げんばるVenusBlood！

楓「なぜ？」
ル「なに？」
「「おしえて☆びーなすぶらっど～！！」」

楓「というわけで、わしがナインテイルの撃破金運８をもつマスコット、楓じゃ」
ル「紹介。私はルナ。デュアルテイルのトレハンが２０を越えるマスコット」
楓「気づけばもう１２月も中旬じゃのう。ＶＢＧ発売から二週間とは、時間がすぎるのも早いものじゃ」
ル「攻略。既にゲームをクリアしている人も。沢山いるのだろうか」
楓「しかし、これから年末年始にかけてようやっとＶＢＧをはじめようというユーザーも沢山いるじゃろうて」
ル「年末。それでは。今日の『学べるVenusBlood』は。これから遊ぶ人たちの。役にたつ情報？」
楓「うむ。今日の講師はズヴァリ、こやつじゃ！！　どーん！！」

お「やっほー、おにーだよー」
楓「つーわけで、今日はなんか外をうろついていた白饅頭みたいなものを連れてきたのじゃ」
ル「講師。チェンジは効かないのか」
楓「本当はテオフラッドでも連れてこようかと思ったんじゃが、奴はどうやら帝国と戦うのに忙しいらしくて断られてしまったのじゃ」
お「おいこらマスコットども、せっかくゲストできてやったのに、なにその態度、泣くよ？　わし、泣くとすっごいよ？」
ル「疑問。おにーが。いったい。VenusBloodの何を。教えてくれると。言うのか」
楓「そうじゃそうじゃ！」
お「いやあ、実は自分もＶＢの攻略とか全然知らないから、代わりにスタッフどもから『初めてやるときのオススメ師団』ちゅー名目で聞いてきてやったぞ。なので、いちお序盤～中盤くらいで作れるユニット縛りな」
ル「情報。なるほど。製作スタッフから聞いたのならば。実体験に基づく。有用な情報に違いない」
楓「ほっほう、スタッフからの情報とは珍しいのう。ではさっそく見てみようかの」
お「んじゃま、最初はＶＢＧメインライターのこの人」

ル「淫魔。あくまっこのことだから。触手などが。紹介されるかと思ったけれど。そんなことはなかった」
お「いや、しょっぱなから淫魔コンビってのもなかなかアレだと思うけどな」
楓「コメントも載っておるのう。なるほど、男淫魔と女淫魔は互いに高めあうのじゃな。なんかエロいのう」
ル「相性。同じ。夜型悪魔の。レインなどと組めば。活性も乗りやすいので。師団も使いやすそう」
お「チッ、サキュバスがあと外見年齢が１０歳若けりゃなあ……」
楓「よし、次にいこうかの」

お「原画のトシぞーさんは、結構早目からデバッグに参加してたから、何気にＶＢＧ暦は長いぞ」
楓「ふむ。ゼラチナスキューブが特に目を引くが、相変わらず実に面妖なユニットじゃのう」
ル「回想。防衛ＳＬＧとしては。前身にあたる。ＶＢＡで。別な意味で。猛威を振るっていた記憶がある」
楓「たしか、あんまりに人気があったから、ＶＢＦでユニット化されたという異色のユニットじゃったかな。このナタデココは」
お「ブレイドちゃんが背後に水っぽいユニットを二体引き連れて、まさに『背水の陣』！（ドヤ顔）」
ル「…………（イラッ）」
楓「…………（イラッ）」

楓「みんな大好きイルカ先生じゃな。どこかで聞いたような説明じゃが」
お「あの若人は相変わらずぶっとんでるな、わしも負けてられないね」
ル「夜型。夜にパワーアップする。夜間生物のスキルも多く。夜の戦闘では確かに。負け知らずかもしれない」
楓「昼になったらへにょへにょになるのが難点じゃがな」
お「チッ、インキュバスめ…！」
ル「性別。これは所謂。インキュバスの。ハーレム状態。男性からみれば。実に羨ましい。布陣なのだろう」
楓「インキュバスはイケメンのスケコマシじゃからなあ。女性活性で周囲の女どもは強くなるのじゃが」
お「ちょっとインキュバスに成りすましてくるわ」
楓「待てい！　いいからおぬしは次の紹介をするのじゃ！」

お「次は主に戦闘スクリプトを担当したミスターＮさん」
ル「説明。実に。爽快で。わかりやすい」
楓「駆け引きもなにもない、とりあえず頭をカチ割ればいい、という強い意志を感じるのじゃ」
お「ゾンビメイデンちゃんも可愛いけど、今回の新ユニットのバンシーちゃんも可愛いよねバンシーちゃん」
ル「少女。か弱い見た目に反して。リーダーにすると。致命必殺が198という。殺す気満々の性能だけれど」
楓「可愛い外見に騙されて、さくっと頭を割られる雄どもが後を断たなそうじゃなあ」
ル「疑問。バンシーや。ゾンビメイデンだけでなく。キャルミラや。ポルターガイストや。ヴァンパイアなど。アンデッドには。小さな少女が多いのは。何故なのか」
お「そりゃお前、アンデッドってのはあくまで生に対する執着や未練が大きいからこそ、生き返っちゃった連中だろ？」
楓「ふむふむ」
お「だから、若くして死んだヤツは『まだ生きたかった』『やりたいことがあった』っていう未練が大きいから、必然的に生き返る確率が高いんよ」
ル「納得。そのような設定があったとは。知らなかった」
お「ごめん、いま適当に考えた嘘設定だけど」
ル「…………（イラッ）」
楓「…………（イラッ）」

