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VenusBlood:FRONTIER英訳企画
支援額100%突破記念開発者コラム

「こんにちは! ナインテイルのディレクターのけ~まるです!
 VenusBlood FRONTIER 英語化プロジェクトは無事100%の支援を達成しました!
 皆さんの情熱的な支援のおかげです! 本当にありがとうございます!
 そして、残り期間はわずか!
 ストレッチゴールの達成に向けて、さらに盛り上がっていきましょう!
 さて。今日は、VenusBlood FRONTIER の魅力的な登場人物について、 シナリオを担当しているあくまっこ(当時はライター名:久巳友和)の視点で、 語ってもらいたいと思います!
 さぁ、どうぞ!」」

「VBFの世界では空に浮かぶユグドラシル大陸を舞台に、神族と魔族の覇権を掛けた争いが描かれます。
 ユグドラシル大陸は中央のヴァルハラを中心に5つの国があって、それぞれを女神達が統治しています。
 主人公のロキは各国に攻め込んで、女神達を攻略していくわけだけど、当然、彼女達には魅力溢れる個性があるし、国ごとの特色も違うんですよ」

「北欧神話に四季の女神という概念を取り入れるアイディアを出したけど、それがうまく女神たち独自の個性を表す特徴にもなりましたね」

「最初に攻略することになる女神ティルカは、ヴァルキリーをモチーフにしたスタンダードなキャラ。
 凛々しくも優しく、騎士としての強さと、女性としての包容力を持ち合わせているんです。
 主人公ロキの母親とそっくりの容姿をしていて、その謎はストーリーの根幹に関わってきます。ロキとの関係の変化にも注目ですよ」

「メインヒロインとして、王道ともいえる騎士を象徴するヒロインですね。
 ただ、いわゆる気が強い系の騎士少女とは違って、優しさ、華麗さが強調されているところが、 それまでVenusBloodシリーズのメインヒロインとは大きく違う特徴にもなりましたね」

「戦いの神として名高い女神トールは、アマゾネスを率いる勇猛な女将軍として登場します。
 女神だけど、なんというかとても男らしい性格で、規格外のタフネスを誇りますよ。
 自らの強さを誇りにしている武人ですが、女ばかりのアマゾネスの中にいるためか、意外と男慣れしていなかったりと可愛いところもあるんです」

「金髪ロングヘアのアマゾネスの女王的なワイルド女神!
 男勝りな女性が、実は男慣れしていないというのは、なんとも可愛いですね!」

「うん。次は秋の国フォルクを統治する女神フレイヤ。  ユグドラシル最大の穀倉地帯を統べるだけあって、 豊穣を司り、芸術を愛する多芸な女性だよ。他の女神より人間との繋がりが深く、人間の夫を持っていた未亡人でもあります。
 そんな愛情深い彼女が、ロキとの戦いと交流を経てどのように変わっていくか、目を離せないですね」

「まさに母性を象徴する女神。最も包容力がありそうで、年上好きのユーザーさんはフレイヤさんが好き!
 という方も多いですね。北欧神話系のゲームでフレイヤさんが黒髪、というのもかなり珍しいのではないでしょうか」

「雪の国グラーズを統治するのは、一見ひ弱で、オドオドした雰囲気をまとった女神リグレットです。
 本好きで内向的な彼女は、女神達の末妹ということもあって保護欲を掻き立てるところがあります。
 だけどここ一番では精一杯勇気を出して、民を守ろうとする芯の強さは、彼女が紛れもなく女神であることを表していますよ」

「日本でも大人気の冬の女神リグレットは、世界でも人気でした!
 キックスターター前のお試しともいえるプレファンディアでの人気投票では、メインヒロインのティルカと 1位の座を争っていましたよ!」

「女神の中で最後の1人、ユグドラシル大陸を統べる主神オーディンは、見た目だけなら幼さの残る少女のよう。
 だけど実際は、叡智と威光を兼ね備えた主神にふさわしい力の持ち主なのです。
 常に尊大な物腰で相手を見下すけれど、力を認めた相手には別の一面を見せてくれるかもしれません。
 オーディンと彼女の統治するヴァルハラは、大陸屈指の戦力を持っているので、いきなり攻め込んでいったらかなりの苦戦を強いられるでしょう」

