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ヴィーナスブラッド シリーズ

 物語は各作品毎に完結している為、シリーズ通してプレイしていなくても楽しんでいただけます。

双頭の肉蛇
 

 
   
 

【アリアンロッド】
「くっ、ぐぐっ……」


甘かった――と、アリアンロッドは今更に己の不明を 恥じていた。

部屋にフリードが訪れ、性行為を強要してくることは 覚悟していた。

だが、まさか、このような状況に自らが追い込まれる など、想像の外であった。

質素ながらも掃除の行き届いていた部屋は、今や触手に 浸食された異界と化していた。
床も壁も、天井すらも、不気味に蠢く触手に覆われて しまっている。

【フリード】
「不可解なものを見たってツラだな?
まさか俺の力が、チャチな触手の2〜3本を生み出すだけのものとでも思っていたか?」


女神の神力を取り込んだドラウプニルの……いや、 フリードの力は今や、限定された空間を結界内に 閉じ込め、異界へと変じさせることすら可能にして いた。

そして、至る所から伸びた触手が、アリアンロッドの 全身を瞬時に絡め取り、空中に宙吊りにしていた。

【フリード】
「いい格好だな。
ところで、今更暴れても遅いぞ。
すぐに抜け出せるとでも思っていたのか?」


見た目は柔らかそうな触手だが、女神が渾身の力を 込めても千切れることはない。 こうしている間にも神力を奪われ続けていることが、 彼女の存在をか弱い女性におとしめていた。

【アリアンロッド】
「くっ、ぐぅっ……んっ!」


アリアンロッドは腕を曲げようとするものの、触手に 押さえ込まれ、苛立ちを隠さないままフリードを睨みつける。

【フリード】
「そう怯えるな、今回は俺に奉仕させようって言うんじゃないんだ、むしろ気持ち良くしてやろうと思っている。
女であることの醍醐味を味あわせてやるよ」

【アリアンロッド】
「そう思うのなら……せめてこれを引っ込めろっ!」


彼女の秘部と肛門に今にも入り込もうと、軟体動物のように蠢く触手から逃れようと、身をよじって叫ぶ アリアンロッド。

秘裂に迫る一際大きな触手は、醜悪化した男根に おぞましい返しが無数に生えたシロモノだ。 そんなものに犯されるとあらば、女神とて平静では おられまい。

【フリード】
「何、気にするな、無理矢理ブチ込もうってワケじゃない。
ちゃんと準備は整えてやるさ、……こんな風にな」


アリアンロッドに絡みつく細い触手がザワリと動きだし、 柔肌をいやらしくなぞってゆく。

【アリアンロッド】
「ひっ!? くっ……」


【フリード】
「しかし、お前は見上げたものだな?
民の代わりにこんな真似を進んで引き受けるんだ。
人間相手にこんなものを使ったら、どうなるか分からないしな」


触手の動きや感触に怯んだアリアンロッドに、 フリードは世間話のような気楽さで声をかけ、 彼女の逃げ道を塞ぐ。

【アリアンロッド】
「くっ! 絶対民には手を出すなッ!
……手を出したら、刺し違えてでもお前を殺す!」


【フリード】
「そんな無駄なことを、どうして俺がしなければならないんだ?
こうしてお前で愉しませてもらっているのに、それをふいにする道理もあるまい?」


殊更に諭すような物言いに、アリアンロッドは唇を 噛んで黙り込む。

全てがフリードの思惑通り動く中、細い触手が アリアンロッドの乳首に絡みつき、もう一方では 秘部を押し開く。

【アリアンロッド】
「っ! はっ……んんくっ……」


【フリード】
「まだこの手の刺激には馴れていないようだな?
処女では無くなったというのに新鮮な反応だ」


【アリアンロッド】
「うるさいっ……黙れ!
おしゃべりしている間に終わらせればいいだろう!」


【フリード】
「それはもったいない、曲がりなりにも女神の裸だ。
じっくりと拝ませて貰うさ」


割り開いた秘部を、その上端に位置するクリトリスを 細い触手がそっと撫で上げる。

ドラウプニルによって生み出された触手は、フリードと 感覚を共有している。 自分の手足のように動かせるし、五感を同調させる ことすら可能だ。

【フリード】
(段々これの使い方にも慣れてきたな。これも神力を取り込んだお陰か……)

