楓「楓と」
ル「ルナの」
「「お化けコーナー!!」」
楓「というわけで、わしがナインテイルの目でピーナッツを噛むマスコット、楓じゃ」
ル「紹介。私はルナ。デュアルテイルの鼻でスパゲティを食べるマスコット」
楓「ルナよ、そろそろ皆の手元にアレが届き終えたころかのう」
ル「疑問。アレとは?」
楓「アレつったらアレじゃ!! ええと、キャラメルとバニラがお湯に入ってるやつじゃ」
ル「憶測。キャラメルカプチーノ?」
楓「ん?」
ル「ん??」
楓「あっ思い出した、マイクロファイバータオルじゃ!!」
ル「確認。キャルミラとヴァニラと。テリアとティティが。温泉に入っている絵柄の? アンケート特典の?」
楓「さっきからそう言っておるではないか。ルナは人の話を聞いておらんのう」
ル「…………」
楓「んで実は、どうやらマイクロファイバータオルの感想が続々と送られてきているらしいのじゃ!!」
ル「手紙。しかも。写真つき」
楓「うむ。さっそく見てみるのじゃ!」
楓「という一通目のお葉書じゃ!!」
ル「毛並。私と同じ。黒い毛皮のユーザーさんがいたとは」
楓「しかし、なんだか妙にどこぞで見かけるような感想の手紙じゃのう」
ル「効能。マイクロファイバータオルは。毛並みがよくなる。覚えた」
楓「このユーザーさんはベッドに敷いているようじゃな」
ル「縮尺。ベッドのサイズと比べて。マイクロファイバータオルが。やや大きすぎるような気も。しなくもない」
楓「そんなに大きなタオルじゃったかのう? しかし、宝くじが当たるとはさすがじゃな!!」
ル「効能。マイクロファイバータオルは。ギャンブル運を高める。覚えた」
楓「どうもうちのユーザーさんはマイクロファイバータオルを見ると寝てしまうようじゃな」
ル「位置。寝るときのシーツという割に。シーツの上に寝ているようには。見えないけれど」
楓「きっと彼女ができてうかれて、目測を誤ってしまったんじゃろう」
ル「効能。マイクロファイバータオルは。恋愛運を高める。覚えた」
楓「マイクロファイバータオルは色んな使い方があるのう」
ル「布団。薄手の布地なので。これからの季節には。丁度いいかもしれない」
楓「もしかしたらこの布団で寝れば、ヒロインどもと温泉に入る夢が見れるかもしれん」
ル「効能。マイクロファイバータオルは。健康を支える。覚えた」
楓「というわけで、こんな感じのお葉書が続々と寄せられているとか、いないとか」
ル「続々。他にも。昇進したとか。身長が伸びたとか。メガネの汚れがふき取れたとか。様々な報告が。あるとか。ないとか」
楓「いやはや、アンケートに答えるだけでこんなものが貰えるとは、九尾は素晴らしい会社じゃのう!」
ル「感動。まだ九尾を知らない人たちにも。さっそく九尾を広めてあげないと」
楓「あはははは」
ル「うふふふふ」
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楓「…………」
ル「…………」
楓「……はて、今まで何をしてたんじゃったか?」
ル「忘却。何か。スタッフに。不思議な香を嗅がされてから。その後の記憶がない」
楓「うーん、ま、いっか」
ル「告知。とりあえずは。お知らせごとなどを。済ませてしまおう」
楓「おう! えーと、まずはあれじゃな。キャルミラの抱き枕じゃ!!」
ル「詳細。『Venus Blood -GAIA-』キャルミラの。描き下ろし抱き枕カバーが。楓通販にて。予約受付中」
楓「裏側の絵は以前出たテリアの抱き枕と川の時で寝れる、横向き抱き枕なのじゃ!」
ル「締切。受注期間は7月11日まで。注文忘れのないよう。お早めに」
楓「えーと、他には何かあったっけか?」
ル「考察。たしか。人員募集についての。お知らせとか」
楓「おーそうじゃそうじゃ、少し前から募集しとったスタッフ募集じゃが、ありがたいことに事務スタッフの応募が結構あつまっておったようじゃ」
ル「人員。選考を進めていくにあたり。事務の受付は。一旦終了するとのこと」
楓「応募数がそれなりに集まった以上、これ以上追加で募集しても仕方ないからの」
ル「来週。火曜日あたりまでの。到着分は。きちんと選考に含むつもりなので。今日あたり。送ってくれた人は。安心してほしい」
楓「ちなみに、シナリオライターとアシスタントディレクターは引き続き募集しとるんで、やる気のあるものを待っておるのじゃぜ!!」
ル「期待」
楓「さーてと、お知らせとしてはそんなところかのう」
ル「完了。今日は。何やら頭がぼんやりするので。そろそろ休もうと思う」
楓「それが良かろう。何やら最近はスタッフ連中にもまた風邪が流行っておるようだしな」
ル「体調。食品も傷みやすい。季節なので。徹底管理を。心がけねば」
楓「うむ! そんなわけで、今日の日記はここまでじゃ!! ユーザー諸君は、妙な効能を謳った商品に騙されたりせぬよう気をつけるのじゃぞ!! ではの!!」