どこかで見たような機械じゃな

「好奇心で聞くのじゃが、ルナよ。おぬしが今まで出会ったキャラクターたちの中で、一番すごいのはどんな奴じゃ?」
「愚問。どんな者だろうと、人にはそれぞれ、その個性にあった適材適所がある。王には王の、料理人には、料理人の……それが生きるという事。」
「質問が悪かったのう……子供が遊びで話す『範馬勇次郎とラググはどっちが強い?』そのレベルでいいのじゃ」
「納得。ならばこれを使うといい」

「おお! これはなんじゃ! どこかで見たようなアイテムじゃな!!」
「説明。これはヌカウターという。昔、本間宗一郎という科学者が作った、相手の戦闘力が数値化して測れるアイテム」
「これはすごいのう! じゃあ早速、色々な世界を飛び回るのじゃ!!」

※以降、各作品のネタばれなども含みます。気をつけて見てね!

 
 

ティエラ:100

「ここはマッコイ・カンパニーじゃな」
「発見。ティエラ。戦闘力およそ100」
「これは物語開始時のティエラじゃな。100というと強いのか弱いのかよくわからんのう」
「説明。本間宗一郎曰く。銃をもった農民一人あたりおよそ5」
「なんと。ならティエラは農民の集団に囲まれてもへっちゃらじゃな、さすがじゃ」
 
 
メルキゼテク:4000オーバー

「上昇。ここは大気圏外」
「おお、あそこにおるのはメルキゼテクじゃな! どれどれ……むむ、ヌカウターが煙を噴出したぞ!!」
「危険。ヌカウターで調べられるのは戦闘力4000が限界」
「ということは、最低でも4000以上で実数は測定不能ということか。さすがメルキゼテクじゃな」
 
 
焔王鬼:500

「冥獄党の基地の奥にこのような場所があるとはのう。あれは焔王鬼じゃな?」
「数値。500。人間としては逸脱した数値」
「ふむ。まあ人間というよりも、奴はすでに神と化している男じゃからのう。紗代もあやつには苦しめられたものじゃ」
「亜神。亜神といえばもう一人」
 
 
フェルシナ:350

「あれはヴォロミア学園のダンジョンに巣食う、どうかしちまったお姉さんじゃな」
「訂正。あれは町を救った騎士フェルシナ。一応、英雄として崇められ。亜神となった」
「そういえばそうじゃったのう。とはいえ、生徒たちからは近づいてはいけないタイプのおかしな女と思われているようじゃが」
「不憫。まあ。本人が楽しそうだから良し」
 
 
レイアー:120

「場所。ここはフォートリンデ聖樹国家」
「そしてこいつが、フォートリンデで色々やらかしていた女悪魔のレイアーじゃな」
「数値。120。単体の悪魔としてはそれなりの力がある。かもしれない」
「ロボットや超能力者がいるならともかく、人間だけの国を滅ぼすには充分かもしれんのう」
 
 
タラニス:500

「場所。ユピテル皇国。画像は悪魔タラニス。の代理でクロウ」
「タラニスは照れ屋で我らに姿を見せてくれなかったようじゃ」
「悪魔。こいつ一人によって、三つの国は危機に立たされていた」
「人間がどれだけの軍を派遣してもどうにもならんかったらしい。恐ろしいのう」
 
 
アダレイド:200

「……な、なんじゃここは。随分ぐっちゃぐっちゃの部屋じゃのう」
「説明。ここは女悪魔アダレイドの住むアパート。基本的に、片付けのできないタイプ」
「悪魔の威厳台無しじゃな。とはいえ、戦闘力が200もあるぞ。実はすごいのか」
「絶大。彼女の使うなんたらかんたらという技は小指の先で木造建築が砕けるという」
 
 
ラヴィリオン:50

「そしてこちらが、アダレイドと戦うラヴィリオンじゃな」
「正解。もともとは普通の少女だった。マナというおかしな兎に騙されて魔法少女になった」
「地上の守護者じゃったか? あやつも随分と胡散臭い兎じゃったが、本当に魔法を与えてしまうとはのう」
「驚愕。私も魔法を使いこなせるようになりたい。そして世界をどうこうしたい」
 
