「なぜ?」
「なに?」
「「おしえて☆びーなすぶらっど~!!」」
「というわけで、わしが新作の発売前に心が躍っているナインテイルのマスコット、楓じゃ!」
「紹介。私はルナ。寝て起きたら新作発売日になっていることを望むデュアルテイルのマスコット」
「ルナよ、いよいよ1月28日、『VenusBlood Savior』の発売日が近づいてきたのじゃ!」
「近況。なにかと。慌ただしい一月だったけれど。ひとまず。発売日が迎えられそうで。なにより」
「さて、そのVBSじゃが、SLG体験版が出ているのでまずはそっから紹介じゃ!」
【DLsite:VenusBlood Savior 作品ページ】
【すえぞうのギャルゲー補完計画】
【www.LatherCraft.net】
【こころんにあるみらー】
「情報。体験版を遊んだユーザーの皆から。色々と。感想や。意見もきているとのこと」
「それをもとに、操作性やらゲームバランスやら、色々とクオリティアップしたバージョン1.2を制作しておるのじゃ!」
「内容。操作性を見直して。編成設定や。装備がしやすくなったり。スキルや。ユニット性能が。調整されていたり。するとか。なんとか」
「1.2自体は追加パッチという形になってしまうのじゃが、内容の向上は期待しておいてほしいのじゃ!」
「期待。では。向上はスタッフに任せるとして。私たちは。本題を。進めよう」
「そうじゃな。何はともあれ、今日の講師を招かねば始まらん! 今回の講師はこやつじゃ! ど~ん!」
「はじめまちて、ロリドゥラキアでち! これでも、パパの軍の、近衛なんでちよ」
「なんだか随分とちまこいユニットが来たのう」
「植物。確か。ロリドゥラという。食虫植物の属があるけれど。それと。関連しているのだろうか」
「植物はよくわからないでちけど、ハエトリグサごっこは大好きでちよ! なんでもたっぷり食べて大きくなるでち!」
「食欲旺盛のようじゃな」
「本題。ところで。事前の話では。今日は。女神イシュタルの紹介。ということだったけれど」
「そうでちた! では、ママでち!!」
「イシュタルのステータス画像じゃな!」
「パパたちの紹介は先週やっちゃってるみたいなので、今日はママの紹介なのでちよ」
「質問。パパ。ママ。というのは。魔王レギウスと。闇の女神イシュタルのこと?」
「そうでちよ? ママは、すべての魔物のおかあさんなのでち! なので、ママはみんなのママなんでちよ。パパは、なんとなくでちけど」
「ステータス画面にも『万魔の母神』と書いてあるのじゃ。では、他にも気になるところが沢山あるんで、さっそくイシュタルのステータスを読み解くとするか」
「検分。まずは。種族」
「『女』『神』『夜』は情報通りじゃな。そして驚くべきは『超』じゃ。文字通り、様々な状態異常を無効化してしまうという、超越者の証じゃぞ!」
「ママは超すごいんでちよ! それに、すごいのはそれだけじゃないのでち!」
「特攻。一文字だけ。『全』と書いてある。すなわち。すべての種族属性に対する。特攻」
「例えば、わしなら『女』『獣』『神』『樹』『飛』『炎』という6つの種族がついているので、わしがイシュタルにビンタされたら+600%の大ダメージを食らってしまうわけじゃな」
「大変でち! ママのビンタでマスコットが死ぬでち! 遺体はちゃんと食べておくでちね!」
「いや、あくまで例えなので、わしは死なぬのじゃ」
「能力。そして。スキルを見ていこう」
「ふむふむ……。見たところ、『治療』やら『治癒』やら『結界』やらと、仲間の守護に特化した女神なのじゃな」
「そうなんでち。ママが目いっぱい守ってくれているので、ママと一緒だと怪我も病気もしないんでち!」
「補佐。『全域無効』や。『師団活性』などもあり。まさに。守護女神」
「え~と、そんで……これはなんじゃ?『血の起源』というのは初めて見るのう」
「質問。これは。どのようなスキル?」
「ええとでちね! つまり、ママはみんなのママなのでち! 『おさかな』も『おばけ』も『ろぼっと』も『とり』も『あくま』も『はな』も、ええと、ええと……ぜんぶ『ママ』が起源なのでち! なので、『ママ』はみんなの支援を受け入れられるのでち!」
「うむ、ようわからん!」
「兵法。ちょうど。コボルド兵法の書が。あるので。これを見てみよう」
「なるほど。兵法の書では母竜エキドナが出演しておるが、同じくママであるイシュタルも『血の起源』によって、全種の恩恵を受けられるわけじゃな!」
「理解。流石は。万魔のママ」
「上の兵法の書とあわせて、セットで見るとわかりやすいページもあったはずじゃ。参考としてもう一度貼り付けておこうかの」
「というわけで、みんなのママでちた!!」
「うむ、なかなかのママじゃったな!」
「言語。そろそろ。ママという概念が。なんだかよく。わからなくなってきた」
「ママは奥が深いのじゃ。さて、んでは今日の講義はここまでかのう?」
「う~……」
「どうしたんじゃ? いきなり悩みだして」
「実は、パパから、この人の紹介もちておくように言われているのでち……」
