漫画がたくさんじゃ!

「たっ、たたた、たこやきじゃー!」
「蛸焼。焼きたてが美味しい」
「いけね、間違えたのじゃ」
 
 
「たっ、たたた、たいへんじゃー!」
「緊急。何がどう大変なのか20文字で」
「何やら妙な四コマ漫画を発見したのじゃ!!」
「漫画。妙とは?」
「とにかくこれを見るのじゃ!」


「……。」
「さてはけいおんじゃな! さてはこれがけいおんじゃな!」
「否定。これはただのマスターアップ四コマ。ninetail第二作目『天ツ風 ~傀儡陣風帳~』の」
「なんと!? ふむ、記憶にないのう。しかし言われて見れば、どこぞで見たことある連中ばかりが描かれておるな」
「本人。私たちも最後のコマで購買を促している」
「しかし、なんでまたわしらが漫画に出てマスターアップを報告しておるのじゃ? 普通はげえむの登場人物たちが出張るべきではないのか?」
「無常。天ツ風の開発はあまりに修羅場すぎて、誰もマスターアップ告知イラストを準備していなかった。よって急きょ、このような形でマスターアップを告知するようになった」
「なるほど。それがすべての始まりじゃったわけか」
 
 

「ファムが恐ろしい笑顔を浮かべておるのう」
「教育。それはとても難しいもの。これはninetail処女作『機械仕掛けのイヴ』のメインヒロイン、ティエラの誕生日を祝う漫画」
「おっそろしい誕生日じゃのう。そしてルナは説明的な台詞が似合うのう」
「……。」
 
 

「ファムが恐ろしい笑顔を浮かべておるのう」
「教育。それは取り返しのつかないもの。これは漫画の右に描いてある通り、『天ツ風 ~傀儡陣風帳~』の発売前の告知四コマ漫画のよう」
「なるほどのう。しかしファムはどう見ても子供だというのに、よくアダルトなげえむを購入できたの」
「無論。購入は保護者であるママさん」
「ママさんというと、ビガービガー言うあのドラム缶のようなロボットか。世も末じゃ」
 
 

「続行。次はVBCこと『VenusBlood -CHIMERA-』のマスターアップ漫画」
「ふむ、魔王であるクロウもやはり、VBCは購入したのかのう」
「意外。まさか魔界にまでうちのゲームが流通しているとは思わなかった」
「後に分かることじゃが、悪魔や魔族どもはみんなわしらのゲームが大好きなのじゃぞ」
 
 

「というわけで、早速悪魔どもの登場じゃ」
「悪魔。『魔法少女ラヴィリオン』に登場したロリレイドとクラウディオの二人」
「丁度マスターアップしたのがバレンタイン付近だったわけじゃの。美味そうなチョコじゃな」
「否定。マスターディスク入りのチョコなんてとても食べたくはない」
 
 

「歌唱。天使たちの歌声を聴く機会など滅多にない」
「『灰色の空に堕ちた翼』じゃな。悪魔の次は天使とは、随分色々な連中が出てくるのう」
「塩害。天使が歌うと本来は周囲はみんな塩の塊になってしまう。そうならないように調教していくゲームだった」
「わしらは実は離れて聴いていたので塩にはならんかったのじゃ」
 
 

「脱衣。脱いでいるのは『VenusBlood -DESIRE-』のヒロインである、女神ルトナ」
「これはアレじゃな。わしもどこかで見たことあるのじゃ、D・V・D! D・V・D! とか言いながら下着を外す漫画のパロディじゃな」
「沈黙。元ネタ等についてはノーコメント」
「しかしさすが怒る仮面のダンテスじゃな。DVDを割られてここまで恐ろしい顔で怒鳴るとは」
「欲望。彼の広めるネメシア教は欲望を我慢しないのが教義になっている。きっと欲望のままに、ルトナのおっぱいを眺めたに違いない」
「ルトナのおっぱいでぺったんふにゃふにゃごっこをしたかもしれんのう」
 
 

「次は、『まじょ☆プリ』じゃな。魔女同士の争いじゃな、恐ろしい」
「魔女。とは言っても、この二人はそこまで恐ろしい魔女ではない。どちらかというと」
「脳みそあったかそうじゃな!」
「……。」
「しかし魔法世界ではマスターディスクが光ったり照らしたりと高性能じゃなあ」
「発光。停電のときなどには便利かもしれない」
「マスターディスクは万能じゃな!」
 
 

「続行。次は『遠望のフェルシス』の購買部のお話」
「うむ、こちらの無機質なのがマシーナのベアトリーチェで、頭が悪そうなのが近藤重蔵じゃな」
「近藤。ninetailの世界で脈々と遺伝子を引き継いでいる一族。タフなDNA」
「こいつのご先祖様には、まともな忍者などもいたのにのう……」
「残念。しかし彼の妹はまだまとも」
「あそこは過酷な世界じゃが、無事に子孫を残していってほしいものじゃな」
 