 
死神フェレス:850

「説明。彼女こそが、正ノルニル教団を裏で操っていた”癒す宵闇のフェレス”の真の姿」
「死神と言えども、フェレスは正真正銘の女神なんじゃったか」
「女神。地上で産まれた第二世代女神と違い。天界からきた彼女はとても強い」
「女神というと守護者のようなイメージじゃが、人間にとっては恐ろしい敵ともなるものなのじゃなあ」
 
 
VBD女神:350

「VenusBlood -Desire-の女神じゃな。先に出たキャラでいえば、亜神フェルシナ程度の強さか」
「女神。とはいえ彼女たちは地上で生まれた歴史の浅い第二世代女神。神の中では若輩者」
「ふむ。女神の世界も上下関係が厳しいのじゃなあ」
「更訂。そして上下関係といえば。彼女たちより格上だったのが次の者たち」
 
 
VBD旧女神:650

「うぉっ、まぶし! あまりに神々しすぎて真っ白い光しか見えんのじゃ!! 決して画像が存在しなかったからとかいうわけではないぞ!!」
「…………。説明。彼女たちは、ルトナたちが生まれる前に、天界から降りてきた真の女神」
「恐ろしいのう、地上生まれのルトナだけでもけりゅけいおんけりゅけいおんと無茶苦茶な存在だというのに。それより格上とは」
「奇跡。ケリュケイオンも、彼女たちが使用すればダメージも回復量も2、3倍はいったに違いない」
 
 
テスラ:4000オーバー

「こちらはバルドルの地下に巣食う古代神じゃな。どれどれ……むむ、ヌカウターが異音を発しておるぞ」
「危険。古代神の正体についてはよく分からないが。ただごとならぬ力を感じる」
「うむ、写真にはとった筈なのにあまりの力によって画像が真っ白になってしまったのじゃ」
「退避。これ以上この者に近づくのは危険。楓の頭がこれ以上汚染されてはたまらない」
「そうじゃの」
 
 
VBE女神:350

「こちらはvenusblood -Empire-の女神たちじゃな」
「数値。350。Desireの女神たちとほぼ同等の実力」
「まあその中でも女神によって強弱はありそうじゃの。地味だったり泳げなかったりする微妙なものもおるしのう」
「危険。あちらの女神が楓に殺気を放っている。ここは退避推奨」
「水辺を越えて逃げるのじゃ」
 
 
VBE魔将:500

「そしてまたバルドル帝国にきちまったのじゃ! 斧を持ったでかいライオンがおるのう」
「魔将。彼はその中でも一番の実力といわれる。獅子公フィネガス」
「うむ、知っておるぞ。わしの知人の夜天の風が賞賛しておった。彼奴のつける二つ名は格好良いらしいぞ」
「命名。フィネガスの命名は一部で大人気。楓もそのうち名づけて貰うと良い」
 
 
狂シャリーア:4000オーバー

「次はあそこの血の涙を流した女神か。……ぎゃあ! 今度はヌカウターがおかしな光を発し始めたのじゃ!!」
「危険。あれは天界から降りてきた純潔の女神が。更に人間への呪いで邪悪に変化したもの」
「おうおう、人間の超能力者が他人を呪って死んで貞子になったようなものの女神版か! そりゃ極悪じゃな」
「的確。楓の割に的確な説明。彼女の呪いは計測不能。近づくと私たちも危険。退避しよう」
 
 
アギリス:2500

「おつぎは竜の国、ロードリアのアギリスじゃ」
「竜王。地獄王とも呼ばれる。力こそ全ての野心家」
「こいつ一匹で色々な国を滅ぼしまくったという話じゃが、単騎でこれだけ強けりゃいくらでも滅ぼしまくりじゃな」
「疑問。こんな暴君かに。シャナンのような娘がいることが不思議」
「うっかり親父のほうが抱き枕にならなくてよかったのう」
 
 
ゼファード:2500

「こちらはグリザーニの先代の王様。ルキナの父ちゃんじゃな」
「偉大。華奢そうな外見ながら。竜王アギリスに勝るとも劣らない実力を持っている」
「この父ちゃんが不意打ちとはいえ人間に倒されるとは、驚きじゃのう。まあ裏では別な奴が動いていたようじゃが」
「遺伝。ルキナも行く行くは、ゼファードに並ぶ実力者になる。かもしれない」
 