「確認。これは……」
「ふむ、とりあえずは貼り付けじゃ」
「魔王軍の敵、勇者アーシェラでち……!」
「成程。敵の紹介なので。気が進まなかった。ということ」
「う~……なんで勇者の紹介をちないといけないのか、わからないでち!」
「それはあれじゃな、まずは戦うべき敵を知ることも大切、ということじゃ!」
「性能。ここで勇者について学んでおけば。いざ戦うときに。優位に立てるというもの」
「ん~、それもそうでちね! なら、勇者アーシェラも、ここで徹底解剖でち!!」
「まずは種族は『女』『人』『騎』は見た目通りじゃな」
「あの勇者は剣から炎を放っていたので、『炎』がつくのも納得でちね」
「特攻。得意とする種族が。実に多い。魔族やアンデッドは。大ダメージを食らいそう」
「『樹』にも大ダメージだなんて、自然にやさちくないでちね……」
「なんだか普通に強そうじゃのう……」
「性能。『必殺増加』。『致命必殺』。『心核穿ち』。『確率追撃』。どれも。敵を討つための強力なスキル」
「ちかもこの勇者、ガーダーでもないのに『前進防御』で仲間ユニットを守るんでちよ!」
「そして本人は、『堅守体躯』やら『ブロック』というような防御スキルがあるため、なかなか倒れないというわけか。厄介じゃのう」
「質問。『運命改変』という。初めて見るスキルがあるけれど。これは?」
「え~と、勇者アーシェラは、未来を視れるとかいうずるい能力があって、それを使って運命を取捨選択できるとかなんとか……ちょっと説明が難ちいでちね」
「大丈夫じゃ。そんなこともあろうかと、こちらのページも用意しておったのじゃ」
「確認。つまり。事象の確率を操作してしまう。神の歯車のような。スキル」
「神の歯車が何かはわからないでちけど、つまりはそういうことでちね」
「ということは、アーシェラの持つ『必殺増加』や『ブロック』、『確率追撃』なんかは、『運命改変』によってスキルレベル以上の高確率で発動してしまうわけか!」
「厄介。未来が視えるだなんて。ずるいにも。程がある。ギャンブルをしたら。大儲けが確実」
「勇者アーシェラは生真面目なのでギャンブルとかはちなさそうでちけどね。まったく、異能の持ち腐れでちねえ」
「なるほど。生真面目すぎるところに、何かしらつけこむスキがあるのかもしれんのう……」
「以上。今日の紹介は。イシュタルと。アーシェラの二人」
「勇者はともかく、ママを知ってもらえてうれちいでち! 本当はもっとたくさん教えたいでち!」
「まあ待つのじゃ。今度イシュタルに直に会ったときに本人からも色々聞きたいので、今は我慢じゃ」
「後日。遊びにいくので。その時は。一緒に糧食でも。食べながら。お話しよう。約束」
「わーい、やったー! 約束でちよー!! では、そろそろ帰ってママに褒めてもらうでち!」
「うむ。迷子にならんように、真っすぐ帰るんじゃぞ?」
「そんなわけで、イシュタルとアーシェラの紹介だったのじゃ」
「母親。イシュタルが。すべての魔物の。始祖であり。母親のように。慕われているということは。把握できた」
「勇者アーシェラも強そうだったのう。未来が視える奴なんてどうやって倒せばいいのやら……」
「連絡。それでは。恒例の。お知らせごと」
「おおう……。なんか、今日の夕方までは普通のイベント告知だった気がするのじゃが」
「事情。コロナウイルス感染症の拡大状況に伴い。まん延防止や安全確保の観点から。配布イベントを予定していた。美少女ゲームフェア『キャララ!!』そのものが。無観客開催と。なってしまったとのこと」
「なるほどのう。それでは延期も仕方ないのう……」
「謝罪。もし。秋葉原に行く予定を。入れてくれていた人がいたら。申し訳ない」
「ちゃんと開催が決まったら、改めて告知するのじゃ! その時のためにも、レシートなどは念のためとっておくのじゃぞ!!」
「あと、お知らせと言えばこれなんじゃがな……」
「疑問。プレオーダーストアは。先日の日曜日が締め切りで。すでに。終えたものかと。思っていたけれど」
「すまん。あれは間違いじゃった! どうやら、1月30日(日)の深夜24時が本当の締め切りだったようじゃ!!」
「愕然。気づかなかった。ということは。今週はまだ。買い物できるチャンスが。残されていた?」
「ちーとばかし、英語と日本語の間で、情報伝達がうまく行っていなかったようじゃのう」
「語学。こういうことのないように。スタッフたちには。英語をもっと。勉強させておかねば」
「まあ、何はともあれ次の日曜日までは買い物できるのじゃ!」
「さて、それでは本日のブログ記事はここまでじゃな」
「完了。発売後も。何か紹介するかもしれないけれど。とりあえず。発売前のVBS日記は。これが。終わり」
「まあ、あと3日の間にスタッフに引っ張り出されたりすることがなければ、じゃがな」
「休息。今週は。金曜日まで。果報は寝て待ての精神で。布団の中で。過ごしたい」
「冬眠するときは、せめてちゃんとたっぷり栄養を取ってからにするのじゃぞ。では、ユーザー諸君は人間じゃから、あまり冬眠とかせんようにな! でわの!!」