おかあさんとVenus Blood！

楓「なぜ？」
ル「なに？」
「「おしえて☆びーなすぶらっど～！！」」

楓「というわけで、わしがナインテイルのゴブリン師団をラスボス戦までつれていくマスコット、楓じゃ」
ル「紹介。私はルナ。弱小ユニットはみな１ターン目に解雇するデュアルテイルのマスコット」
楓「ルナよ、今週はようやくＶＢＧがマスターアップしたようじゃな」
ル「完成。とはいっても。まだまだ最新体験版の製作など。スタッフの戦いは。続いているようだけれど」
楓「まあそれでも、ひと段落ついて、みな心に余裕が出来ているようじゃな。わしらも今日は余裕をもって授業を受けられるのじゃ」
ル「授業。今日も『学べるVenusBlood』を開催。本日の講師は？」
楓「今日の講師はズヴァリ、こやつなのじゃ！！　どーん！！」

楓「というわけで、今日の講師はこやつ、カラス天狗じゃ」
カ「儂がＶＢ世界の天才軍師こと、カラス天狗じゃ。本日はよろしく頼むぞ」
ル「種族。カラス天狗。確か。師団を強力にパワーアップさせる。支援特化型ユニット」
楓「師団にひとりいるだけで心強い軍師じゃな。んで、今日はどんなことを教えてくれるんじゃ？」
カ「ふむ。実のところ、今日は本格的な戦術・兵法というものを二人に伝授しようかと思うておったのじゃがな」
ル「兵法。なにやら。とても面倒くさそう」
楓「ううむ、正直もっと簡単そうなテーマが良いのじゃ」
カ「実はそんなことであろうと思って、初心者向けの兵法の書を持ってきたぞ」
楓「なんと！　初心者向けなら安心じゃな！　さっそくそれを見てみるのじゃ！」

ル「既視。この切れ端は。以前見たことがあるような。ないような」
楓「なんかこの兵法の書、『～ですワ』とか言っておるぞ」
カ「さすが、マスコットじゃな。よいところに目をつけおる。これは儂の友人、コボルドエンジニアから譲り受けたノートじゃ」
ル「納得。ＶＢＦで見たことがあると思ったが。やはり彼女のものだったか」
カ「この書物の出自はさておき、書いてある情報はなかなか有用じゃぞ」
楓「確かにのう。ＶＢＧも毎ターンごとに昼夜が入れ替わるから、昼夜を把握するのも戦略においては重要そうじゃなあ」

カ「師団を作る際は、やはり楯役というものが肝心じゃ。彼奴等をどこにどう配置するかによって、勝負が決まるといっても過言ではないぞ」
楓「なるほどなるほどお」
ル「防御。この『防御陣形』というものは。ガーダー以外が持つことも。有り得るスキルなのだったか？」
カ「うむ。まあ基本はガーダー以外が持つことは稀じゃが、２つ名や装備アイテムなどで後から付けたりすることは可能じゃな」
楓「ということは……回避率が滅法高いユニットに防御陣形を持たせたりするというやり方もあるわけじゃな！」

カ「所謂、兵種じゃな。ゲーム中でも、兵種特攻という表示とともに、ダメージが1.5倍になっておるはずじゃ」
楓「確か、兵種ごとの特色なんかもそれなりにあるんじゃったか？」
ル「特色。典型的な。方向性としては。ブレイダーは。追加攻撃が多く。ランサーは。貫通や扇型など。複数攻撃。シューターは遠隔攻撃。キャスターはターンエンド効果。ガーダーは防御陣形。デストロイヤーは破壊力」
楓「なにやら最後はどっかの歌みたいになってしまったな」
カ「まあしかし、敵師団のユニットなども一定しているわけではないからのう。兵種特攻を狙って師団を組むことはあまりないとは思うが、知っておいて損のない知識じゃ」

楓「トレジャーハント、略してトレハンじゃな」
ル「物欲。普通にプレイする上では。そこまで気にせずとも。問題ないけれど。ゲームを遊びつくすならば。重要となるスキル」
カ「注意点として、戦闘終了後に死んでいるユニットは数に数えられん。トレハン値を高めるために、ただただトレハンを集めただけの力のない烏合の衆では意味がないぞ」
楓「物欲の世界はタフさが必要なんじゃなあ」
ル「質問。ＶＢＧのレギオンバトルでは。最大３師団の合計値を。計算している？」
カ「良い質問じゃな！　レギオンバトルのときは、戦闘終了時のトレハン値が一番高い師団のものが反映されるようになっておるのじゃ。全師団の合計というわけではないぞ」
楓「ほほう、ならばトレハン師団と、敵を殲滅する強い師団とを一緒に出陣させたりということも出来るわけか！」
カ「かーっかっかっか、楓殿。物欲で目が輝いておるのう」