 
VBF女神:400

「VenusBlood -Frontier-の女神たちじゃな。地上生まれのDやEの女神たちよりもちょびっと強いようじゃ」
「生誕。彼女たちは絶対神オーディンが作り出した女神たちとも言われている」
「ふむ、やはり人間の信仰によってうまれたものより、オーディンが力を注いだもののほうが強いといことか」
「壮絶。この女神たちと対等にやりあっていた魔王候補者たちも。なかなかの実力者ということ」
 
 
オーディン:1000

「そしてその女神たちを生み出した、オーディンことおでんじゃ」
「反対。おでんことオーディン。おでんおでんと言われているけれど。実はとてつもなく強い主神」
「力を失って見た目はわしらと変わらんようなちまこい姿なのにのう」
「神力。力を取り戻した彼女は。見た目もその力も桁違いになるとかなんとか」
 
 
スルト:1200

「そしてこちらが、魔王スルトじゃな。なんじゃ、バレンタインのときに出会った爺さまではないか」
「老人。力も全盛期と比べて衰えている。しかしそれでもなお絶大な実力を保持」
「エイプリルフールにはスーパースルト斬とかふざけたことをしておったが、実はすごい爺さまだったのじゃな」
「伝説。若い頃は魔人や邪神に匹敵する強さだったとかなんとか」
 
 
真オーディン:4000オーバー

「ぬおお!! なんじゃ! ヌカウターがパチパチ言っているのじゃ!!」
「危険。測定不能のとんでもない神力を感じる。これはおそらく、真の力を取り戻した絶対神オーディン」
「あわあわ、これ以上近づいたら危険そうじゃな。あまりの神力に、わしらが吹き飛んでしまいそうじゃ」
「退避。見習い神の楓では格が違いすぎる。さっさと退避推奨」
「くわばらくわばら」
 
 
全盛期スルト:4000オーバー

「ぬおお!! なんじゃ! ヌカウターがひび割れてきたぞ!!」
「危険。これは先ほどのスルトの。全盛期の姿。どうやら過去にタイムスリップしてしまった様子」
「タイムスリップとか、わしらはどんだけ時空を好きに行き来してるんじゃ! 設定無茶苦茶じゃな!!」
「時空。まあ。私たちは色々なゲームの世界に出向いているから」
「まあ、こっそりイベント絵に紛れ込んだりしておるしの」
 
 
ツギー:1

「……というわけで戻ってきたのじゃが、道すがら変なものを拾ったのじゃ」
「推測。それはおそらく。キャラクターデザインで力尽きた。ツギノミヤことツギーの成れの果て」
「うわぁ……真っ白に燃え尽きて、なんか気持ち悪いことになっておるのう」
「生物。セイブツではなくナマモノ。とりあえず、九尾社屋の外にでも置いておくといい」
「そうじゃなあ。ううむ、不気味なものを触ってしまったのじゃ。くわばらくわばら」
 
 
「というわけで、気づけばヌカウターは壊れてしまったようじゃな」
「崩壊。規格外の魔力や神力を計測しすぎた様子」
「まあ、数値だけで強さが決まるわけでもないし、後からコロっと変わる数値かもしれんが、見て楽しむ分には面白かったのう。壊れてしまったが」
「廃棄。さっきの白い妙な塊と一緒に廃棄しておく」
「さて。今日も疲れたことだし、飯でも食いにいくのじゃ」
「空腹。け~まるや内山についていってジンギスカンを食べにいこう」
「うむ。あるいはJUNやゲンタについていって海産物を食べに行くのもありじゃな。とりあえず、社員の金で飯を食いにいくのじゃ!」
「賛成。美味しいものを食べたい」
「正しい食事は正しい精神を養うのじゃ。ユーザー諸君も、正しい食育を心がけるのじゃぞ! ではの!」
 
 
 
 
「あ、思い出した! 最後にひとつ、ユーザー諸君にスタッフからの言付けじゃ!」
「言付。”ただいまサーバの移転中につきご迷惑をおかけしますが、しばらくお待ちください”とのこと」
「ようわからんが、色々さーば関係もがんばっているようじゃな。というわけで、ではの!」