お「お次はＣＧ頭のトラだな」
楓「こやつも明快で分かりやすいメンバーじゃのう」
ル「選考。活性も。何も考えずに。ただ強いユニットを。並べただけな気も。しないでもない」
お「いやー、なんだかんだ言って強いユニットは誰と組んでも強いんだよね、やっぱり」
楓「しかし、バイキングリーダーのおっちゃんは、見た目からしてやたらに迫力があるのう」
ル「外見。美少女ゲームとは思えない。渋いダンディだけれど。確かにこの人間は。やけに強い」
お「人間ユニットの中でも郡を抜いて強いからなこのおっさん。身体の中に賢者の石でも入ってんじゃねーか？」
楓「般若武者やパニッシャーも、過去作から引き続いて安定の攻撃特化じゃしな」
ル「結論。強いユニットは。強い」

お「今回頑張ってくれたててクンだな。ＶＢＧのゲーム部分のうち結構な割合が、彼の血と汗と涙とあとなんか色々の賜物なんじゃないかね」
楓「うむう……。なんか上に出てきたほかのスタッフたちと違って、やたらに実用的な説明じゃのう」
ル「比較。頭をカチ割るだけとか。敵をボッコボッコにするだけとか。そういうスタッフと違って。実に説得力がある」
お「まあ社内でも一番デバッグの大変なところ任されてたしね。彼がいなかったらＶＢＧ完成も難しかったよ、マジで」
楓「なにやらベタ褒めじゃのう」
お「ん、ああ、実はててクン、今日が誕生日らしいから、誕生日くらいきちんと労を労ってやろうかと」
ル「生誕。それはめでたい。そんな彼は今は。どんな作業を任されているのか？」
お「不具合報告の検証やら、修正やら、バランスの再々々々確認やら、色々馬車馬のように働いてるんじゃねーかなあ」
楓「お、おう。頑張ってくれるといいのう……」

お「最後はおにー師団だよー！」
楓「……さて、今日はこんなもんじゃな」
ル「完了。スタッフからの。オススメ師団を参考にすれば。初めてやる人も。はかどるに違いない」
お「まてまて、まだ最後にこのわしマストバイの『(検閲）突っ込みたい師団』が残ってるだろうがお前ら」
楓「何か白い饅頭が騒いでおる気がするぞ」
ル「空耳。きっと。幻かなにかだろう」
お「お前ら、曲がりなりにもわしは社長ですよ？　社長をスルーするとか、あとからどうなってもいいんだな？」
楓「うおお、パワハラじゃあ！」
ル「疑問。社長を無視すると。一体どうなってしまうのか？」
お「そうだなあ。年末の大掃除、マスコット連中だけでやるってどうよ？　わしら肉食ってるから」
楓「あわわわわ、それだけは勘弁じゃあ！！」
ル「恐怖。これが社長の。力か」
楓「ぐぬぬ、仕方ない、今日のところは負けを認めるのじゃー。………とまあ、くだらない話はこんなもんにして」
お「くだらないとは失敬な。んで、あとはお知らせだっけ？」
ル「設問。ＶＢＧ発売後のキャラクター人気投票とアンケートについて。お知らせが」
楓「おお、そうじゃったそうじゃった！　ええと……むう、良く分からんので、おにーに説明を任せるのじゃ」
お「これまた役に立たんマスコットもおったものだよ。
でまあ、同封されたアンケートハガキだと、書き込み欄が少ないなどのご指摘があって、アンケートサイトなどを作ったのですがー」
ル「便利。データもまとめやすくなったとの噂」
お「うむり。で、折角アンケートサイトを作ったので、色々と機能も追加しようということになりましてな。
　　以下のカンジで運用してみようかな、と」

・キャラクター人気投票とアンケートを同時に行う。
・ユニット人気投票はユニット名を書いてもらう方式。
・アンケートサイトに入る際にパスワードを要求、答えられるのは一度だけ。
・パスワードはソフトに同梱してある萌えゲーアワード投票用紙に書いてある、８文字のひらがなを使用。
・アンケートに答えてくれた全員にプレゼントを送付。住所などは希望者のみが記入する。（プレゼント要らない人は記入しなくてもアンケート終了できます
・ネット環境の無い人もいるので、ハガキを返送してくれた人も全員プレゼントの対象。
・氏名＋住所のデータは、プレゼント届いた頃合いに破棄します。

お「ってトコかなー」
楓「ぬおお、何だかよく分からんが、ゲームの箱に入っておる投票用紙は捨てんようにしろということじゃな！」
ル「一応。失くしてしまった人は。アンケートハガキを出せば大丈夫」
お「アンケートサイトには入れなくなるけどね。とまれ、今回の試みが上手くいったら、アンケハガキはサブ的な扱いになると思います。
　　サポート依頼のためのエントリーシート的な扱いかなあ」
楓「前回は、ててが数百もの住所をまとめておったからのう……」
ル「虚無。私たちの業界で言うところの。レイプ目になっていた」
お「余計な手間はかけたくないからネー。なお、いつも通り１位のキャラはグッズ化するんじゃないかなあ。
　　票の集まり次第では、２位とかにもチャンスあるかもヨ？」
ル「質問。ついでに聞いておくけど。修正ファイルの方は？」
お「戦闘系のバグを潰した1.04が来週くらいに出る予定かな？
　　詳しいアナウンスとかは来週に誰かがやるだろう……」
楓「微妙に他力本願じゃなあ」
お「オマエが言うなよ！？」
ル「報告。伝えることは。このくらいのはず」
楓「それでは、今日はこの辺りでおさらばなのじゃ！　今日はてての誕生日じゃから、焼き肉のご相伴にあずかるしのう！」
ル「肉食。ＶＢＧの開発で消費した体力を。取り戻さないといけない」
お「……お、お手柔らかにね？」