カ「ちなみに言うと、パリングと違ってイベイドは敵の攻撃に触れておらんので、状態異常なども回避できる利点もある」
楓「わしも多少はＶＢＧを触らせてもらったもんじゃが、あの『カキーン』と攻撃を弾いてくる連中には手を焼かされたもんじゃ」
ル「回避。各スキルの。違いはわかったけれど。対処法などがないと。どうにもならない」
カ「ふむ、対処法のう。ならばまずイベイドは、単純に近接攻撃を行うのが効果的じゃな。貫通攻撃で前にいる敵のついでに串刺し、というやり方もありじゃぞ」
楓「なるほど。ではパリングはどうじゃ？」
カ「パリングはなかなか曲者じゃ。クリティカルを出すためには、必殺増加を持ったユニットが効果的じゃな。あとは、クリティカル発生率はユニットの速度が関係しておるので、師団を速度重視などにして少しでも速度を上げるのが良いぞ」
ル「速度。攻撃順番を決めているだけかと思ったけれど。クリティカルにも関係していたのか」
カ「そして最後の竜鱗守護じゃが、単純に遠隔攻撃や竜特効を持つユニットをぶつけるのが一番簡単な方法じゃな。あとは、それこそパリングなどで相手のダメージを０で抑えてしまえば、竜鱗守護がいくらあろうが関係ないぞ」
楓「なんか色々とあるんじゃなあ。もっと単純な攻略があれば良いのじゃが」
カ「うむ。実はあるのじゃが」
ル「質問。単純な攻略法とは？」
カ「遠隔でも近接でもなく、ターンエンドダメージや戦術スキルで攻撃すればよいだけの話じゃな。いかなパリング特化でも、どうにもならんて」
楓「なるほど！　よし、わしの師団はターンエンドダメージだけで固めることにするぞ！」
ル「極端。まあ。そういう楽しみ方も。あり」

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楓「そんなわけで、今回の授業はここまでじゃ」
ル「感想。地味に色々と。ためになった。これで私も。体験版を。クリアできる」
楓「ルナはまず、初期師団をいきなり解雇する遊び方をどうにかしたほうが良いと思うがのう・・・。まあ良いか」
ル「情報。今日は。何かお知らせなどは？」
楓「そうじゃなあ、冒頭でもちょろっと触れておいたが、ＳＬＧ体験版がもう１つ出るようじゃ」
ル「疑問。何か。変わった部分が？」
楓「うむ、前回から更に洗練させて、製品版と同じシステムやデータになっておるようじゃ！　そして、チュートリアルとやらも入っておるそうじゃぞ？」
ル「驚愕。発売まで間も無いのに。そんなものを作るなんて」
楓「頑張っておるのう。公開はもうすぐじゃ！　ああそうそう、公式通販も１５日いっぱいで終了じゃな」
ル「冊子。ノクターンスカラーが。こんなことになっている漫画も。おまけについてくるらしい」
楓「目がハートなのじゃ……！　らぶらぶじゃな！」
ル「近衛。ゲーム中にはたくさん出てくるけれど。こういうシーンはいつもないので。少し新鮮」
楓「まあ、こやつらにまで用意しておると切りがないからのう。そうそう、勿論、この他にも色々内容盛りだくさんじゃ！」
ル「音声。そういえば。カウントダウンボイスが。始まっていたはず」
楓「おお、そうじゃな！　毎日、キャラクターが入れ替わりで一言述べておるので、忘れずに聴いておくのじゃぞ！」
ル「音盤。そして。ＶＢＧの音楽を担当してくれたsolfaさんから。サウンドトラックがゲームと同日に発売」
楓「ほほう、イメージソングが追加されておるのか！　聴いてみたいものじゃのう」
ル「紹介。特設サイトでは。ジャケットの画像なども確認できるので。見てみるといい」
楓「しかしまあ、ＶＢＦの時もそうじゃったが、触手でうねんうねんする作品とは思えぬ絵面じゃなあ……」
ル「隠蔽。これなら。家のＣＤ棚に入れておいても。何の心配もない」
楓「うむ、家族に見つかっても大丈夫じゃな！　わはは！」
ル「安心。それでは。お知らせすることも尽きたので。近所に新しくできた焼き肉屋にでも行こう」
楓「うむ、ますたーあっぷまでに邪気を祓う結界を維持するのに、体力を使ったからのう！」
ル「魔力。底をつくかとひやひやした」
楓「うむ、たらふく食べて回復じゃ！　では皆の衆、発売まで良い子で待つんじゃぞ！　ではの！」