もはや自分の身体の一部となった触手を操りながら、フリードは更なる責め苦をアリアンロッドに与える べく、触手を柔肌へ這わせてゆく。

【アリアンロッド】
「ひっ!? んんっ……はっ、あ、ああくっ……んっ!
ふくぅっ! んんんっ!」

アリアンロッドは腰を捩って逃れようとするものの、拘束されている為それもままならず、しつこいくらいに 繰り返される陰核への刺激に嬌声を漏らす。

【アリアンロッド】
「はっ、んんっ、はぁ、くっ……んんっ!
はっ、あ、ああ、あぁ……んっ! んんっ!」

止めろと叫んでしまえば、喘ぎ声が漏れてしまいそうで、必死に声を押さえ込むが身体の反応は隠せない。

【フリード】
「ふん、乳首が尖ってきたぞ?
声を抑えても、身体がこうでは何の意味もない」


勃起した乳首の側面にシュルリと触手が絡みつき、ズルズルと動くだけで快楽が突き抜ける。
理性は触手を嫌悪していても、身体は悲しいくらいに 快楽に従順だった。

【アリアンロッド】
「んふくぅっ、んんんっ!
んんっ……はっ、あっ……んんっ、んく……っ!
ふぁあんっ!」


刺激から逃れようと身体をくねらせる姿は、まるで アリアンロッド自身が触手の一部となってしまった 様にも見える。

【アリアンロッド】
「はっ、くぅっ……んんっんんっ、は、あっ……くっ……」

そして必死に声を抑えているにもかかわらず、 彼女の身体はそれを裏切ってしまう。


ネチュル……


秘部から響き渡った浅ましい水音は、アリアンロッドの 耳にも、もちろんフリードの耳にも届いていた。

【アリアンロッド】
「くっ! はっ……くっ、ち、違う、これは……っ!」


その音の意味に気付いて、アリアンロッドは耳まで 赤くしながら、フリードの視線から逃れるように顔を 背けた。

【フリード】
「ククッ……いい加減、肉欲を否定するのはやめろ。
女の身体というのは、こうなるように作られているのさ。
人間であろうと、魔族であろうと……そして……」


【アリアンロッド】
「くっ! うっ……ぐっ……っ!
さ、さっさと済ませろっ、んっ……はぁ、はぁはぁ……」

女神であろうとな、と続くはずだった言葉を、 アリアンロッドは叫びで断ち切った。

そうしなければ、我が身を責めさいなむ肉の誘惑に、 心を乱されてしまいそうだった。


ネチュルッ、ネチュ……


そんなアリアンロッドの深奥を見抜いたか、フリードは 殊更に優しく、官能を引き出すように触手を繊細に 這わせていく。


 
   
 

【アリアンロッド】
「んくぅっ……んっ……つくっ!
んんっ、弄るっ、必要は……無いだろうっ!
んぁ、はぁ、んんっ……」


肉欲に怯えるアリアンロッドをなぶるように、触手は 彼女の敏感な箇所を執拗に愛撫してゆく。
その動きは、人間にはおよそ不可能な動きで、ただで さえ肉の快楽に不慣れな女神の身には辛い。

両の乳首とクリトリス、背中と脇腹、尻のすぼまりまで、 あらゆる箇所に刺激を与えられ、アリアンロッドは あっという間に息を荒げてしまう。

【フリード】
「大分出来上がってきたな。
それでは、お望み通りにさっさと済ませるか。
ああ、そうそう……言っておくが、無理に身体に力を入れない方が良いぞ?」

【アリアンロッド】
「んっ、はぁ、はぁはぁ……何故だ?
ひ――っ!?
あぐっ! んんんんんあっ!?」


 
   
