コックリさん、コックリさん、JUNです。
コックリさんの思い出話でオチ無しです。オカルトが苦手な人、逆にマジな人はお帰り。ぬる~く見れる人向けです。
わたしが小学生の頃、一般的に娯楽といえばリカちゃん人形、ミニ四駆、ガン消し(ガンダムの消せない消しゴム)、ビックリマン、ファミコンなどなど。日本がバブルに沸き、団地がシムシティーの如くモリモリ建てられてた時期ですね。
で、そんな娯楽アイテムは当然学校には持ち込めないので、休み時間の使い道と言えばドッチボール、缶蹴り、ケイドロ、ゴム飛び、縄跳び、定戦。遊具で人気だったのはジャングルジム一択で、競争率がとても高かったです。
そして放課後になるとこっくりさんや花子さんなどの怪談に沸くわけです。
当時、人面犬・花子さん・口割け女とオカルトな噂が絶えませんでした。集合住宅のおかげで噂の広がる速度が昔にくらべ加速したんでしょうね。「アギョウサン・サギョウゴ」なんてのもありました。あ、この言葉、目にしたら謎とかないと呪われるらしいですよ。^^
本題に入りますが、コックリさん。わたしも例にもれず子供のころに同級生とやりました。
先日、昔遊んだコックリさんに使う紙ってどんなだっけ?と思い、検索するとでるわでるわ、色々とバリエーションが増えていて笑いました。オカルトは派生していくから面白いですね。今はホラー映画の影響か「怨」の様相が強く、紙に五十音や数字のほかに「死・呪・苦」などの単語が追加されていたりと降霊術というより呪詛めいた儀式になってました。こわいこわい。
試しに今風のを作ってみました。死を鳥居に見立てていかにも祟られそうにしてみました。諸々の単語とか、いかにも後付け感バリバリでダサいですね。自己責任でご自由にお使いください。
わたしが所属していた地域・コミューンではここまで怖い設定はなく、強いて言えば「途中で止めたら憑かれる」だけでした。紙に書く内容も上にあるとおりシンプルなもので「男・女」もありません。そしてコックリさんの目的も「モノ探し・恋愛・秘密」で、「誰々の好きな人は誰ですか?」とか「○○先生はカツラですか?」とか他愛ないものでした。懐かしい。
当時は潜在意識やら不覚筋動とか知らなかったので、ズバリ好きな人を言い当てられた時は激しく動揺しました。……思い出したら腹が立ちますね。なんだが楓に十円玉を投げつけたくなりました。
この記事の投稿に向けてwikiを軽く覗いたら、何気に日本に伝来して130年ほど経っているんですね。てっきり戦後生まれの怪談だと思っていたんですが。アメリカ人が日本に持ち込んだらしいですが、アルファベットが五十音になるのはいいとして、鳥居が描かれるようになったのは何故なんでしょうね。
お櫃が鳴る擬音「こっくり」→「こっくりさん」→「狐狗狸さん」→「狐」→「お稲荷」→「神社」→「鳥居」となった感じですかね?
では最後に、興味を持った良いこのためにやり方を。
■ステップ1
十円玉と白い紙を用意して、紙には上の図のように「はい・いいえ」「五十音」「数字」「鳥居」を書きます。
■ステップ2
机を2~3人の参加者で囲み、鳥居の位置に置いた十円玉に全員で人差し指を載せ待機します。
■ステップ3
降霊呪文を唱えます。「こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいでください。おいでになられましたら“はい”へお進みください。」
「はい」に移動したら成功です。以後、終わるまで十円玉から指を離してはいけません。
■ステップ4
何か質問すると答えてくれます。1つの質問ごとに「鳥居の位置までお戻りください」とお願いしましょう。
■ステップ5
「こっくりさん、こっくりさん、どうぞおもどりください。」と唱え「はい」を指し、鳥居に十円玉が戻ったら「ありがとうございました」と唱えて終了です。
■ステップ6
紙を破いて捨てましょう。使用した十円玉はすぐに使いましょう。
経験上、鳥居を赤で描かなくても大丈夫です。当時十円玉は駄菓子屋で簡単にお菓子にばけましたが、この辺がなんというか、小学生らしいですね。今のご時勢、10円玉だけで買い物するのはなかなか難しいですが……。
わたしが作った文字盤はプリントアウトして使っていただいても構いませんが、プリントアウトしたもので効果があるのか分りません。
追伸:テイルショップが「たぶん」今月末に閉じます。
今のところ売れ残った商品を楓通販の方に移すかどうかは未定です。
ではでは、次の記事まで良いコックリさんライフをエンジョイしてください。自己責任でね!