 

「こちらは、『天ツ風 ~傀儡陣風帳~』のういんどうず7対応版の紹介じゃな」
「龍国。『天ツ風 ~傀儡陣風帳~』の舞台にして、重蔵や澄代の生まれ故郷」
「そして龍国といえば、美しき砂糖菓子のような金色の毛並みを持ち、食べる姿も寝る姿も花屋のように麗しく、動く姿は超合金のような格好良さでおなじみの、ナインテイルマスコット楓の産まれた場所でもあるのじゃ!」
「失笑。自画自賛も、程ほどに」
「ぐぬぬ」
 
 

「説明。『VenusBlood -DESIRE-』廉価版の紹介を女神二人にやらせてみたら、とんでもない大根役者だった」
「うむ、本ばかり読みふけって、表で元気に遊ばんからこんな大根役者になるんじゃな」
「地味。せめてもっと演技が美味ければ、地味な眼鏡のクローフィアとは呼ばれなかったのに」
「まあ、哀しいかなその愛称で一部のものに愛されておるので本人も本望じゃろうて」
 
 

「ドナドルは毎回名前を間違えられて大変じゃのう」
「呼称。ドナドルではなく、ドルドナ。まあ、どちらでも通じるから構わないけど」
「しかしこやつら魔界の四天王がこのように仲良くしている姿は、ゲーム中ではあまり見られん姿じゃな」
「疑問。これは仲良い姿にはあまり思えない」
「なんせ作中ではこいつら常にギスギスしておるからのう」
「暴露。舞台裏では、実はみんな仲良し」
 
 

「幻咲。『恋祭☆綺想カメリアノート』にて、各自の戦椿符の持つ特殊能力を発動するときの合言葉」
「良いのう良いのう、わしも特殊能力が欲しいのじゃ! ザ・ワールド!(わしだけの時間じゃぞ)とか言いたいのじゃ!」
「……。」
「ときに、この千賀成美の両手にあるパペットはいったいなんなんじゃろうなあ」
「友達。成美の数少ない友達。その実態は、彼女の右手と左手」
「……なんじゃろう、その話はどうも胸が苦しくなってくる謎の悲しさがあるのじゃ」
 
 

「産卵。これはつい先日発売した『VenusBlood -ABYSS-』のマスターアップ漫画」
「うむ、さすがについ先月のことなので、わしも覚えておるのじゃ」
「魔界。それはマスターディスクをチョコまみれにし、マスターディスクで愚民どもを慌てふためかせ、マスターすると名前を間違えられ、マスターディスクが卵から産まれる混沌の世界」
「まあ、一部あまり関係ないものもあるが、おおむねその様な世界じゃな」
「恐怖。魔界にだけは住みたくはない。卵がチョコまみれにされてはたまらない」
「うむ。おそらくチョコエッグは魔界の食べ物じゃな」
 
 
「そんなわけで、今のところ見つけた四コマ漫画は以上じゃ」
「十四。なかなかの量だった」
「何気に途中でわしらの顔がちょっと変わったり、カマイタチ連中がこっそり増えていたりと色々あるのう」
「歴史。この四コマには歴史がつまっている」
「そして数百年後、未来人がこの四コマを発見して歴史を学ぶわけじゃな」
「感動。人に歴史あり」
「うむ、歴史ありじゃ! そしてなんだか珍しく、感動する会話で今日のところは終わるのじゃ」
「終了。漫画の説明に疲れたので、秋刀魚を食べたら寝る」
「うむ、わしもたこやきとチョコレートと秋刀魚とエリンギとあとなにかを食べてくるのじゃ! 皆のものも、食べ過ぎに注意して元気に過ごすのじゃ!」

“漫画がたくさんじゃ!” への3件の返信

  1. いや~、なつかしいですね~。某ショップで流れてたDea Ex Machinaを聞いてこれ何の曲ですかと店員に聞いてそこからここのメーカーをおいかけてと。今でも機械仕掛けのイブの戦闘デモを見たときの興奮が昨日のように思い出せますよ。好きなキャラは女性は樹里、ティエラ、マーヤ、紗代、ミントの順ですね。男性は陣馬、ホムラ、正也、焔王鬼、近藤一臣せすね、近藤さん数千年クラスで遺伝子残ってんだね・・・改めてびっくり・・・

  2. あかん、おもしろすぎるw
    というかVBAさんの男性活性&行動増加ってそれオナry

    ninetailさんのゲーム大好きなんでこれからも頑張ってくだされー。朱火とマーヤは俺の嫁

  3. ・・・何気なく見てたけどこんなに数あったのかw
    改めて見ると買った時のワクワク感蘇るねぇ・・・。

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