 

【フリード】
「こうなるからだ」

秘部と肛門に、極太の触手を突き入れられ、衝撃と 苦痛に顔を歪めるアリアンロッド。
その様を見下ろし、フリードは酷薄な笑みを口の端に 浮かべた。

【アリアンロッド】
「あぐっ! っはっ、ぐっ!
あ、あんなものをっ……   私の中にっ……んぐっ!
んむっ!  はぐっ……は、あ、あ、あぐっ……」


【フリード】
「遅かれ早かれ、こうなるのは分かっていただろう?
せめて辛くないように、準備してやったというのに、そんなに睨まれては立つ瀬がない」

冷めた表情で肩をすくめるフリードを、アリアンロッドは 刺すように睨み付けるが、触手が蠢くと、そんな抵抗も 消し飛んでしまう。

【フリード】
「しかし……尻穴は初めてだったか?
そいつはすまなかったな。
だが、使えるようになっていた方が良いぞ?」


ズジュルッ!


【アリアンロッド】
「んぐぅっ! おぉっ、おっ……ぐっ!
そ、それ以上っ……入らないっ……
わ、分かっているだろうっ! んっ! ぐぅううっ!」


ペニスで言うならばカリに当たる部分がいくつも瘤の様に 並んでいる触手の先端が体内に押し込まれ、切羽詰まった 声を上げるアリアンロッド。

【フリード】
「話す余裕があるのなら、まだ入るはずだ」


ズジュルッ……


無慈悲に言い放ち、フリードは触手を更に肉壺の奥へと 侵入させる。

限界以上に押し広げられた尻穴に、濁った音を立てて 触手が潜り込んでいく様は、グロテスクを通り越して 冒涜的ですらある。

人間ならば死ぬかも知れない責め苦も、女神の身体は 受け入れてしまう。
それは救いではなく悲劇でしかない。

【アリアンロッド】
「うぎいぃいっ! ぐっ!
はっ……はっ、ぐっ、あ、あぁあ、あぁあああっ……あぐっ……あ、あぁあ、
はっ、んぐぅっ、んんっ! 止めろっ、おぐぅううっ!」


そのアリアンロッドの願いは、叶う。

尻の穴も膣穴も内側から押し広げられ、千切れてしまい そうなほど伸びきった状態で触手の動きが止まったのだ。

【アリアンロッド】
「あ、ああ、あがぅっ!
んんっ、ぐぅうっ、おっ、おぉおっ……あぐっ……」

全てが開ききった状態で止められたアリアンロッドは、 腰を跳ね上げつつ声を上げ続けた。

【フリード】
「どうだ? 望み通り止めてやったぞ?
随分と広がりきっているが……このまま止めておいて、
腕が突っ込めるほど拡張されるのが望みなのか?」

【アリアンロッド】
「ちがっ、違うっ、んぐっ!
はぐっ……あ、あ、ああぐっ、あぁあっ!」

言葉を発することで身体が僅かに揺れ、その振動が 開ききった肛門と膣を虐めた。

触手と感覚が繋がっているフリードは、女神の肉が もたらす快楽を心地良く甘受しながら、目を細めて 哀れな痴態を観察するだけだ。

アリアンロッドを……いや、女神をほしいままにして いる充足感は、ただの女を屈服させた時のなどとは 比べものにならない。

【アリアンロッド】
「はっ、ぐっ、あ、あ、あ、あぁああ、あぁああ……
はぐっ、あ、あぁ、あああ……」

アリアンロッドは眉根を寄せて目をつぶり、だらしなく 口を開いたまま唾液を垂れ流す。

それは少しでも痛みと苦痛を和らげる為の行為だったが、 獣と言うに相応しい有様だった。

【アリアンロッド】
「あぐっ! つっ! くぅっ、ひ、広げたままにっ、
するなぁっ、んんくっ、はぐっ、は、ああうっ、
ああ、あっ! んくっ、んんっ!」

【フリード】
「ああ、すまん、動かして欲しかったのか。  ご希望に添うとしよう」


ズリリ……


 
   
