ティエラの膣内に白い白濁がぶちまけられる。
その更なる衝撃に、絶頂を迎えていたティエラがびく
びくと身体を震わせた。

【ティエラ】
「当たって……、奥に……雅也さんの……出て、ぁ、
  熱い……あふ……ぁつ、ひぁ……んんっ」

雅也自身が射精を繰り返し、小さく跳ねるたびに、
ティエラも声と身体を跳ねさせる。

やがて、射精を終えた雅也が自分自身を引き抜くと、
大量に吐き出された白濁が、狭い膣内から出口を求めて
秘裂から零れ落ちた。

【ティエラ】
「……はぁ、はぁ、はぁ……。
  雅也……さん……」

何かを言い募ろうとするティエラの唇をそっと塞ぎ、
二人は抱き合って快楽の余韻が引くのを待った……。

 

【雅也】
「……疲れましたか?」

共にベッドに潜り込んで、しばらく休んだ後、雅也が
ポツリとティエラに問い掛ける。
その言葉を聞いて、ティエラは微笑みながら首を横に
振った。

【ティエラ】
「いいえ、大丈夫です。
  ちょっとは疲れましたけど、眠れば平気です。
  あ、でも……」

【雅也】
「……でも?」

聞き返した雅也に、ティエラは少しだけ舌を出して、
悪戯っぽく微笑う。

【ティエラ】
「暖かくして寝れば、もっと平気だと思います……」

言いながら、瞳で問うてくる。
『そばに寄っても良いですか』と。

可愛らしいお願いに、雅也は笑みを深くして、向かい
入れるように手を広げた。
ティエラは目を細め、雅也の腕の中に身を寄せる。

【雅也】
「お疲れ様でした。
  また明日も、頑張りましょう」

うっとりと雅也の胸に頬を寄せて、ティエラが頷く。
もう、目が半分ほど閉じてしまっていた。
一定以上の疲労を覚えると、休眠モードへ移行する
ようになっているからだ。

【雅也】
「お休みなさい、ティエラ。
  ……良い、夢を」

ティエラの額にキスして、そっと呟く。
夢を見られるかは分からないが、しかしそれでも、
そうであればいいと願いながら。

【ティエラ】
「……はぃ……おやすみ……なさ……い……」

キスの感触に微笑みながら、ティエラは眠りへと落ちて
いったのだった……。