「最初のステージであるエッダを攻め落とした後、プレイヤーは次に攻める国を選べるのですが、 冬の国とヴァルハラを序盤で攻めるのは、日本のユーザーさんからはロリコントラップという名で呼ばれた まさに腕に自信があるプレイヤー向けの高難易度になるのも、面白いところですね。
 オーディン様を最速で攻略しようとした場合、主人公ロキの戦略眼がとても要求されるため、 最もエキサイティングな展開になるでしょう。もちろん、そうして苦労して仲間にしたオーディン様は強くて可愛いですぞ」

「そう、地域攻略SLGであるVBFは、最初に戦う女神ティルカを除き、進軍先を自由に選べるのです。
 目的地を攻略難度で選ぶか、好みのキャラで選ぶかはプレイの醍醐味になってきますね。
 ただしいつもプレイヤーの思い通りに戦況が進むわけではありません。
 魔界の皇位継承を目指すロキには強力なライバルがいて、同じ魔王候補の彼らが戦場を掻き回してくるんです」

「ええ。これは王位継承戦争でもあるのです。
 その地を守る女神と、何とかして攻略しようとしている魔族の王族たち。
 そこに割り込むロキ軍……。三つ巴の戦いが、シナリオをより深く、面白いものにしていますね」

「オーディンの守るヴァルハラを攻撃する、ウトガルド帝国皇女三姉妹の長女ヘル。嵐の皇女と呼ばれる女傑でもあります。
 ロキにとっては従姉にあたる人物だ。高い戦闘力とカリスマで、魔王候補の中でも有力視されています。
 弱肉強食の信念を持つ彼女に、如何に自分の力を認めさせるか。ヘルを従わせるにはそれが鍵になってくるでしょう」

「魔界皇女の長女で、魔界の大軍団長でもあるすごい人ですね。
 空戦ではティルカと同じか、それ以上に力を発揮する人です。
 仲間にできたなら、個人イベントでは意外な側面が見られるかもしれませんね」

「そして皇女三姉妹の次女フェンリル。勿論魔王候補の一人で、ヘルと同じくロキの従姉。
 彼女はサキュバスの血を色濃く引いていて、淫蕩で気まぐれで、享楽的なところがあります。
 フェンリルに人生を狂わされた男は数知れず、という噂です。
 そんな彼女に戦場を引っ掻き回されるのは厄介この上ないでしょう」

「自由奔放、ちょっぴり……というかとてもエッチで、楽しいこと大好きな、 真面目で責任感の強い長女ヘル姉さんとは真逆の性格をしているのが面白いですね。
 とはいえその実力も確か。謀略戦が得意な彼女との戦いは、色々な意味で苦戦を強いられるかもしれません!」

「次は皇女三姉妹の三女、魔王候補の一人ヨルム。
 見た目は幼いけど、やはりロキの従姉だ。短絡的で感情の抑制が利かないところがあって、 戦場では容赦のないバーサーカー振りを見せつけてくれます。
 ロキに強烈なライバル意識を持っていて、出会ってしまったが最後、躊躇なく襲い掛かってきますよ」

「日本の原作が発売された後のユーザー人気投票ではリグレットを抑えてなんと1位になったロリっ娘!
 ゲームをプレイしてみたら、印象ががらっと変わったヒロインでもあるのかもしれません。
 ぜひ、英語圏のプレイヤーは楽しみにして頂きたいですね。プレイ前の印象と果たしてどれくらい変わるのでしょうか!」

「ロキには、男性の従兄もいます。それが魔界の皇子であるイミル。
 彼は武闘派ではないものの、魔術や戦略を得意としている知性派の魔王候補です。
 底が伺いしれない油断できない彼を前に、ロキはどう王位継承戦を戦うのか、とても見どころになりますね」