 

返事の前に動き出した触手は、ゆっくりと抜けていく。

張り詰めていた膣穴と肛門が徐々に戻り、 アリアンロッドの身体から力が抜けていく。

【アリアンロッド】
「はっ、はぁあ、あぁあ、あ……ああ、ああ……はぁ……」

痛いほどに広げられていた部分が元に戻り、安堵したのも 束の間、次の瘤が再び2つの穴を広げ、抜けていく。

【アリアンロッド】
「はっ、ぎぅっ! んんんんっ! あ、ああ、ああっ!
ああぅっ、くぅっ! は、んっ……ぐっ……  は、あ、あぁああああああ……」


凶悪な返し部分に膣壁と腸壁を無遠慮に削られながら、 アリアンロッドは悲鳴のような嬌声を上げる。

【アリアンロッド】
「ま、またっ、広がるっ……のかっ、んぎぃいっ!
ぐぅうううっ! あ、あああああっ!  はっ、んぐぅうっ、んんんんっ!」


ヌジュルッ……ヌジュッ……


カリ部分が引き抜かれたことで、掻き出された愛液が 絡み合い、淫猥な粘着音を立てる。

【フリード】
「良い具合にこなれてきたようだな。
こんなものでも受け入れてしまえるとは、なかなかに才能があるんじゃないか?」

フリードの揶揄に、アリアンロッドは息も絶え絶えに なりながら反発した。

【アリアンロッド】
「ふっ、ぐぅうっ……んぐっ……んっ、んくっ、
はぁはぁはぁ……もう、終わりならっ、離せ……」

【フリード】
「馬鹿なこと言うな。
やっと下準備が整った所だろうが。
これからだよ、本番は」


ズニリュッ、ブチュゥ!


 
   
 

【アリアンロッド】
「んぎぅっ!? んんぐぅっ! んんんっ!
またっ……同じかっ、んくぅうっ!  ぐぅううっ! んんっ!」

【フリード】
「いや、少し趣向を変えてやろう……まだ少し狭いようだからな、交互に動かしてやる」

【アリアンロッド】
「ひっ!? んくぅっ! はっ!  あ、ああぁ、あああっ!
くふぅうっ! あ、ああぅっ!  ああ、ああっ! よ、よせっ、んふくぅうっ!」

女神の口から漏れ出した声は、苦痛の底にどこか 甘い響きを滲ませていた。
動かされる度に、漏れ出す声が止まらない。


ズチュッ、ズジュルッ!


【アリアンロッド】
「ふぁあ、あああ、ああ、よ、よせっ、んくっ、
こ、こんなのはっ、違うっ、んふっ、んふぁ、
あ、あああっ! 違うっ、ぅうっ! あああっ!」

もちろん苦痛が主なのは間違いないが、先ほどまで キチキチに締まるだけだった2つの穴は、交互に 突き込まれる触手を徐々に受け入れてしまうほど、 慣れさせられていた。

故に、動けばそれだけアリアンロッドの嬌声は 高く響き渡る。


ズニチュッ、ズジュッ、ズニチュ!


【アリアンロッド】
「くふぅうっ! んくっ、んんっ! あぐっ! はあ、あぁあああっ!
よせっ、こんなのはっ、違うっ、ああ、ああああ、違うぅうっ!
んくっ! ああぁっ!」


ブジュルッ、ズジュルッ!


