紹介。これがギアドラの。更なる仲間たち。

「楓と」
「ルナの」
「「お化けコーナー！！」」

「というわけで、わしがナインテイルのまったりしているマスコット、楓じゃ」
「紹介。私はルナ。デュアルテイルのあっさりしているマスコット」
「しかし気づけばすでに十一月じゃな。実に一ヶ月以上間を空けてしまったようじゃのう」
「多忙。スタッフたちからのお知らせも多く。私たちの出番がなかった」
「次のお知らせごとは週明けらしいので、今日はわしらが思う存分にギアドラのキャラ紹介をするのじゃ！」
「了解」

「なんだか怖そうな二人じゃのう。顔立ちからしてドＳっぽい二人じゃなあ」
「下品。人の顔立ちだけでサドだのマゾだの。ど変態だの色モノだのと。判別するのは良くない」
「お、おう……。では、変態か色モノかはさておき、まずはプロフィールじゃ。左側は弥勒じゃな」
「詳細。闇蜘蛛の弥勒。種族ヒューマン。職業忍者。属性は闇」
「闇蜘蛛の弥勒！！！　なんという、なんという格好いい名前なんじゃ！！！　ミロク・ザ・ダークスパイダー！！」
「名前。弥勒というのも本名ではなく。代々影使いの暗殺者たちに。受け継がれてきた名前なんだとか」
「どっかで聞いたような話じゃが、暗殺者とはまた物騒じゃなあ」
「性癖。彼女はどうやら。シズナにぞっこんらしい。シズナを肉欲の虜にしたいと。考えているんだとかなんとか」
「……変態の色モノではないか」

「詳細。カウラ・アハメス。種族ヒューマン。職業はウィッチ。属性は闇」
「娼館の経営者で、魔女とは！！！　恐ろしいほどのドＳフラグを立てておる女じゃな。しかも鞭とか持っておるぞこやつ」
「妖艶。色気もすごい。ただ。意外にも。人類全てが救われるようにと日々祈っていて。福祉活動にも積極的なんだとか」
「なんと。そうか、見た目が恐ろしいだけの善人じゃったか。外見だけで判断してはよくないのう」
「複雑。誰しも。一面だけで判断できるほど。単純ではないということなのだろう」
「うむ。わしの眼も俗世にまみれて曇ってしまっていたのかもしれんのう。では、眼の保養にカウラのおっぱいを眺める」
「巨乳。はちきれんばかりの巨乳」
「おっぱい揉みたいのう」
　
　

「でかすぎる！！」
「巨体」
「一応美少女ゲームじゃから、この二人で言えばマリアのほうをメインに紹介せねばならんのじゃが……」
「容貌。並ぶと無駄に目立つので。ささっとガイストから紹介。ガイスト。種族ホーン。職業バーサーカー。属性炎」
「ベスティアという組織に所属している一匹狼じゃな。どうやら詳細にも不明な点が多そうじゃ」
「詳細。単独行動が多いながらも。戦闘能力は凄まじいものがあるらしい。所有する大剣だけでも。横に並ぶマリアの身長を越えているかもしれない」
「うむ、こんな武器で襲われたらたまったものではないな。……しかしこの武器のデザイン、どこかで見た武器に似ておるのう」
「不明。楓の気のせいではないか」
「うむむ、一ヶ月以上も間が開くと記憶力も曖昧になってしまうのじゃ」

「詳細。マリア・ケイプ。種族ヒューマン。職業村人」
「村人とな！？　なんじゃ、戦士とか魔法使いとかと違って、ＲＰＧではあまり聞かない職業じゃなあ」
「村人。むしろ。一般人と表記したほうがいいのではないかとも思われる。プロフィールによれば。彼女は冒頭から盗賊にさらわれているらしい」
「なんつー不憫なプロフィールじゃ。まあ確かに、見るからに幸の薄そうな外見をしておるのう」
「薄幸。見るからに。せめてもう少し。幸運を呼び込むグッズなどを。身に着けてもバチは当たらないのではないか」
「そうじゃなあ。もし今度こやつと会う機会があったら、楓印のお守りの1つや二つ、首にかけさせておくかのう」
「楓印。ならば私も。ルナ印の。パワーストーンなどを首からかけさせる。ついでに鎌鼬印の鎌あたりも一緒に」
「マリアの首も色々かけられて大変じゃなあ」

「そんなこんなで、今回はここまでじゃ！　ルナよ、何かお知らせはあるか？」
「連絡。しいて言えば。ユーザー諸氏の気にしているであろう。体験版など。その他諸々の情報は。週明けあたりになるらしい」
「あとはあれじゃな、ボーカルコレクション１、２ともに発売したてのほやほやじゃ」
「余談。ＶＢＥとカメリアノートの曲がＪＯＹＳＯＵＮＤでのカラオケ化が決定したらしい」
「ほほう、ならばボーカルコレクションを買ってカラオケに備えて歌の練習じゃな！　よし、早速今からカラオケで歌の練習はどうじゃ！」
「性急。その前に腹ごしらえがしたい」
「それもそうじゃな。では仕事をしているスタッフの分までわしらがたらふく飯を食ってたらふく歌っておいてやろうかの」
「代理。スタッフの代理はなかなか大変」
「うむ。そんなわけで、ユーザー諸君も冷え込みに負けずにたんと飯を食って、カラオケなどで日ごろの疲れを発散させるのじゃぞ！　じゃあの！」