さて、2018年も最終日、皆様におかれましては、どんな1年だったでしょうか。
今年を表す一文字では『災』が選ばれたそうですが、確かに天災に悩まされることの多かった1年だったような記憶があります。
美少女ゲーム業界においては、ここ数年に渡って続く不調の波は相も変わらず高く、かつてのトップメーカーが廃業してゆくなど、古くから業界で働く者にとっては一抹の寂しさを覚えることも多い1年でした。
一方、弊社もここ数年、不況の影響は確かに感じており、現状を打破する一手として、クラウドファンディングを用いた海外版の開発というプロジェクトを立ち上げました。
元々、海外の美少女ゲームユーザーからある程度熱望をされていたことに加え、日本のユーザー様からも多くの支援を頂いた結果、目標額を大きく超える金額を集めることに成功しました。
白系・ストーリー重視系のタイトルでのCF成功例はありますが、完全陵辱寄り・SLG作品という前例が少ない中、様々な方のご指導を賜り、プロジェクトの成功……というより、スタート地点に立つことが出来ました。
改めて謝辞を述べさせて頂きます。
制作も開始されていますので、来年には追加要素などについても詳細が順次公開されていくかと思います。
過去に『VenusBlood:FRONTIER』を遊んだユーザーの方も、新たなエピソードやキャラクターなど、追加要素満載のインターナショナル版を是非遊んで頂けますと幸いです。
……あのユニットのお当番も、とうとう追加との噂が……!! 続報をお待ち下さい!
勿論、従来通りの『ガッツリ遊べてキチッとエロいゲームをリリースする』という基本部分についても、『VenusBlood:Lagoon』のリリースでもって応えることが出来ました。(発売を少々延期してしまいましたが……)
恐らく、まだ遊びきることが出来ないくらいのボリュームになっていると思いますので、冬休みの間にたっぷり楽しんで下さい。
また、これも新しい試みの一環ですが、VenusBloodシリーズのファンディスクとなるミニAVGの第2弾も3作品発売されます。
今までシリーズを買い支えて下さったユーザー様に対する返礼の1つとしても、楽しんで頂けますと幸いです。
更には、メリージェーン様によって、『VenusBlood:BRAVE』が初めてアニメ作品として発売されたことも、大きな出来事でした。
これも応援して下さっている皆様の声援が大きかったからだと感謝しております。
業界先細りと言われていますが、今年だけでも今までに無かった動きがこんなに増えたことは、まだまだ限界と言い訳をするのは速い、という事実の一端だと思います。
多くの関係者の方々、ユーザー様、そして心血を注いで作品を作り出してくれているスタッフに報いるためにも、諦めることなく、様々な手を尽くして頑張って行きたいと思います。
今年ももう残り僅かですが、皆様どうか良いお年を。