今や触手の表面は、それ自身が分泌する粘液に加えて アリアンロッドの体液で濡れそぼっている。
粘着質を増した水音が嬌声と混じって、触手蠢く空間に 満ちてゆく。

【フリード】
「随分盛り上がってるな。
俺のモノより、触手の方がお気に入りか?」

【アリアンロッド】
「ふぁああああ、ああっ!
は、くぅうっ……んっ!  あぐっ、ああっ!
んんっ、んんっ、こ、こんらのはっ、違うぅうっ!
んぐぅっ! はっ、あああっ!」

あるいは身体を守るように丸めることができれば、 耐え切れたかもしれないが、今のアリアンロッドには それさえも許されない。

身体がどうしようもなく感じてしまい、火照る様子も 愛液が流れる様子も、それによって上がる声も拘束 された状態で全て晒されてしまう。


ズジュルッ、ズチュッ、ズジュン……


【アリアンロッド】
「くふぅうっ! んんっ! いやぁあっ!
違うっ、こんなのっ、こんなのは私じゃないぃっ!
あぐっ! 違うっ、違うぅうっ! ん、んんっ!」

【フリード】
「恥じることはない、既に処女ではないんだ。
身体が覚えてしまった悦びが、表に現れているに過ぎん」


ズジュルッ、ズジュゥウッ!


【アリアンロッド】
「いやぁあっ! 止めろっ、もうっ、もうぅっ!
これ以上辱めるな! んくぅっ! んっ!
身体が反応しているのはっ、認めるっ、だから……」

せめて触手などという、醜悪な化け物に犯されるのは 許して欲しい……アリアンロッドの目は懇願していた。


――が。


【フリード】
「ほう? 認めてくれたのなら、もっと極上の快楽を与えてやらねばな。
さあ、たっぷりと味わえ――!!」


ズジュウルッ、ズジュ、ズジュゥッ!


 
   
 

【アリアンロッド】
「ひぐぅうっ! ひっ! んふぐぅう! んむぅうっ!
あ、ああ、ああっ! ダメだっ、もうっ、んあぁ、
ああ、あああああっ! はっ、んくぅううっ!」

四肢が指先までピンと伸びきり、それでもぎゅっと 歯を食いしばり、アリアンロッドは押し寄せる快感に 耐える。

【フリード】
「くくっ、苦痛などとっくに感じていないか。
マンコもケツも、すっかり触手がお気に入りだ。
こちらも相応にもてなしてやろう」

フリードが指を鳴らすと、細かな触手も再び全身を 舐めるように這い回り始める。

【アリアンロッド】
「ひっ! あ、あ、ああぁあ、あああああっ!
うごっ、かすなぁっ……んんふぁ、あ、あぁあっ!
あくぅっ、あぁああっ!」

太い触手が膣穴、肛門をゴリゴリと削るように出入りし、 細い触手が乳首やクリトリス、陰唇のヒダの細かい部分の 隙間に入り込んで刺激する。

むずがゆさと強烈な快感の間に晒され、性に関して 未熟なアリアンロッドの身体と精神は一気に限界へと 転がり落ちてゆく。

【アリアンロッド】
「ふぐっ! んんっ、はぁ、あ、あああ、あああっ!
もうっ、終われっ、んくぅっ!
これ以上っ、これ以上はっ、んっ、はぁ、あぁあ、む、無駄だっ!」

【フリード】
「そうか? さっきは認めたんだ。
後は受け入れるだけだろう?
何、もうすぐ絶頂が訪れる、自然と受け入れるさ」


ヌジュルッ、ネチュゥウッ!


【アリアンロッド】
「んくぅううう! んんっ! んっ!
はっ、はっ、んふくぅっ! んっ、そんなものっ、
無いっ、んぁあ、あ、あるはずっ、無いぃっ!」

全ての状況が明らかであるにもかかわらず、 アリアンロッドは頭を左右に振り必死に抵抗する。

【フリード】
「受け入れろ。
そうすれば楽になって、快感を耐えずに愉しむことができるんだぞ?」

正に悪魔の囁きをアリアンロッドに投げかけながら、 触手の動きを早めていく。


ズニッチュ、ズジュル!


【アリアンロッド】
「ふくっ、んんっ!
んんっ! んっ、はぁあ、ああ、ああっ! ああぁあぅっ!
いやああ! いやらっ、いやぁあ、あ、あああ、あ、止まれっ、とまれぇっ!」


ズジュルッ、ズジュッ、ズジュゥウッ!


