物語のあらすじ

　女神悪堕ちSLGとして人気を博したVenusBlood FRONTIERのその後の物語。
　浮遊樹大陸ユグドラシルでの戦いを征したロキは、地上に新たな国家を創ろうとしていた。一方、かつての主神オーディンは、覇王ロキの後宮を作り、その女主人に収まる。

「若殿には必要であろう？　ありのまま振る舞える憩いの場所がのぅ」

　覇王の世継ぎを生み、育てるため……そんな大義を胸に、彼女は後宮にやってきたロキに情熱的なアプローチを仕掛けていく。

絶対神オーディン

「さぁさ、もっと近う寄れ。若殿の腕で、妾を抱きしめてよいのじゃぞ」

　オーディン（cv.安堂りゅう）

　かつてはユグドラシルの主神として、四季の女神を束ねていた神族の中心的存在。だが戦乱の中でロキの従属神となり、その将来性に惚れ込んで、自ら仕えることを選んだ。今回は新皇国の後宮を取り仕切る女主人として、ロキの身の回りの世話をする一方、隙あらば自分の魅力で骨抜きにすることを狙っている。