「イミル兄さんは、中盤でも独特で重要な役割を果たすキャラクターですね。
 ぜひ楽しみにして頂きたいです!」

「魔界勢力の紹介の最後は、ロキが最終的に倒すべき目標としている覇王スルトと、その秘書官メニア。
 老いて尚強大な力を誇るスルトに、ロキがどう物語で関わっていくのか?
 そしてそのロキの動向に目を光らせるメニアは、どのように絡んでくるのか?
 こちらも見逃せない物語の要素になりますよ」

「まさに、大ボスの貫禄充分ですね、 メニアもロキの部下であるフェーナの姉であることが、体験版のプロローグでもわかることですし、 その姉妹の関係性の変化も、楽しみですね」

「このように熾烈を極めるユグドラシル戦争。ロキが戦いを勝ち抜くには、心強い味方が必要です。
 ストーリー開幕当初からその覇業を助けてくれる二人を紹介しましょう」

「ええ、仲間はとても大切ですからね」

「ケモノ耳メイド・フェーナとロキの関係は深い。フェーナは幼少の頃からロキに仕え、 お家没落を経ても変わらず、影に日向にロキを支えてきました。
 そんな彼女にロキは頭が上がらない。戦いでもプライベートでも、なくてはならない存在になっています」

「キックスターターの体験版で登場して、プレファンディアの人気投票から比べて、人気爆上げになっているようです。
 それはやはり、アンセンサードの体験版が出たからでしょうか……!?」

「かもしれないね。そして、人狼族のスナイパーであるガルムは、ロキの父親の代から従ってきた歴戦の兵。
 まだ戦力の整っていない序盤をはじめ、ガルムの力は様々な局面で役立ってくれることでしょう。
 気さくで全幅の信頼と忠誠を寄せる彼のことを、ロキも大いに頼りにしています」

「ヒロインの多いゲームの中で、男の仲間キャラは貴重ですね。
 物語中では、彼にしかできない役割もいくつか出てくるでしょう。楽しみですね」

「最後に、我らが主人公ロキ君も紹介しましょう。
 魔界の王族でありながら、いわれなき父親の罪で、突如として日陰者にされてしまった不遇の皇子。
 この物語は彼の逆転の物語であり、そして大切なものを取り戻すための戦いでもあります」

「最も若く、そして冷遇されている者が、自分の力と知恵で這い上がる物語……。
 エキサイティングでハラハラしますね!
 戦記物としても、とても興味がそそられます!」

「VenusBlood FRONTIER は、VenusBloodシリーズを爆発的に日本ユーザーに広めることにもなった出世作でもあります。
 海外の皆さん、ぜひ英訳版を楽しみにして下さいね!」

「ええ。たくさんの方々の協力で、英訳の実現はほぼ確実になっています!
 まだ支援していない方は、この機会にぜひ支援者になることを検討してください!
 もしストレッチゴールに到達すれば、VenusBlood FRONTIER はより多数の追加要素で 素晴らしいものになるでしょう!
 ここまで読んでくれて、ありがとうございます!」

 キックスターターは、日本時間の10/20(土)午前09:25頃まで受け付けています!
 英訳プロジェクトではありますが、日本語版も追加要素ありで、DLsite.comさんでの DL販売版同時リリースが確定していますよ。
 DL販売版よりも、キックスターターで支援するほうが少しだけお買い得になっています。
 勿論、販売された後にDLsite.comさんでお買い求め頂いても大丈夫です!

 またリワードには、新たに作られる予定のティルカ抱きまくらだけでなく、 もみまくらという、揉んで楽しめる立体枕も用意されています!
 他にも、色々なグッズがついてくるセットリワードや、 新規追加シーンのシチュエーション提案・投票に参加できる世界樹の吟遊詩人マネープールへの参加権など 興味深いグッズの情報が盛り沢山ですよ!
 キックスターターページは英語ですが、すぐ下に日本語訳ページへのリンクも作られています。
 ぜひ、支援を検討してみてくださいね。
 キックスターターの支援にはクレジットカードが必要になりますが、 もしクレジットカードを持っていない方や、ペイパルなどでの支払いのほうが望ましいという方は、 キックスターターが終了した後、一定期間だけ追加で、銀行振込とペイパルでの支援受付をしますので、 そちらに興味のある方は、キックスターター終了時のアナウンスにご注目下さいね。