触手の抽送はますます激しくなり、愛液が飛沫となって 周囲に飛び散る。
返しに引っ張られめくり上げられた秘壁が、鮮やかな 桃色の内壁を晒し、更なる恥辱をあおった。

【アリアンロッド】
「ひぃいいいっ! ひっ、ひくっ! ひぐぅっ!
んんむぅっ、んんっ! あ、あああ、ああ、あああ、っ!
違うぅっ、違うっ、違うぅうっ!」

【フリード】
「何が違う?
前も後ろも美味そうに醜い触手をくわえ込んで、
顔は快楽でだらしなく弛緩しているのに?」

【アリアンロッド】
「ち、違うぅうっ!
こ、こんらのはっ、私じゃっ、ないぃいっ!
んふくぅっ! 違うぅっ!  んぁ、あ、ああ、あああああっ!」

【フリード】
「そうか、そんなに認められないのなら……否応もなく理解らせてやるよ」

これだけ快楽と肉欲を刻みつけても、未だ折れきらない アリアンロッドの心に、フリードは呆れと苛立ちを 覚え、触手に更なる動きを加えた。


ズジュル、ズジュッ、ズジュルッ、ズジュ、ズジュゥ!


【アリアンロッド】
「ひぐっ! ひっ、ひぃいんっ!
ひ、ひっ、ひぁあ、  あ、ああぁああっ! はっ、はぁああ、はああっ!
あくぅっ、んっ、ああ、ああああ、ああぁああっ!」

どこか女神の身体を気遣っていた触手の抽送は、肉体の 破壊すら厭わぬような激しい動きに変わり、快楽という より刺激を与えるだけのものになった。


ズジュルッ、ズジュッ、ズジュルゥ!


【アリアンロッド】
「はっ、はあぅうっ! ああ、ああ、あああ、ああ、
やめろぉっ、やめひぇっ! んひぅうっ!  ひいぃっ! ひぅうっ、ひぃいいっ!」


ブチブチと細い触手のいくつかが引きちぎられるが、 拘束された身体は動かない。

秘裂に出入りする触手は、アリアンロッドの子宮口を えぐるように先端を叩きつけ、固く閉じられた入口を 激しく刺激する。

【アリアンロッド】
「ひゃぎい……っ!?
奥、おく、はっ、ひゃめえっ!  無理、だ、から……っ!!
そんな、おっきの、絶対にぃっ、はいら、ひぐ……ッ!?」


そしてアリアンロッドは全てを晒したまま硬直した。


ズジュルッ、ズジュッ、ネチュッ、ズジュゥ!


【アリアンロッド】
「ひっ! あ、あ、あ、ああぁ、ああぁああっ!」


 
   
 

ビュブルウッ、ビュブッ、ビュルルル!


触手の先端から突如溢れ出した白い粘液、それこそが とどめとなった。

【アリアンロッド】
「ひっ!? んむぁ、あぁああああああああああああっ!」


絶頂に暴れる自分の身体から目を反らすように、 アリアンロッドの目がきつく閉じられた。

【アリアンロッド】
「あ、ああ、ああぅっ! んくうっ、んっ……  は、はぁはぁはぁ……んくっ……んっ!」


僅かにこじ開けられた子宮口から、汚らしい粘液が 注ぎ込まれる感触に、アリアンロッドは絶望と恍惚を 同時に味わう。

【アリアンロッド】
(人どころか……こんな、こんな汚らわしい化け物に、
犯されて……注ぎ込まれて……っ!
こんな、女神の私が、こんなあ……っ!!)



ビュブルッ、ビュゥウッ!


