い「予約の〆切は１１日だから、あと一週間よ！　悩んでる人は行っちゃえ行っちゃえ！！」
め「んと、予約のあと、おかね入れないとだめだから、早めにやったほうがいいかもなのー」

楓「とまあ、そんなところかのう」
い「あれ？　はやてったら、何してるのかしら」
ル「疑問。はやてが。お中元の箱の下から。何かを見つけた様子」
め「おにいちゃ、何してるの？」
は「ね、ねえ！　なんか妙な扉があったんだけど、これってもしかして……！！！」
楓「ん？　なんじゃ？　これはまた妙な扉じゃな。中は真っ暗で、わけわからん文字が並んでるだけじゃが」
ル「…………」
い「これってもしかして、あれじゃないの？　ええと、なんていったっけ」
め「ティザーサイト？」
楓「ティザーだかラーメンライスだか知らんが、こんなわけ分からんもんだけあっても困るのじゃ」
は「う、うーん。まあ、何かあったら、そのうちスタッフの人たちから発表があるのかなあ？」
ル「…………」
い「ううむ、これはちょくちょく覗いて監視しておいた方がいいかもしれないわね！！　……でも、なんにしても今日のところは終わり！　さっそく酒盛りよー！！」
楓「よっしゃー！！　酒じゃ酒！！　わしが飲みつくすのじゃー！！」
は「え、えーと、今日の日記はここまで、みたいです。ユーザーの皆さんは、お中元でお酒が送られても、一晩で飲みつくしたりしちゃダメですよ？」
楓「ではの！！」