収まり始めた身体の痙攣に活を入れるように、触手が 新たな粘液を吐き出す。

【アリアンロッド】
「!? んんふくぅっ! あ、ああ、ああ、もうっ、
中はっ、一杯っ……だっ……んくぅっ! もうっ、う、
動かすなっ……んくっ、ふぁ……あ、ああ、ああ……」


 
   
 

心はどれほど否定しようとも、身体はブルリ、ブルリと 痙攣し、注ぎ込まれる白濁に反応してしまう。

【フリード】
「ふふっ、そいつはお前の絶頂に反応してくれただけだ。
その証拠に随分と気持ち良いはずだぞ?」


アリアンロッドが絶頂に達したことは、触手を通じて 神力を奪い取ったフリードにはお見通しだ。

神力はドラウプニルを通してフリードの全身を巡り、 新たな力となって心身を充足させた。

【アリアンロッド】
「っ! くっ……はぁはぁはぁ……んっ、はっ……
んっ、勝手に……言っていろ……んっ、私は……」

【フリード】
「絶頂はしたが、そのことは認めない……と。
強情もここまでくると、褒めてやりたくなるな」

【アリアンロッド】
「……相手が望まないものを与えて……っ!
はぁはぁはぁ……悦に入るのが楽しいなら……、ずっとそうしていれば良い……!」

【フリード】
「ふむ……望まないものか、お前の身体はかなり反論がありそうだが?
今も、俺の触手を咥えて離そうとしていないぞ」

【アリアンロッド】
「なっ!? くっ……あ……」


ブジュルッ、ブジュル、ビジュッ……


 
   
 

【アリアンロッド】
「ふぁああぅうっ……あ、あぁ、ああぁあ、んふくっ……
んんっ、ふっ、あぁあ、んっ、んんっ……
あ、あふぅっ、あっ……うぅっ……」


アリアンロッドが力を抜き、触手が引き抜かれると同時に 大量に落ちてきたのは中に吐き出された触手の粘液だった。

【フリード】
「やはり、随分と楽しんだように見えるが?
この量は、しっかり反応していないと出ない量だぞ?」

アリアンロッドはその言葉に食いつきそうになる自分を 押さえ込み、怒りか羞恥を押し殺して答える。

【アリアンロッド】
「そんなもの……お前が言っているだけだ……
んっ、はぁはぁはぁ……んくっ……」

【フリード】
「それなら早く起きたらどうだ?
既に触手の拘束が無いのは分かっているだろう?」

【アリアンロッド】
「っ! くっ……」


ボタタ、ボタ……


言葉に反応してしまい身体を動かすと、ヒクつく秘裂 から大量の白濁が零れ落ちた。
頬を真っ赤に染め、止めようとするも虚しく、白濁は とめどもなく流れ出てゆく。

【フリード】
「どうした? もう終わりだと言っているのに、そんなに俺に見て欲しいのか?
それとも物足りなくてそうして足を開いているのか?」

【アリアンロッド】
「っ! うっ……くっ……んっ……
んっ、は、んっ……は、ああ、あぁぅっ……んっ!」

挑発に乗り身体を捩ろうとするが、全く動いていない。

アリアンロッドの腰は快楽の余り抜けてしまっていた のだ。

その為、腰を動かそうとすればそれだけ甘い疼きが 余韻として腰に広がってしまう。

【アリアンロッド】
「っ、んくうっ、ふぅっ……んっ、は、んっ……
は、あ、ああ……んっ……」

【フリード】
「やれやれ……そんなに甘い声を出しておいて、説得力もないが……。
まあ、どちらにしろ、身体は覚えてしまったはずだからな。
強い快感と絶頂の悦びを……」

【アリアンロッド】
「…………」

アリアンロッドの反論を待つこともなく、フリードは 彼女を触手の群れの中に置き捨て、背を向けた。

あの触手空間は、フリードの力によって一時的に現出 したものに過ぎない。
放っておけば、すぐに元の部屋へと戻るはずだ。

【フリード】
(そして、その悦びを受け入れるしかなくなった時、
女神は俺の忠実な下僕となる……!)

奪い取った神力の感触に目を細めながら、フリードは 次なる戦略を頭の中で巡らせ始めるのだった……。


 
 
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制作 dualtail
販売 ninetail